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【市川町】ふるさと納税の返礼品にもラインアップ 広大な貸切キャンプ場「市川ハウス」がオープン

播磨時報オンライン

【市川町】ふるさと納税の返礼品にもラインアップ 広大な貸切キャンプ場「市川ハウス」がオープン

 関西を中心に活動するお笑いコンビ「女と男」の市川義一さんが8月1日、市川町で貸切キャンプ場をオープンした。
 市川さんは名前が同じということで2017年に同町のふるさとPR大使に任命され、所属する吉本興業が立ち上げた地域創生プロジェクトの一環で同町下牛尾地区の山林と空き家を購入。「市川ハウス」と命名し、クラウドファンディングで資金を募りながら地元住民や市川高校生など200人の協力も得て、草刈りや山道開拓、内外装DIYなど一帯を2年半かけて整備していた。このほど、キッチンや風呂、トイレ付き2LDKの主屋と初心者向け平地キャンプサイト、上級者向け山腹キャンプサイトが完成し、ようやく開業の運びとなった。
 総面積4500平方メートルを人数制限なく1組限定で貸し出し。キャンプファイヤー可能、ペット同伴OKで、料金は平日1泊2万円、休日同2万5千円。ホームページ(https://ichikawahouse.com/)で利用月の3カ月前から予約を受け付けている。同町のふるさと納税(寄付額7万円)の体験型返礼品としても市川ハウス利用券の取り扱いを開始した。

 開業前には市川さんと相方のワダちゃん、同町の津田義和町長が現地で会見。市川さんは「周囲は田園以外に何もないので、気兼ねなく騒いで楽しんでほしい」、津田町長は「空家活用の第一号事例として地域の活性化につながれば」と声を弾ませた。

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