夏場は食中毒に注意を 食協らが防止を呼び掛け
食品を取り扱うの事業者が加盟する小田原食品衛生協会と小田原保健福祉事務所が8月7日、食中毒予防啓発キャンペーンの一環として、市内各地を回り食中毒予防を呼びかけた。
厚生労働省が食中毒多発期の8月を「食品衛生月間」と定めており、市内でも例年、食品衛生の確保を呼び掛け、食中毒予防の周知を図ることを目的に実施している。
当日は関係者約30名が参加。午前11時に小田原合同庁舎を出発後、フレスポ小田原や小田原駅周辺などを巡回。拡声器による食中毒予防の呼び掛けのほか、「食中毒のキャンペーン中です」と注意喚起をしながら、予防3原則「つけない・増やさない・やっつける」が書かれたウェットティッシュやリーフレットを手渡した。
同協会の古川孝昭会長は「夏は気温が高いため、菌が増殖しやすい。食中毒予防を心掛けてほしい」と話した。