【我孫子市】幻想的な竹灯篭の灯がともる 滝前不動の「新春竹宵」2025年1月13日まで開催
手賀沼周辺の竹林整備で間伐した竹を用いて作られた、500本以上の美しい竹灯籠やオブジェが必見。
NPO法人住み良いまちづくり研究所が主催する「新春竹宵(たけよい)」が、我孫子市の滝前不動で開催されます。
竹林を整備して出た間伐材を有効活用
新春竹宵は12月21日(土)から開催されます。
滝前不動は、我孫子市岡発戸(おかほっと)にある旧・滝前山宝積寺の不動堂があった場所。
9世紀には平将門の祖父にあたる高望王が空海作の不動尊像を祭ったといわれています。
手入れの行き届いていなかった境内を整備し、イベントを行うまでに活性化させたのがNPO法人住み良いまちづくり研究所です。
同研究所は手賀沼周辺の手入れが必要な竹林を整備、倒れた竹をチップにして土に返すことも行っています。
また年間を通してイベントを開催し、地域に貢献。
メンバーは約60人、設立20年の実績のある団体です。
毎日午後10時まで幻想的にライトアップ
新春竹宵のイベントは今回で13回目の開催。
500本以上の竹灯籠やオブジェが、夕暮れ時から午後10時までライトアップされ、幻想的な雰囲気が滝前不動を包みます。
これだけの数の竹灯籠やオブジェをどのように作ったのか、代表の米澤外喜夫(ときお)さんに伺うと「竹灯籠は研究所のメンバーや主催するイベントで作りました。
竹灯籠のストックは多数ありますが、毎年新しい作品を作って演出をリニューアルしています」とのこと。
竹林の景観を維持しながら、その廃材でもある間伐材を有効活用しており、「竹灯籠づくりのイベントも好評です」と続けます。
和太鼓やおはやし、スタンプラリーも
初日21日は午後4時からオープニングイベントあり。
期間中の週末には、地域の団体による和太鼓やおはやしの演奏が楽しめます。
また、竹ドームテントの中でプロジェクターを利用して「かぐや姫」の読み聞かせも行われます。
竹灯籠の中に隠れたかぐや姫を探すというユニークなスタンプラリーは、毎日開催中。
「竹宵フォトコンテスト」も実施しています。
さらに、SNSで「滝前不動新春竹宵」をシェアすると、手賀沼周辺の竹林整備で出た間伐材の竹札がもらえます。
「今年も多くの方に楽しんでもらえたらうれしいです」と米澤さん。
日時/12月21日(土)~2025年1月13日(月・祝)
※ライトアップは午後4時30分ごろ(夕暮れ)~午後10時
場所/滝前不動
住所/千葉県我孫子市岡発戸1271
住み良いまちづくり研究所ホームページ/https://sumiyoimachi.com/
問い合わせ
電話番号/090-6503-2084
NPO法人住み良いまちづくり研究所 米澤