「風呂の残り湯」の“洗濯以外”の使い道5つ「節水効果すごい!」「思いつかなかった」
風呂の残り湯、皆さんはどうしていますか? 無駄を減らすため洗濯に利用している家庭は多いと思いますが、せっかくならもっとさまざまな方法で生活に活用したいですよね。今回は、風呂の残り湯を洗濯以外に活用する4つの方法を見つけたので試してみました。
【画像で確認する】→「風呂の残り湯」の“洗濯以外”の使い道「マネする」
「風呂の残り湯」は捨てずにうまく活用しよう
風呂の残り湯の使い道に悩んだことのある人は多いのではないでしょうか。「もったいないから何かに使いたい」と思いつつも、つい捨ててしまっていませんか? 残り湯を洗濯に利用するのは一般的ですが、それ以外の使い道となると、意外と思い浮かばないものです。
毎日大量に使っている水だからこそ、できるだけ無駄にせず生活に役立てたいですよね。そこで調べてみたところ、風呂の残り湯を洗濯以外に活用する5つの方法を見つけました。
「風呂の残り湯」を洗濯以外に活用する方法5つ
1. 水回りの掃除に活用する
風呂の残り湯は水回りの掃除に有効活用するのがおすすめ。洗面台やトイレの床掃除、排水口の汚れ落としに使えば、水道代の節約につながります。ぬるま湯は油汚れや皮脂汚れを落としやすいため、残り湯を冷めないうちに使えば、掃除の効率が上がるのも嬉しいポイントですね。
2. 靴洗いに活用する
子どもの上靴や運動靴などを頻繁に洗う家庭では、残り湯を靴洗いに活用するのがおすすめです。残り湯が汚れていることもあるため、主に靴の泥や汚れを落とす予洗いに使いましょう。
3. 洗車に活用する
残り湯は自宅での洗車にも活用できます。ぬるま湯は汚れを落としやすいため、車体の泥やほこりもスムーズに洗い流せるのがメリットです。温度が高すぎると塗装を傷める可能性があるため、冷めた残り湯を使うと安心です。
※湯に皮脂や汚れがたくさん浮いている場合は、クロスに付着した汚れが洗車中に車体を傷つけるリスクがあるため注意しましょう。
4. 打ち水として活用する
暑い時期は、残り湯を打ち水として活用しましょう。朝や夕方の涼しい時間に水を撒くことで、地面の温度が下がり、適度な涼感を得られます。ただし、残り湯に石けんやシャンプーの成分が含まれている場合は、周辺の植物や土にかからないよう注意が必要です。
5. 花の水やりに活用する
残り湯は、花の水やりにも活用できます。ただし、洗剤成分が含まれている場合は植物に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。また、高温のまま使用すると根を傷める恐れがあるため、必ず冷ましてから使用しましょう。
【注意点】残り湯を活用する際は衛生面に気をつけよう
風呂の残り湯を衛生的に活用するためには、身体を洗ってから湯船に入ること、タオルを湯につけないこと、入浴剤の使用を控えることが大切です。また、時間とともに雑菌が繁殖する恐れもあるため、すすぎには使用しない方がよいでしょう。
毎日の積み重ねが、水道代の節約につながります。手軽に取り入れられるものから、ぜひ試してみてくださいね。
糸野旬/ライター