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歴史や文化を紹介「妙高かるた大会」和やかに幕閉じる

上越妙高タウン情報

妙高地区の歴史や文化、自然を紹介するかるたの大会がこのほど妙高市の関山神社で開かれました。 参加する子どもの人数が年々減っていることから大会は今回で幕を閉じることになりました。

「妙高かるた」は6年前、当時の妙高市立妙高小学校の児童と、地元で本の朗読を行っている「絵本を楽しむ会ひだまり」のメンバーが、共同で作りました。関山神社をはじめ、妙高地区の歴史や文化などを紹介した内容で、毎年この時期に大会が開かれてきました。しかし、年々参加する子どもが減り、運営メンバーの高齢化も進んでいることから、今回の大会で幕を閉じることになりました。

この日は妙高小学校の児童13人と保護者、合わせて18人が参加し、3人1チームで低学年と高学年の部に分かれて対戦を楽しみました。児童は毎週1 回、ひだまりのメンバーから、かるたを通じて地域の名所や旧跡などを教わってきました。 

読み手
「にこやかな 観音菩薩は 日本最古」

最後は低学年と高学年のそれぞれの優勝チームが対戦しました。

結果は低学年チームが23枚、高学年チームが21枚で、低学年チームが優勝しました。

3年生3人
「優勝できてうれしかった。かるたの練習をしてきた。滑り込む練習も。かるたが好きだから(最後の大会で)とても悲しかった。また、かるた大会を開催してほしい」

大会には、5年連続で出場した児童もいました。
6年生
「5年間やって楽しかった。かるたの場所が、ここにあるのがわかる。それがいい。また学校で、かるたがある。学校でみんなでやりたい」

絵本を楽しむ会 ひだまり 後藤 浩子 会長
「とても盛り上がった。胸にぐっとくるものもあった。子どもたちにも近くに(名所)あるから見ておいてほしい、行ってほしいと必ず伝えるようにしてきた。これをもって(大会)終了となるが、かるたは続けていく」

今後も「絵本を楽しむ会ひだまり」は、妙高小学校で本の朗読の時間にかるたの紹介を続けていくということです。

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