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メンバー同士のディレクションでみんなの“潜在かわいい”を引き出す!?「すたぽら」2nd Single「おぎゃりたい!えぶりでい」インタビュー

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

自らの楽曲や歌声でファンを暗闇から導く“北極星”のような存在になれるように——。

そんな素敵な意味が込められている「すたぽら(StarLight PolaRis)」は、Coe.さん、Reluさん、くにさん、如月ゆうさん、こったろさんによる、5人組の実力派歌い手グループです。

作詞/作曲/編曲を手がけるオリジナルソングの投稿をメインに、歌ってみた動画や生配信、ライブを中心に幅広く活動している彼らの2nd Single「おぎゃりたい!えぶりでい」が、2025年7月9日(水)に発売となります。

今回、アニメイトタイムズでは、発売を記念して「すたぽら」の5人にインタビューを実施。2nd Singleの聴きどころや収録裏話など、たっぷりとお話をうかがいました!

【写真】実力派5人組歌い手グループ・すたぽら 2nd Single「おぎゃりたい!えぶりでい」インタビュー

スタッフが止めに入るほどの仲良しグループ

——アニメイトタイムズ初登場となりますので、最初に、お一人ずつ、“個性”あふれる自己紹介をお願いします!

Coe.:赤色担当のCoe.(こえ)です! みんなには“こえちむ”と呼ばれていて、この世の男の中で、“最もかわいい男の子”として活動しています。趣味は高い声を出すことで、特技は高い声を出すことです……もうちょっと、とがった自己紹介のほうがいいのかな?(笑)

一同:(笑)

Relu:髪は虹色ですが、担当カラーは水色のRelu(れる)です! すたぽら内で唯一の関西人なので、メンバーの中で一番喋ります。ほかには、グループ楽曲の大半の作詞・作編曲を担当していて、今回の2nd Singleでは、3曲目の「爆盛れ♡かわいい急上昇!」の作曲を担当させていただきました。

くに:すたぽらでオレンジ色を担当している、かまってわんこ王子のくにと申します。自分で言うのもあれなんですけど、すたぽらの中では“愛されキャラ”です。

(メンバー内で笑い声が起こる)

くに:カッコいい声、いわゆるイケボというものを持っておりますので、全世界の人が初めて聞いてもキュンとするような声が自分の特徴かなと思います。グループ内でラップを担当したり、セリフを読むのが好きだったりと声を活かすことが得意であり、特技です。個人のYouTubeチャンネルではアニメをやっているので、いつか声優としてお仕事ができたらと思っています。

Coe.:(笑いながら)なんか今日はウザめだね?

Relu:インタビューにそんな形で載っていいんや(笑)。

こったろ:すたぽらの歌のお兄さんこと、こったろと申します。低音も高音も幅広く、メンバーの中では一番音域が広いところが特徴です。みんなを裏で支えるお兄さんのような立ち位置で、真面目そうに見えるんですけど、実は天然だったり予測不能な動きをしたりして場の空気をちょっと乱してしまうこともあります。あと、夜になると色気が爆発しちゃうことも……以上で〜す!

Coe.:こったん(こったろ)、昨日も(自分の配信を)僕の配信時間に被せてしまうという天然を発揮していました。

如月ゆう:緑色担当の如月ゆうです。いずれ、全世界を緑で染め上げる男ですので、お見知り置きをお願いします。ゲーム、運動、勉強と、僕を超える人はなかなかいないぐらい、いろんなものが得意です。最近だと、韓国語を勉強したり、ボクシングをしたりしています。

——韓国語で一言いただいてもよろしいですか……?

(流暢な韓国語で挨拶をしてくれる、如月ゆうさん)

一同:お〜!(拍手)

——無茶ぶりに応えていただきありがとうございます! ここからは「すたぽら」の活動歴を少し振り返りたいと思います。直近ですと、春の東西ワンマンライブを完走されましたが、今改めて振り返ってみて、いかがでしたか?

Relu:グループでは1年以上ぶりのライブで、大阪に行ったのも約2年ぶりということで、とにかくライブ当日はめちゃくちゃ楽しみでした。

Coe.:うんうん。遠征がすごく久しぶりだったので、ライブ前にメンバーの部屋に行くという空気感も楽しかったです。

Relu:ライブ関係ねぇ!

