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「タイラバ&SLJ&バチコン」なんでもアリの沖釣り釣行【三重】多彩魚種をキャッチ

TSURINEWS

タイラバでヒットしたアマダイ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

今回は私と釣り仲間の二人で三重県での船釣りを楽しみました。メインはタイラバと近海ジギングでしたが、SLJやバチコンにも挑戦。朝6時から12時までの6時間釣行で、アマダイやアカハタ、ソウダガツオなどを釣り上げました。

友人たちとなんでもアリの船釣り

今回は私と釣り仲間の二人で貸し切り状態での船釣り。メインはタイラバと近海ジギングですが、何でもできるように、竿も4本用意し、タイラバやジグ以外にワームなどいろいろ積み込んでの出船です。朝6時から12時までの6時間釣行でした。

※画像説明文入力位置※(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

当日の状況

朝から良い天気に恵まれ、早くも暑すぎる状態。海の状態は風も無く、波も無く、ベタ凪で、しかも潮も全く動かない、終始野池のような状態でした。

使用したタックル

1. PE2号のベイトリールに感度を重視した硬めのジギングロッド
100~200gまでのジギングと、ヘビーシンカーでのテキサスリグで根魚を狙いました。

2. PE0.8号のカウンター付きベイトリールでタイラバ
80~200gまでのタイラバを使いやすいバスロッドを流用しました。

3. PE0.8号のスピニングリールでスーパーライトジギング(SLJ)
30~70gまでの軽いジグを操作しやすいエギングロッドを流用しました。

4. PE0.5号のベイトフィネスのリールとロッドでバチコンに初挑戦

この4本で釣りを行いました。

釣行開始

6時に出船しました。まずは水深90~100mの深場でスタートしましたが、全く潮が動いていませんでした。ジグでは反応が薄そうだったので、早速タイラバに切り替えました。

ダイワの紅牙ベイラバーフリーTGの紅牙レッド150gでスタート。底は砂地がメインで、所々岩礁があるのを把握しながら探って、底から5m巻き上げた所でヒット。最初に上がってきたのはウッカリカサゴ。次に着底からすぐに食ってきたのはガシラでした。

まずはタイラバでキャッチ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

アマダイを手中

同じ海域を巡ってもアタリが無いため、水深70mのエリアに移動。ここでタイラバのカラーをドチャートに替えて重さも120gにしました。着底で砂地を確認し、底をたたいてみるとヒット。上がってきたのはアマダイで、ジグではなくタイラバで釣りたかった本命が釣れて嬉しかったです。

アマダイが釣れた(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

しかし、このカラーが当たったと思い続けましたが、反応がありませんでした。そこで巻き上げを試み、底から20m巻き上げた時にヒットし、上がってきたのはレンコダイでした。

アカハタをキャッチ

9時過ぎになり続かないため、残り3時間を浅場に移動。水深50m前後の岩礁帯エリアで根魚を狙い、バスワームのDRTのFINKを1.5ozシンカーを付けて岩礁帯に当て、シャクりフォールで狙いました。数回のアタリがあり、スイミングを混ぜて狙っているとマシなサイズのアカハタが釣れました。

なかなか良いサイズのアカハタ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

しかし、フグの猛攻撃でワームが消費されるため中止。仲間にもようやくヒットがあり、ガシラが釣れましたが、根掛かりでジグを無くしまくり。ワームを持ってきたので、小ぶりなワームを勧めると、アカハタとオオモンハタを初めてGETして大喜びしていました。

SLJでは数釣りを堪能

私はエギングロッドで30gジグ、ダイワのソルティガCVジグSLJのフルミラーを選択し、SLJに変更。すると1投目からアカハタがヒットしましたが、その後サイズダウンしました。カラーをMG赤金に変えるとエソが釣れたりしましたが、リリースサイズが続きました。

SLJでの釣果(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

ソウダガツオをキャッチ

残り1時間となり、30mの浅場でバチコンを初めてやってみることに。ベイトフィネスタックルに15号のシンカー、0.5gジグヘッドにリグデザインのアージを付けて狙いました。カラーはアミグロー。

底付近を狙うも一切アタリが無く、中層まで上げてくるとソウダガツオがヒット。1匹だけでしたが引きを楽しんで、ここで納竿しました。

バチコンでソウダガツオを手中(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

釣行を振り返って

12時になり釣りを終了。終始潮が止まっている状態でしたが、アマダイを狙って釣ることができ、釣りたいワームやSLJでアカハタ、バチコンでソウダガツオを釣ることができました。

根掛かり多発の仲間と根掛かりゼロだった私の差は、底地形状を把握できる竿の感度の差が大きく影響しました。また、ジグの重さを軽くするなどの細かい調整が大きく影響し、30~200gまで幅広く持っていったのが良かったです。

これからSLJが増える時期ですが、近海ジギング・タイラバ便で美味しいアマダイ狙いも楽しいですよ。

<田村昭人/TSURINEWSライター>

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