母のタイムマネジメント[ハハのさけび #2]
1歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterとInstagramで描いています。
2年の不妊治療を経て子どもを授かり(連載「モヤサバ妊活」)、たくさんの発見があった妊娠期を経て(連載「妊婦のハッケン」)、出産した私(連載「ハハになった日」)。この連載「ハハのさけび」では、育児をする中での気持ちの変化や、母親になって変わった世の中の見方などを書いていきます。親という共通点を持つみなさんに、共感してもらえたら嬉しいです。
母のタイムマネジメント[ハハのさけび #2]
赤ちゃんとの生活は、考えていた以上に、空き時間がありませんでした。特に生後3ヶ月ぐらいまでは、24時間休みなく、2−3時間おきに授乳とオムツ替え・・・。次のお世話までの間も、赤ちゃんが寝ないでグズっているとずっと抱っこしていなければならず、何もできず、休めもせず、気づくとまた次のお世話の時間になっていることもよくありました。産んだ直後からこの生活が始まったので、本当に大変です。(ハハになった日#6参照)
子どもが寝てくれた時だけが自由時間になるのですが・・・。こちらが「そうだ!寝てるうちに○○しよう!」と思い立った途端、「ふぎゃーーーーっ」と泣いて起きる、赤ちゃんの不思議。お茶をいれて飲もうとした瞬間、温かいご飯を食べようとした瞬間、本を開いた瞬間、離乳食を作ろうと冷蔵庫を開いた瞬間・・・。赤ちゃんには、何かセンサーが備わっているのでしょうか。
そんな生活が続くと、その限られた自由時間を、有効活用せざるを得なくなります。子どもがいつ起きるかわからないので、やりたいことの優先順位は常に意識。緊急度と重要度の高いものから、順にこなします。ここに、「トイレに行く」みたいな人間としての基本行動も入ってくる(それぐらい時間がない)ので、泣けますよね・・・。それから、いっときも無駄にしないために、パズルのように行動を組み合わせます。離乳食を作りながら洗い物をしたり、ご飯を食べながら育児用品を買ったり。ちなみに、時間がないので、買い物はあまり悩んだりせず、即決するクセがつきました。
社会人9年やってから産休育休に入ったのですが・・・正直、「母親業がいちばん、タイムマネジメント力鍛えられてる!!」と、さけびたいです。全然「休」じゃないです。親業されてるみなさん、お疲れ様です・・・。
[わぐり]
2018年4月に息子を出産した34歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(ninputweet)とInstagram(ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。
※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。