【SNSで話題】レトロ文具「DYMO(ダイモ)のテープライター」が楽しすぎた / 無限にラベルを作りたくなるが…使い始めだけ要注意!
週末にカインズで買い物をしていたところ、文具コーナーでやたらと存在感を放つ商品を見つけた。ひと昔前のアメリカの文具みたいな佇まい。商品名は「DYMO(ダイモ)」のテープライターとのこと。
つまりカチカチとダイヤルを回して文字を打ち出す昔ながらのラベルメーカーなのだが、デザインが渋いということで最近SNSで話題らしい。電池も必要ないみたいだし面白いかも……ということで買ってみた!
・ダイモのテープライター
私はカインズでダイモのテープライター本体(9mm幅テープ対応)を3480円で購入したのだが、帰宅後にAmazonを見てみると、同じ商品が2355円で売られていた。マジかよ。
ともあれ、私はカインズに行かなければこの商品と出会うこともなかったのでOKとしておく。画面越しよりも実物の方が遥かにレトロで魅力的だ。
ちなみにAmazonでは約2000件のレビューが集まっていて評価も4.2と上々。口コミによるとデザインと使いやすさが高く評価されているらしい。ダイモユーザー曰く「たぶん @ が打てる唯一のダイモ」とのことだ。
・使ってみた
使い方を確認すると……テープはすでにセットされているので、ダイヤルを回して打ちたい文字を合わせる。
そしてグッと握るとテープに文字が浮き出る仕組みになっているらしい。最後にハサミマークに合わせて握るとテープがカットされるそうだ。
なるほど簡単じゃないか。これなら不器用なオッサンでも余裕で使いこなせるだろう。試しに「COFFEE」と打ってみたところ……
カチッ……カチッ……
…………
下手すぎて泣いた。
・コツがある
どうやらコツがあるらしい。文字を打つのもテープをカットするのも “強く押す” のがポイントだそうだ。ハサミマークで軽く押すのは「文字の間を空ける時・テープを送る時」とのこと。なるほど、けっこう力仕事である。
気を取り直して再チャレンジしてみると……
カチッ
よし、完璧。
コツをつかむと楽しい。カチッという反応がクセになるし浮き上がる文字はレトロでオシャレだ。昔のアメリカ映画みたいな雰囲気。気に入った。
最近は無地のボトルに洗剤等を詰め替えるパターンも多く、パッと見ただけでは中身が分からないこともある。そんな時に「DETERGENT(洗剤)」とか「SOFTENER(柔軟剤)」とラベルを貼っておけば一目瞭然。
さらに洗濯機のスタートボタンに「START」を貼っておけば、外国から友人が遊びに来た時も「これが洗剤で、このボタンを押して……」と細かく説明しなくて済む。もちろん来客がない方にとっても見た目がスッキリして実用性が高いことに変わりはない。
その後も私は調味料やキーホルダーなどにシールを貼って楽しんでいる。耐久性のあるビニールテープなので水回りや直射日光が当たる場所でも問題なく使えるのが頼もしい。
家庭用はもちろんオフィスや趣味の道具、さらに旅先の荷物管理まで……アイデア次第で活躍の場は無限大だ。どこか懐かしい味わいが楽しめるので、気になった方はぜひ1度試してみてほしい。
参考リンク:Amazon
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.