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初心者も気軽に楽しめる施設アリ!「ヘラブナ釣り」にチャレンジ!

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初心者も気軽に楽しめる施設アリ!「ヘラブナ釣り」にチャレンジ!

みなさん~こんにちは! カオリンです。
釣りにはいろんなジャンルがありますが、なかでも「ヘラブナ釣り」には、ハードルの高いイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。私も「難しそうだし、準備も大変そう…」というイメージから、これまでなかなかチャレンジする機会がありませんでした。しかしいざ体験してみると、ゲーム性が高く、これがまた面白い!

そんな面白い釣りを「ぜひみなさんにも体験してもらいたい!」ということで、今回は初心者さんでも気軽にチャレンジできるヘラブナ釣り施設「朝日池」さんを紹介しつつ、ヘラブナ釣りの面白さについて、実釣の模様をまじえてご紹介したいと思います。

岐阜県海津市のヘラ釣り施設「朝日池」ってどんな施設?

広々と利用しやすい施設環境

岐阜県海津市にある「朝日池」は、収容人数が200人以上で、収容力は東海地区ナンバーワンの広い釣り場が魅力。9本の桟橋で多くの釣り人を受け入れてくれます。各桟橋は広く、安定性も抜群です。

種類豊富なお弁当の注文ができ、飲み物・アイスの販売もあり。自動販売機も設置されています女性や子ども、初心者にも優しいサービス!

しかもなんと! 女性・中学生以下は無料で利用できます。さらに、事前連絡で初心者へのレンタルタックルもあり、ビギナーにとってチャレンジしやすい施設。男女別の水洗トイレも完備で、誰もが快適に利用できるのです。
スタッフのみなさんも親切で、釣り方など分からないことがあれば丁寧にアドバイスしてくれますよ。

男女別の水洗トイレ完備

朝日池

住所:〒503-0633 岐阜県海津市海津町本阿弥新田247
TEL:0584-53-4027
HP:https://asahi-ike.jimdofree.com/

今さらですが…


そもそもヘラブナ釣りって?

日本独自のゲームフィッシング!
釣り方は大きく3つ

ヘラブナ(ヘラ)釣りとは、日本古来のゲームフィッシングとして親しまれてきた釣り。釣り方により仕掛もさまざまで奥の深い釣りですが、のべ竿のウキ釣りで仕掛は2本バリ、エサは練りエサを使います。

釣り方は大きく分けると、タナを見極めやすい「底釣り」、水深1m以下の浅ダナをねらう「カッツケ釣り」、深場の中層を攻める「宙釣り」の3種類があります。エサや釣り方の選択肢が多い分、難易度が高そうですが、その奥深さが面白さでもありますね。

道具とエサのお話…

釣りに必要な道具は、竿・ヘラウキ・ライン・ハリ・オモリ・エサボウル・ハサミ・タオル・万力・サオ掛け・玉網・クッションなど。座りながらの釣りになるので、日差しがきつい季節はパラソルも欠かせません。

とくにヘラブナ釣り特有の道具が「万力(ヘラ釣り台とサオ掛けを固定する道具)「サオ掛け」。仕掛を投入したら、すぐに竿をサオ掛けに置いて、いつアタリがきてもいいように竿尻を持って待つので、必要なアイテムです。

そしてヘラブナを釣るのに重要なエサは、水中で溶けて(バラケて)魚を寄せるための「バラケエサ」と、上バリのバラケエサで寄せたヘラブナを食わせるために下バリに付ける「食わせエサ」の2種類。「食わせエサ」には、魚の活性の低い冬季を中心に活躍するグルテンやウドンエサ、そしてトロロやオカメなどがあり、これらを季節や釣り場の状況に合わせて使い分けます。

