黄身が主役!極上たまごかけご飯 柳井市「たまごっちゃ」
とろ~っと、濃厚な卵。
シンプル!だからこそ贅沢さがわかる!濃厚!「たまごかけごはん」をいただきます。
自然の恵みを届ける、平飼い卵の力
山陽道 玖珂インターから車でおよそ20分。
木のぬくもりあふれる店内で、ゆったりとたまごかけごはんを食べられるのが、柳井市にある「たまごっちゃ」(柳井市神代3302-2)です。
木々に囲まれた穏やかな環境に佇むこのお店では、山口県内の平飼い卵を使った、濃厚で風味豊かな料理を味わえます。
「たまごっちゃ」の卵は、平飼いという自然に近い環境で放し飼いで飼育した鶏から産まれています。
実は、店主の大杉さん自身、もともとはたまごかけごはんが苦手だったといいます。
しかし、実家で飼っていた鶏の平飼い卵を試しに食べたとき、そのおいしさに感動したそうです。
自分だけの“たまごかけごはん”を楽しむ
たまごっちゃの看板メニューは、「たまごっちゃセット」。たまごかけごはんに加え、長州どりの唐揚げや郷土料理のけんちょうが添えられています。
・たまごっちゃセット 950円~1,250円 ※唐揚げの個数によって値段が変わります。
綺麗なオレンジ色の卵黄には弾力があり、この弾力が新鮮な証拠ですよ。
そして忘れてはならないのが醤油の存在です。
たまごっちゃでは、中四国エリアから選び抜いた10種類の醤油を自由に選べるスタイルを採用しています。
中でも人気なのが、地元柳井の「ぶちええジャン醤油」。
甘露醤油に昆布だしを加えたまろやかな味わいが、濃厚な卵の旨みをより一層引き立ててくれます。
口に含んだ瞬間、舌にとろける黄身のまったりとした濃さと、ごはんとの絶妙なバランスが広がります。
これまで何気なく食べていたたまごかけごはんが、こんなにも奥深い料理だったのかと驚かされるはずです。
トッピングはなんと13種類もあり1つ自由に選ぶことができます。
今回は13種類の中からしそ昆布を選んでみました。
昆布の甘みとしその爽やかさでたまごがけごはんがリッチな味になり、1つのセット2つの味を楽しむことができます。
地元の味を一皿に
「たまごっちゃセット」には、たまごかけごはんに加え、長州どりの唐揚げや郷土料理のけんちょうが添えられています。
唐揚げは、むね肉を一晩タレに漬け込み、小麦粉と片栗粉をまぶして160度の油で揚げています。
衣をカリッとさせるために180度の油で二度揚げすることがポイントだそうです。
そして中はしっとりジューシー。軽やかな食感と、甘みを含んだ肉汁が口いっぱいに広がります。
けんちょうにも地元食材を使用しています。
主役のたまごかけごはんや唐揚げはもちろん、たまごっちゃセットでは地元の食材を存分に楽しむことができますよ。
デザートにも、卵のこだわり
食後には、たまごをたっぷり使ったデザートが待っています。
・たまごっちゃプリン 390円(定食とセットの場合280円)
「たまごっちゃのぷりん」は、蒸し加減にこだわり、しっかりとした弾力がありながらも口の中で滑らかにとろける食感が特徴です。
黄身の風味がしっかりと感じられ、カラメルのほろ苦さと絶妙なバランスを保っています。
・濃厚バナナジュース 500円(定食とセットの場合380円)
また、もう一つの人気メニュー「バナナジュース」は、完熟バナナと牛乳のみを使ったシンプルな一杯です。
砂糖を加えなくても、バナナ本来の甘さがしっかりと感じられ、飲みごたえのある濃厚な味わいです。
とろみのある口当たりと、泡のエアリー感が絶妙に調和し、食後の満足感をさらに高めてくれますよ。
プリンもバナナジュースもテイクアウトが可能ですので、ドライブのお供にもすすめです!
朝ごはんから、笑顔の時間を
お店の営業時間は午前8時から午後3時30分です。
店主の大杉さんは、「食を通じて、みなさんを笑顔にできる店にしていきたい」と語ります。
その想いは、料理の丁寧さ、素材選び、そして店の温かな雰囲気に確かに表れており、訪れた人の心をじんわりと和ませてくれます。
たまごっちゃは、新しい日常の中で「心を満たす一杯」の存在として、多くの人に愛され続けています。
柳井市を訪れた際には、ぜひ立ち寄って、本物のたまごかけごはんを楽しんでみてはいかがでしょうか。
★今回の内容は、2025年5月20日放送、yab山口朝日放送『You!どきっ』のコーナーを記事化したものです。