一同:(笑)

Coe.:ライブが終わってからも、メンバーの部屋で……。

Relu:ライブの話をしろっ!(笑)

一同:(笑)

Relu:今回、“ゲーム”がコンセプトということもあって、映像を流したり、小道具を使う演出があったりとライブ全体を通して、1つのゲームをクリアしたような体験をしてもらえたんじゃないかなと。自分たちもゲームの世界に入って、ゲームのキャラクターになったような感覚のライブで楽しかったです。

くに:普段のライブだと、「ダンスをちゃんと踊らないと」「振りをちゃんと覚えないと」という不安がありましたが、今回は当日までその不安がありませんでした。本当に素直にライブを楽しめたなという実感があります。

Relu:ライブも結構やってきたので、心の余裕があったかもね。

こったろ・如月ゆう:うんうん。

Relu:あと、初の試みとして、歌ってみたライブというものを追加公演でやらせていただいて、今までのオリ曲ばかりのライブとは違った楽しさがありました。合唱曲の「コスモス」を披露したんですけど、ピアノを自分が弾いて、メンバー全員でアイコンタクトをしながらテンポを取るという難易度の高さで、当日までかなり練習した思い出があります。なので、本番で歓声が上がった瞬間は達成感というか、とても感動しました。

Coe.:「コスモス」は、もしかしたらライブのすべての曲の中で一番練習した可能性があるよね。

Relu:めっちゃ練習した。バンドライブだとバンドさんが演奏してくれるけど、「コスモス」は全員が違うメロだったからね。

くに:本番でうまくいったときは、マジで嬉しかった!

Coe.:やっぱり歌を大事にしてきたこともあって、もっとクオリティを上げていこうという気持ちがメンバーの中にあるので、それを発揮できてすごく気持ちよく歌えました。

こったろ:うんうん。僕は、体づくり、ダンス練習、ボイストレーニングなどパフォーマンス面での底上げというか、しっかりとコツコツと積み上げてのライブだったので、より一層みなさんにひと回り大きく成長できた姿を見せることができたと思います。今後はさらに力を入れて、もっと成長を見せていきたいとモチベーションにつながったライブになりました。

Coe.:こったんとゆうくんは、めちゃくちゃ筋トレや食事制限をしていて。こったん、体脂肪何%になったんだっけ?

こったろ:今回は、9%ぐらいだったかな。

一同:お〜!

こったろ:本当はもうちょっと下を目指していましたが、2ケタを切ることを目標にはしていたので、しっかり達成できたのはよかったです。実は、僕の衣装だけ、他のメンバーよりも肌の露出をあえて多めにしてもらっていて。腹筋がチラリと見えるなど、ファンの方が喜んでくれそうな要素も入れたいなと思っていたので、それが実現できたのは個人的に嬉しかったです。でも、逆に見せちゃったので、体型の維持をしなければならないのは結構プレッシャーかもしれません(笑)。

——そんなこったろさんと一緒に、如月ゆうさんも筋トレをされていたのですね。

如月ゆう:はい! 何でもできるので!

Relu:今日はそんな感じでいくんや(笑)。

如月ゆう:ちょっと新しい自分を出していこうかなと(笑)。

——どんどん出しちゃってください! ちなみに、Coe.さんが興奮気味に言っていた、メンバーのお部屋訪問や思い出話を詳しくお聞きしたいです。

Coe.:すたぽら遠征あるあるで、今回もSwitchを持っていって『マリカ』で遊びました。僕はライブ前日の過ごし方があまりわからなくて、くにくんの部屋に入り浸ることが多く、ずっと一緒に過ごしていた思い出ばっかりです。……この言い方、ちょっとキモいか(笑)。

くに:あはははは(笑)。

Relu:自分は関西に住んでいるので、お母さんが差し入れを持って来てくれました。みんなと1時間ぐらい喋ったよね。

Coe.:うん。大量の大阪名物を持って来てくださって。そして、よくわからないんですけど、Reluママが持っていたサングラスをプレゼントしてもらうという謎の展開もありました(笑)。

こったろ:あったね〜!

