Yahoo! JAPAN

夏の紫外線対策に専門家解説の知識!サングラスで全身の日焼けが防げる?

Sitakke

Sitakke

HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

暮らしの中に溢れるさまざまな情報や、ウソか?ホントか?わからない知識をその道の専門家が解説!
今回のテーマは…ピークを迎える“紫外線”。

いま対策をしないとシミ・シワ さらには、病気のリスクが高まってしまうんです!

今回、解説してもらうのは、 人体の仕組みを知り尽くすスペシャリスト!
北海道文教大学 當瀬規嗣教授です。

「高齢者は若者よりも紫外線の影響を受けやすい」この神話 ウソ?それともホント?

マチの声は…

20代女性:「本当です。高齢者のほうが皮膚が弱いから。(高齢者のほうが)シミが多いっていうのはあると思います」20代男性:「僕は日焼けていますけどシミはできていないので」

60代:「ウソかな。若い人の方が新陳代謝も良いので。(紫外線を)どんどん受けやすくなるんじゃないかな」

答えはズバリ…!「ホント」

當瀬教授:「これは本当です。お年寄りも若い方も影響の度合いは同じくらいだと思う。そこから皮膚は回復するわけですが、高齢者の方が、皮膚が残念ながら老化してくる」

當瀬教授:「そうすると、皮膚は少なからず(紫外線の)ダメージを受けるが、(高齢者は)回復する能力が落ちてくる。それで、ダメージが皮膚に蓄積しやすくなる。皮膚のダメージがたまってくるとガンとか起こりやすくなります」

皮膚の回復能力が衰えてダメージが蓄積されていく事で最悪の場合、皮膚ガンのリスクも上がってしまうと指摘します。

當瀬教授:「お年寄りの方が『年取っちゃったからいいや』『どうせやっても変わらないだろう』と考え方になりがちなんですけど、高齢者は(紫外線のリスク)を警戒したした方が良いと思います」

「紫外線の量は年々減少している?」ウソ?それともホント?

70代:「ウソ。それはウソだと思う。オゾンホールとか地球温暖化とか地球の環境が変わって来て紫外線の量が多くなってきているのは聞いたことがある」

10代:「ウソですね。減少だよ」10代:「でも本当じゃない?」


ズバリ、答えは…「ウソ」

當瀬教授:「これだと、ウソになると思いますね。紫外線の量はむしろ少しずつ増えているのではないか」

當瀬教授:「紫外線が測れるようになったのは、ここ50~60年ぐらいなので、大気汚染がたくさんあったころで粉塵とか物質がいっぱい漂っていた時代」

當瀬教授:「そういう時って、紫外線がそれにぶつかって地上まで落ちてこないんですよ。それが今、公害とか大気汚染の対策が進んできて空気が澄み切ってきているので、太陽からの紫外線が増えたというワケではなくて、途中でカットされる紫外線の量が減ったので」

つまり、空気中のちりや大気汚染が減ったことで 地上に届く紫外線量が増加したと考えられているんです!

「サングラスをかけると皮膚のダメージは減る?」ウソ?それともホント?

60代:「これはウソ。サングラスは目だけを保護するってことだけだから皮膚までは」

50代:「減るんじゃないですかね。そんなのなんかでみたことありますけど」

60代:「サングラスをかけている目の周りの皮膚のダメージは減る。それ以外は減らないと思う」


専門家の答えは…「ホント」

當瀬教授:「本当だと思います。ダメージは減ります」

當瀬教授:「目の中に紫外線が入ってくるのですが、通常その紫外線が網膜に影響すると、脳の神経を介して皮膚にメラニン色素をたくさん作れと命令がでることなっているんですよ。体全部をカバーして、目にだけ紫外線を当てても色は黒くなるっていうのは人間の仕組みにあるんですね」

つまり、肌に直接日光を浴びていなくても、目が紫外線の刺激を受けると、脳を介して全身にメラニン色素が分泌され肌が黒くなるんです。
ちなみに目に紫外線の影響を受けると疲労度が高まるともいわれているんです。

これを予防するのに大切なのが…サングラス
ポイントは、UVカットされているものを選ぶこと!
色は何色でも問題ないそうです。

「トマトを食べれば 日焼けに効果がある」ウソ?それともホント?

60代:「本当かな。トマトは食べると結構冷えますよね。体も冷えて日焼けはしにくくなるのかな」

40代:「ウソ。野菜が効果あるのは分からない。聞いたことないですね」


専門家の答えは…「ホント」

トマトには強い「抗酸化力」、そして皮膚を修理して再生能力を高めるビタミン「A」「C」「E」などが豊富に含まれているんです。
さらに、最近の研究でトマトに含まれるリコピンという成分が日焼けを防ぐ効果があるという論文も出されているのでその効果が期待されるとも言われているんです。

當瀬教授いわく「常に取ることが重要」ということです。
溜まることもできないので、今日一杯食べたから『しばらくは食べなくて大丈夫』ということはないので、毎日の食事のバランスが大事とのことです。

これからの季節、紫外線には気をつけたいですね。
ただ、1日5分~10分程度の日光浴なら骨の健康維持など、メリットもあるそうです。

紫外線にまつわる知識をうまく活用していきましょう!

※掲載の内容は番組放送時(2025年6月5日)の情報に基づきます。

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【京都ラーメン】激戦区の人気店が四条烏丸に!ランチはお得、通し営業で便利「麺屋 聖 離れ」

    キョウトピ
  2. PFAS実態把握の請願は不採択、四日市市議会、中央通り再編関連の補正予算案は可決

    YOUよっかいち
  3. <ハラスメント>部活の外部コーチが嫌なあだ名で呼ぶので怒ったら謝罪を要求された!なんで悪いの?

    ママスタセレクト
  4. 女子プロゴルファー臼井麗香、菅沼菜々コラボステージ決定!<関西コレクション2025A/W>

    WWSチャンネル
  5. 本場パリの味が心斎橋に!ビスケット専門店「アラン・デュカス」が関西初上陸

    PrettyOnline
  6. lolの元メンバー佐藤友祐、hibiki出演決定!<関西コレクション2025A/W>

    WWSチャンネル
  7. アニメ『美男高校地球防衛部ハイカラ!』ハイカラ浪漫団&蛮華羅新鋭隊の華麗な戦闘シーンを収めた新ビジュアル2枚が解禁!

    PASH! PLUS
  8. 人気ガールズグループ・OH MY GIRL出演決定!<関西コレクション2025A/W>

    WWSチャンネル
  9. 【ディズニー新グッズ】なんだこのサングラス…!?→知れば納得ほしくなる!個性的すぎる新アイテム

    ウレぴあ総研
  10. 「綿棒の空き容器」が冷蔵庫にくっつく…?「便利!」「役立つ発想!」「ナイスアイデア」

    saita