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ソロキャンプ |タープありorなしで変わる過ごし方

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ソロキャンプ |タープありorなしで変わる過ごし方

「タープって本当に必要なの?」とソロキャンプを計画しているとき、悩む方は多いのではないでしょうか。テントは欠かせないとしても、タープは荷物が増えたり、設営が面倒だったりと、迷う声もよく聞かれます。

実際、あるアンケートでは「ソロキャンプにタープが必要か」という質問に対し、44%が「状況による」と回答。使うかどうかは、キャンプスタイルや重視する快適さによって分かれています。

そこで今回は、タープが必要な場面と不要なケースをはじめ、ソロキャンプでの使い道や注意点、選び方、初心者向けのおすすめモデルを紹介します。あなたにとって本当に必要か、読みながら見極めてみてくださいね。

タープとは?ソロキャンプでの役割と基本知識

ソロキャンプにおいてタープは、ただの布ではなく、快適なキャンプ空間を演出する重要なギアの一つです。テントが寝るための場所だとすれば、タープは居心地のよいリビングのような役割を果たします。

特にソロキャンプは、自分のペースで過ごせる時間をつくるためタープは必要です。日差しや雨を防ぎつつ、自然の風を感じながら過ごせる開放感は、日ごろのストレスを忘れさせてくれるでしょう。

焚き火や読書、コーヒータイムなど、くつろぎのひとときをより楽しみたい人にとって、タープは頼れる存在です。

タープの基本機能と種類

タープは紫外線や雨を防ぎ、ソロキャンプの居住空間を広げる役割を持ちます。形や素材によって使い方が変わるため、あなたのスタイルに合ったタイプを選べば快適にすごせるでしょう。

開放感を求めるなら六角形の「ヘキサタープ」、広い日陰を作りたい場合は長方形の「レクタタープ」、コンパクトさを重視するなら正方形の「スクエアタープ」がよく使われます。

ほかにも壁付きで囲まれた空間を作れる「スクリーンタープ」や、組み立てが簡単な「ワンタッチタープ」もあります。

テントとの違いと併用するメリット

テントとタープは混同されがちですが、テントは寝るための空間や荷物の置き場として使われる一方、タープは外でくつろぐための開放的なスペースをつくる道具です。役割が異なるため、併用することで快適さが増します。

たとえば、雨の日でもタープの下で食事をしたり、テントの前に張って前室のように使ったりすれば、ソロキャンプの自由度が広がるでしょう。

ソロキャンプにタープが必要なシーン・不要なシーン

ソロキャンプでタープを使うかどうかは、天候や過ごし方によって判断が分かれます。

あるアンケートでは、「状況による」と答えた人がもっとも多く、すべてのキャンパーにとって必須とは言えません。

タープが「必要」なシーンとは

春から秋にかけて日差しが強い時期は、タープがあると肌や食材を直射日光から守れます。急な雨にも対応できるため、天気が変わりやすい地域では頼れる存在です。テントにこもらず、屋外で食事や読書を楽しみたい場合に最適です。

また、目隠し効果があるため、混雑したキャンプ場では周囲の視線を和らげられます。女性のソロキャンパーにとっては、防犯対策としての役割も期待できるでしょう。

タープが「不要」なシーンとは

タープが必要ない場面もあります。

荷物を最小限にしたいバイクや徒歩でのキャンプでは、タープのかさばりが負担になるかもしれません。

前室付きのテントを使っている場合や、設営や撤収を手早く済ませたい人も不要と感じるでしょう。木陰が多い場所では、自然の環境だけで十分と思う方にも必要ないかもしれません。

タープを持って行くケース、行かないケースの使い分けを考えるのも、ソロキャンプの楽しみかもしれませんね。

ソロキャンプ向けのおすすめタープと選び方

ソロキャンプには、軽量で一人でも設営しやすいスクエア型やヘキサ型のタープが扱いやすくおすすめです。特に3m×3m前後のサイズは、携帯性と快適さの両立がしやすく、初心者にも向いています。

車で移動する場合は、焚き火に強いポリコットン素材のタイプもおすすめです。

一方、スクリーンタープやワンタッチタープはサイズが大きく、ソロには扱いづらい場面もあるため、購入前に仕様や寸法をチェックしておくと安心です。

初心者におすすめのタープ3選

ソロキャンプ初心者には、軽くて設営しやすいモデルが選ばれています。

中でも評価が高いのが、モンベル「ミニタープHX」、スノーピーク「ライトタープ ペンタ シールド」、tent-mark「ムササビウイング13ft. TC焚き火バージョン」です。

それぞれに異なる特徴があり、スタイルに合わせて選べます。

【モンベル|ミニタープHX】

画像引用:モンベルオンラインショップ

六角形の形状で風に強く、居住空間にゆとり軽くコンパクトで、自転車やバイク移動にも対応小型テントと組み合わせやすく、前室やキッチンスペースも確保生地には難燃加工が施されており、火の粉にも対応

【スノーピーク|ライトタープ ペンタ シールド】

画像引用:snowpeakオンラインショップ

ワンポールで設営できる、ソロ向けのシンプルなタープ遮光性のある加工がされており、暑い日でも快適パドルやトレッキングポールで設営可能

【tent-mark|ムササビウィング13ft. TC 焚き火バージョン】

画像引用:tent-mark

ポリコットン素材を使用し、焚き火に強い構造少人数向けのサイズで、ソロキャンプスタイルにもマッチ前方を高く張れば、頭上にゆとりある空間が可能

ソロキャンプ用タープを選ぶ際は、荷物の量、設営のしやすさ、天候対策(日差し・雨・視線)などを考えながら、使い方に合ったタイプを見つけてみてください。

自分に合ったタープを選ぶポイント

タープを選ぶときは、自分のキャンプスタイルや移動手段を基準にすると選びやすくなります。焚き火を重視するなら耐火性のある素材、徒歩やバイク移動が中心なら1kg前後の軽量タイプが扱いでしょう。

設営場所の広さや地形も考えなくてはいけません。平地が少ない場所では、自在に張りやすい形状が便利です。テントとの組み合わせも含めて、全体の配置をイメージしておくと、設営しやすいでしょう。

タープを持って行くか迷った時の考え方

タープを持っていくか迷ったときは、「快適さを優先するか」「身軽さを重視するか」で考えると方向性が定まります。車移動なら荷物が増えても問題になりにくいですが、徒歩やバイクでの移動では重さと収納サイズを気にしなくてはいけません。

天気の予報や滞在時間の長さも、判断の材料になります。迷った時は、タープなしでキャンプしてみたり、日帰りで試してみたりするのもいいでしょう。

実際に使うかどうかを体験することで、自分にとって必要かがハッキリします。

まとめ

ソロキャンプでタープが必要かどうかは、スタイルや目的によって異なります。快適に過ごしたい人にとっては頼もしい道具ですが、装備を最小限にしたい人には不要と感じるでしょう。

自分のやりたいキャンプの形に合わせて、柔軟に判断してください。はじめは迷っても、経験を重ねるうちに自分に合った選び方がわかってきます。

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