如月ゆう:一番似合うって言われてたね。

くに:僕は、Reluママに、30分ぐらい好きな食べ物について深掘りされました(笑)。

Relu:本当に関西のお母さんという感じです(笑)。

——その姿がすぐに浮かぶほど、みなさんの仲良しエピソードにほっこりします。

Relu:メンバー同士めちゃくちゃ仲が良いので、前日の移動もかなりわちゃわちゃしていて、寄り道したり、横に座って一緒にゲームをしたりすることが多いんですよ。

Coe.:でもちょっと仲が良すぎて、移動のときは「隣にいたら喋り過ぎるから」とスタッフさんに離されることもあります。

くに:間にスタッフさんを入れられたりするもんね(笑)。

メンバーの“潜在かわいい”を引き出した新曲

——春の東西ワンマンライブで発表された、2nd Single「おぎゃりたい!えぶりでい」が7月9日(金)に発売となります。新曲が3曲収録されているということで、ここからは各楽曲の聴きどころを教えていただければと。まずは、表題曲にもなっている「おぎゃりたい!えぶりでい」についてお願いします。

Coe.:聴きどころはいっぱいありますが、一番聴いてほしいのはサビ部分です。サビ前のセリフや、ライブでコール&レスポンスができそうなところもあって、家でもライブでも盛り上がる楽曲になっています。あと、振付も今回作ってもらってアニメーションで出させていただいているので、みなさんも真似してくれたら嬉しいです。ちょっとオペラっぽく歌っていたり、僕がなぜか関西弁でセリフを早く言うパートもあったりと結構面白いところがたくさんあるので、ぜひフルで聴いてほしいですね。

——確かに、面白い要素があちこちに散りばめられていますよね。

Coe.:というのも、今回初めてのスタジオレコーディングで、制作の方や作曲/作詞/編曲のあ子さんも来てくださって、一緒に話し合いながら作っていきました。今まではそれぞれ1人で録っていましたが、スタジオレコーディングだからこそ、より面白い楽曲になったなという感覚があります。

Relu:いろんな人の提案を受けて、それを形にしながら作り上げた感じがするよね。

くに:うんうん。

如月ゆう:そういう作り方は、初めてだったよね。

こったろ:スタジオブースのガラス越しに、レコーディングの音をスタッフさんやメンバーが聞いていて、「このテイクはもうちょっといけるかも!」「まだいけるかも!」と、何度も歌い直しました。

Coe.:実は今回、Reluさんと僕がメンバーのディレクションを担当させていただいたんです。「こっちの歌い方でも良いんじゃない?」といろいろな提案ができて、みんなの“潜在かわいい”を引き出せたんじゃないかなと思います。

Relu:メンバーだからこそ、わかるみたいな。

Coe.:そうそう。僕が思うには、他の4人はもっとかわいいところがあるので、ディレクションをしたことによって、その“潜在かわいい”を引き出せてよかったです。

——いろんなかわいいがあると思いますが、メンバーから引き出した“潜在かわいい”はどのようなかわいさなのでしょうか?

Coe.:そうですね……。たとえば、くにくんは結構男らしい良い声をしていますが、プライベートではふにゃふにゃしているところがあるんです。ちょっと情けないけど守ってあげたいかわいさみたいなものがあるので、そういうところを引き出せるようにしました。

くに:僕、かわいいが本当にわからないので、めちゃくちゃありがたかったです。事前に、あ子さんから「とにかくバブになってほしい。赤ちゃんが歌う感じでお願いします」とディレクションをいただいていたんですけど、正直、「何それ!?」と困惑しました(笑)。

一同:(笑)

くに:どう歌おうかな?とずっと思ってたんですけど、Coe.くんやReluくんがアドバイスをしてくれたので、僕としてはすごく録りやすかったです。自分なりのかわいいが録れて良かったなと思います。

Relu:人に見られながら録るというのが、経験的にあまりないから本当に緊張したよね。ちょっとかしこまっちゃうところもありましたが、面白い経験でした。

——続いて、2曲目「ハピもツモれば」ですが、こちらもかわいいがあふれている楽曲ですね。

こったろ:結構かわいいキャッチーな曲です。僕もくにくんと似ていて、カッコいい寄りの声質なので、どうやってかわいいを引き出そうかめちゃくちゃ悩んだ結果、声色を明るくしたり、いつもよりもまっすぐで元気な歌い方を意識しました。それがメンバーにも伝わったらしく、「僕のかわいいはこれなんだ!」と。

Relu:かわいいの発見ね。

Coe.:こったんは、少年ボイスも出せるよね。小学生みたいな感じでかわいかった!

