合言葉は「お月見ちょうだい」 9月21日 子ども向け伝統行事
お菓子とスタンプを集めながらまちを歩く子ども向けのイベント「お月見ちょうだい」が9月21日(土)、相模原市役所周辺で開催される。参加無料。午後2時から7時まで。相模原青年会議所(JC)の主催。
相模原市の一部地域では、中秋の名月に当たる日に子どもたちが各家庭を訪ね歩き、お供え物をいただくという戦前からの風習がある。今回のイベントは、コロナ禍を経て減少しつつあるこの文化を体験し、子どもたちに地域への愛着を深めてほしいという思いで企画された。
公園では縁日も
受付は市役所前広場。周辺の店鋪や企業が「お菓子ポイント」に指定されており、各ポイントでは「お月見ちょうだい」の合言葉で菓子がもらえる。自治会の祭りが開催される比丘口公園では射的や金魚すくいなどの縁日が楽しめるほか、県立相原高校の出店もある。各ポイントや公園でスタンプを集めると、手作り望遠鏡のワークショップ(先着600人)や月の観測会(6時30分から)にも参加することができる。
運営には同JCメンバーのほか、自治会関係者や中高生を中心としたボランティアも協力。担当する同JC大井駿平委員長は「普段交流する機会がない大人や学生とふれあうことで、地域への愛着や誇り、シビックプライドの醸成につなげたい」と話している。
詳細は下記二次元コードから。