ヘラブナの活性が高い時期がチャンス!アタリも多くて楽しい♪

今回は道具をすべてお借りして、施設の代表・長村康義さんに教えてもらいながら、ヘラブナ釣りを体験してきました。

水温が高い時期は「浅ダナ両ダンゴ」で

水温が高い時期の魚は浮いてくるので、ヘラブナの活性が高い時期に有効な「浅ダナ両ダンゴ」でねらうとのこと。浅ダナとは水面から1m前後の浅いタナ(水深)をねらうもので、両ダンゴとは2つあるハリの両方に練りエサを付ける釣り方です。
今回は7尺の竿を借りて、ウキ下は約40cm、ハリスは21cm28cm、ハリは6号を使用しました。

エサは単品でも使えるネバ系ダンゴエサ「カクシン」、まとまりやすく、バラけるエサをよりかんたんに作ることができる「コウテン」、ソフトなネバリと軽い仕上がりで浅ダナねらいに適した「浅ダナ一本」の3種類を使いました。
混ぜたエサは乾燥しやすいので少しずつ作るのがポイントです。練ったエサでハリが隠れるようにすっぽり包み込んで丸めます。

さぁ準備も整い、実釣スタート!

アタリ連発!コンディションのよい魚がたくさん

まずは仕掛を投入し、ウキが立つのを待ちます。エサで魚を寄せるため、なるべく遠くに、毎回同じ場所へ仕掛を入れることが大事。

この日はヘラブナの活性が高く魚が浮いているようで、エサがタナに落ちるまでの間にガツガツとアタってきて、エサが持ちません。そんなときは手水を付けてエサを練り込み、粘りを出します。これだけでエサ持ちが変わり、ウキが「クッ!」と入る気持ちよいアタリが出ました。そこですかさずアワセを入れるとヒット! 体高のある良型のヘラブナでした。

さらに追加していると、ダブルでヒットも! ヘラブナ釣りでは2本のハリに同時ヒットすることを“りゃんこ”というそうです♪

ほかのヘラブナ釣り初心者の方も、レクチャーを受けるうちにどんどんコツをつかみ、ヒットさせていましたよ。

掛けていく釣りはやっぱり面白い!!

アタリがあっても掛け損ねや、エサだけ取られることもしばしば。そんな私に「エサがすぐ取られるときは手水を付けてしっかり練って粘りを出したり、エサを大きくしてみたり、逆にアタリが落ち着いたらバラけやすくしたり小さく付けるなど、いろいろ工夫することが大事」と、長村さんがアドバイスをくれました。

アドバイスを参考にしながら、魚の反応に合わせてエサの調整をこまめにすることで、ウキのアタリもしっかり出るようになりました。ウキのアタリを見極めて掛けていくので、“釣った感”が大きいですね。逆に、上手くアワセが決まらないと釣れないので、これがまた熱くなるんです。

途中から竿を出された長村さんはもちろん連発で、並んでダブルヒットもありました。たくさんアドバイスをもらったお陰で、しっかりと数釣りを満喫できましたよ♪

今回は、ヘラブナの管理釣り場「朝日池」さんを紹介しましたが、いかがでしたか? 初心者にも優しい施設ですし、水温が高い季節はヘラの活性も高くアタリも多いので、チャレンジするにもピッタリな時期ですよ。
そして、全国にもたくさんのヘラブナ管理釣場があります。みなさんのお家の近くにもチャレンジしやすい施設がきっとあるハズ。施設毎にハリや道糸、ハリスの号数や竿の長さなどのルールがありますので、釣行の際には確認のうえ楽しんでくださいね。

それでは、みなさんが毎日笑顔でハッピーに過ごせますように☆

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レポーター

プロフィール:萩原 香
三重テレビ「フィッシングポイント」レポーター /三重県在住
好きな釣りは、イカメタル・タイラバ・ジギング・太刀魚テンヤ・磯グレなどなど、それぞれ面白さがあって釣りはなんでも好きです♪ 釣った魚を美味しく食べることも大好き! 釣りを始めてからお魚もさばけるようになりましたよ♪

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