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風間俊介、戸次重幸ら出演 宣教師ルイス・フロイスを題材にした、こまつ座『フロイス-その死、書き残さず-』今夏放送・配信が決定

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こまつ座『フロイス-その死、書き残さず-』

WOWOWにて、2025年3月に上演されたこまつ座『フロイス-その死、書き残さず-』を、今夏に放送・配信されることが決定した。

イエズス会の宣教師として1563年から30年以上もの間、戦国の世を見続け、「日本史」を書き記したルイス・フロイス。井上ひさしが評伝作品「わが友フロイス」で遺したフロイスを題材に、信じること、人間の愚かさと愛おしさを描くこまつ座待望の完全新作。脚本は、井上ひさしに師事した長田育恵、演出は、こまつ座の作品を数多く手掛けてきた栗山民也。

当時の権力者たちに翻弄されながらも日本を愛し、人を愛した宣教師フロイスを演じるのは、こまつ座初出演となる風間俊介。漁師から大商人にのし上がっていく野心的な男・惣五郎役には戸次重幸。フロイスに出会い信仰に目覚める女性・かや役には川床明日香。他に采澤靖起、増子倭文江、久保酎吉ら実力派俳優が共演。

信仰と慈愛、差別と戦いが交錯する中、みずみずしい目を持つひとりのパードレ(神父)として、フロイスがこの遥か異国で触れたものとは……。熟練のスタッフ・キャストが生み出す冒険的新作を見逃さないでおこう。

【ストーリー】
16世紀半ばの戦国時代、ザビエルの後を受け布教のため日本にやって来たイエズス会の宣教師、ルイス・フロイス(風間俊介)。しかし、到着した横瀬浦で戦乱に巻き込まれ、先に来日していたフェルナンデス(久保酎吉)とともに沖合の度島へ流される。そこで、島民のかや(川床明日香)や惣五郎(戸次重幸)らに出会い交流を重ねる中で、フロイスは日本人の価値観や宗教観に触れていく。やがて、彼はフェルナンデスの勧めに従い、宣教のためかやを連れて京都へと旅立つが……。

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