【千葉市】将棋初心者も大歓迎!第50回小学生将棋名人戦千葉県予選が12月15日に開催
多くのプロ棋士も参加経験のある「公文杯小学生将棋名人戦」。その千葉県予選大会が開催されます。今回、超初心者クラスを新設し、さらに挑戦しやすくなりました。
初心者からプロ棋士を目指す子まで
「公文杯小学生将棋名人戦」は、将棋のメジャー小学生大会の一つで、50年の歴史を誇り、伝統と格式の大会といわれています。
各都道府県の予選大会を含め、これまで多くのプロ棋士たちが小学生の時に挑んできた大会です。
優勝者が翌年3月に山形県で行われる全国大会に出場する「代表決定クラス」、段級や経験を目安にA〜D4つの「一般クラス」に参加できます。
代表決定クラスは小学生対象、一般クラスは小学生だけでなく未就学児もエントリーできます。
競技方法は全員が4、5局対局する方式で、各クラス、全勝〜4勝1敗などの成績優秀者には賞状や賞品があります。
昨年は141人の子どもたちが参加しました。
会場は対局席と保護者席に分かれていて、お父さんやお母さんが遠くから見守る中、どのクラスも子どもたちの表情は真剣そのもの。
対局は午前から始まり、お昼休みには友達同士や親子で練習将棋をするなどのリラックスした時間を挟み、午後には優勝者が決まる白熱の戦いが繰り広げられました。
超初心者向けDクラスを新設
「将棋を始めたばかりで自信がない」
「大会に出たことがない」
そんなお子さんにもどんどん挑戦してほしいと、今大会から超初心者向けのDクラスが新設されました。
Dクラスには優勝などの順位は付けず、対局数をこなせばミニ賞状と参加賞が贈られます。
「誰でも参加できるクラスなので、気軽に楽しんでほしいです」と同大会関係者は話し、新たな挑戦者が増えることを期待しています。
家族に経験者がいて将棋を始める子も多いですが、初めて勝てたうれしさや、負けた悔しさから将棋教室に自ら通い始め、めきめきと力を付けていく子もいるそうです。
思い切って参加してみたら、対局の楽しさはもちろん、子どもたちの意外な表情も発見できるかもしれません。
(取材・執筆/まちゃぷう)
日時/12月15日(日)
場所/千葉市立弁天小学校体育館
住所/千葉県千葉市中央区弁天1-21-2
対象/代表決定クラス:千葉県在住の小学生
一般A~Dクラス:千葉県在住・在学の小学生と未就学児
(経験や段・級の目安はホームページ参照、または要相談)
参加費/1,000円(Dクラスは500円)
※問い合わせ
メールアドレス/shogichibaken@yahoo.co.jp
申し込み/日本将棋連盟千葉県支部連合会ホームページのフォームより(12月8日締切)
ホームページ/https://www.shogichiba.com/
※開催時間など大会詳細についてもホームページ参照のこと