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大和駅前保育園 合同パレード開催 ハロウィーンに園児500人

タウンニュース

チラシを手に笑顔の高木さん

大和駅周辺の保育園が合同で、10月31日(木)に「HALLOWEENPARADE」を開催する。駅周辺の16園に通う園児515人と保育士133人が参加を予定している。この規模でのパレード開催は初だという。

ハロウィーンの仮装パレードは、9年前に大和オハナ保育園(大和東)が行事の一環として実施された。昨年はパレット保育園大和(同)、さなぎっこ保育園(同)と合同で行われた。今年は規模を拡大し、オハナ保育園の高木俊さん(42)が駅周辺の16園にも声をかけた。

パレードは駅周辺の保育園同士のつながり創出や、園児が普段関わることがない他園の子どもたちとふれ合うきっかけになればと企画された。

子どもたちに配るお菓子は、今まではオハナ保育園が購入し用意していたが、今年は用意するお菓子の数が約5千個にのぼることもあり協賛を募ることになった。45の企業や店舗、商店街などが協力し、約23万円の善意が集まった。協賛金は全額チラシの作成費とお菓子の購入に使われた。

高木さんによると、商店街や店舗に協力を呼び掛けることで、保育園の認知や理解につなげたい考えもあり、「地域に保育園があることを知ってもらうことで、車の運転時に注意してもらうなど保育園が街に根付いていけば」と期待を寄せる。

当日は午前10時から開始され、15分ほどプロムナードをシリウス側から大和駅に向かって園児たちが練り歩くところからスタート。その後は商店街や駅周辺を巡回する4つのルートに分かれ、思い思いに仮装した園児たちが「トリック・オア・トリート」の掛け声でお菓子をもらう。

高木さんは「園児たちに楽しんでもらい、それを見た街の人たちも笑顔になり活気に溢れてもらえたら」と話していた。

大和市内のハロウィーン行事では「中央林間ハロウィンフェスティバル」が有名。昨年は子どもや大人約6千人が来場した。今年は10月20日(日)に中央林間駅周辺で開かれる。

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