【ずっとつくり続けてきた、これからもつくりたい ごちそうレシピ】じゃがいもとハムのガレット
これさえ覚えておけば!というごちそうレシピの決定版です。家族もお客さんも盛り上がる。でも、いちばん盛り上がるのはこんなおいしいものがつくれてしまうジブンです。こういうつくり方をするとおいしくなるのか!という、目からウロコのコツがたくさんありますよ。
じゃがいもの間にハムとチーズをはさんだ、厚みのあるガレットです。揚げるようにじっくり焼くと、外はカリカリ、中は蒸されてしっとり! ガリッと焼いてほしいから、油多めをおすすめします。(藤井)
【レシピ】じゃがいもとハムのガレット
1 じゃがいもはスライサーで細切りにし、塩(あれば粗塩)小さじ1/3、こしょう少々を加えて混ぜ合わせる。
2 フライパン(直径20cm)にオリーブ油大さじ3を入れて1の半量を広げ、縁を1.5cm ほどあける。ハムとチーズをのせ、残りの1を広げる。中火にかけ、フライ返しで押しつけながら、じゃがいもが透き通るまで10~15分間焼く。
3 焼き色が薄い場合は火を少し強め、こんがりとした焼き色になるまで焼く。皿などをのせ、フライパンごと上下を返して皿に移し、すべらせるようにフライパンに戻す。
※油が多く残っている場合は、上下を返す前にじゃがいもを押さえてフライパンを傾け、油を容器に移すとよい。
4 フライパンの端からオリーブ油大さじ3を足し(油が残っていればそのまま使う)、中火で10分間焼く。器に盛り、食べやすい大きさに切る。
[1人分330kcal 調理時間30分]
【教えてくれた人】藤井 恵(ふじい・めぐみ)
料理研究家。「お総菜屋さんや居酒屋さんで気に入った料理を自分流につくり続けているうちに、わが家の味になったレシピがたくさんあります。今食べたい味へと、レシピも進化中です」
撮影・宮濱祐美子
スタイリング・池水陽子
取材&文・岡村理恵
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2024年12月号より抜粋