静岡県初開催は浜松市 0円で洋服交換会 1着を1年長く着ると年間3万トンのエコ
■9月23日まで限定 イオンモール浜松市野で開催
2021年にスタートしてから延べ4万人が参加している「0円服の交換会」が9月23日まで、浜松市にある「イオンモール浜松市野」で開催されている。静岡県での実施は初めてとなる。
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「0円服の交換会」は兵庫県に本社を置くレディースアパレル通販の運営会社「ワンピース」が2021年から開催している。ライフステージやライフスタイルの変化で着なくなった服や捨てるにはもったいないクローゼットに眠っている服などを持参し、会場で他の人が持ってきた服と交換する。不要な服を誰かの必要な服に変えて、ごみを減らすと同時にファッションを楽しむ狙いがある。
服を手放す選択肢で最も多いのは「処分」で全体の約7割を占めるという。日本国内では毎年45万トンがゴミになっている。服1着を1年長く着ることで、年間3万トンの廃棄削減につながると言われている。
服を交換する際は、主に3つのルールが設けられている。「持ち込み枚数分の交換が可能」、「持ち込み、持ち帰りは最大5枚まで」、「色褪せやダメージがあるもの、下着や水着など直接肌に触れるものは持ち込み不可」の3つ。年齢や居住地を問わず誰でも参加できる。
「0円服の交換会」は9月23日までイオンモール浜松市野1階グリーンコートで開催される。時間は午前10時から午後4時まで。参加費は無料となっている。
9月末の「SDGs週間」に合わせ、「ワンピース」は9月16日から10月6日までを「服の交換会SDGsウィーク2024」と位置付けている。福岡県、兵庫県、大阪府、愛知県、静岡県で順次イベントを開催し、期間中に1万着の交換を目指している。
（SHIZUOKA Life編集部）