こったろ:その少年ボイスみたいな感じが良かったみたいです。普段出さない発声や声の質感だったので、すごく新鮮な気持ちでレコーディングできたと思います。

如月ゆう:「おぎゃりたい!えぶりでい」に比べると、あ子さんからも「ちょっと成長した感じで」というディレクションがあったので、いつもの自分に近い感じで録れたんじゃないかなと思うんですけど……結構難しかったです。これかな!と思っていたところが、聴いてみたら「もうちょっとこうかもね」と修正が必要な場面も結構あって。特に、僕は最初に録ったので、何が正解なのかわからなかったというか。でも、緊張はなかったので楽しく録ることができました。

——「おぎゃりたい!えぶりでい」から少し成長した様子が垣間見れる「ハピもツモれば」の聴きどころは、ズバリどこでしょう?

如月ゆう:曲のタイトルからも感じられる、麻雀チックなところや言葉選びです。すごく面白い曲になっているので、ぜひ歌詞カードを見て、頭の中で想像しながら聴いてみてください。

くに:うんうん。隠された要素みたいなものがたくさんあるよね。

Relu:聴いていると元気になるような曲だよね。

Coe.:本当に歌詞がめちゃくちゃ良い。誰にでも起こりそうなハッピーをつまんでいるんですけど、これをツモったらめちゃくちゃ良いよね!みたいな歌詞で幸せになりますし、日常でももっとたくさんのハッピーを見つけられるんじゃないかなと思いました。

——最後は、3曲目の「爆盛れ♡かわいい急上昇!」です。こちらは、作曲をReluさん、作詞をCoe.さんが担当されています。

Relu:まず、かわいい全振りの曲を作ろう!という話から始まりました。2nd Singleは全部の曲がかわいいんですけど、「おぎゃりたい!えぶりでい」は赤ちゃんのようなかわいさ、「ハピもツモれば」はハッピーでラッキーなかわいさといったように、かわいいの方向性が全部違うんです。「爆盛れ♡かわいい急上昇!」は自分最高!みたいな自己肯定感というか、自己愛的なかわいさがふんだんに詰め込まれた曲になっていると思います。

Coe.:結構、僕なりのかわいいをぶち込みたい気持ちがありました。僕、普段は割とネガティブなことも多いんですけど、活動をしていると逆に自分からポジティブな発信をして自分の背中を押しているような、そんな曲になったら良いなと。僕以外の4人にも潜在的なかわいさがあると言ったように、どんな人物にも絶対にかわいいのポテンシャルが眠っていると僕は信じていて。それを引き出すような曲になっています。

——かわいいのポテンシャル、素敵な言葉ですね。それを引き出す側はもちろん、実際に引き出された側のお話もうかがいたいです。

くに:レコーディングではいろいろと求められましたが、もう慣れっこです(笑)。

こったろ:慣れっこ(笑)。

くに:僕としては、“かわいい”もそうですが、すっごく早口なパートもあってだいぶ苦戦しました。

Relu:めっちゃ練習してたよね。

Coe.:くにくんはすでに収録を終えていましたが、「ここ録り直してほしい」「もっとイジける感じで録れない?」と、かわいいハラスメントをしながら録り直してもらいました。

くに:あはははは(笑)。僕もすたぽらを通して、かわいいを学んでいる最中です。

こったろ:春の東西ワンマンライブでは、2nd Singleの発表と併せて「爆盛れ♡かわいい急上昇!」を初披露したんですけど、振付も自分をかわいく見せる感じだったので、個人的にはまだそれに慣れてなさすぎて、ちょっと恥ずかしさも正直ありました。たどたどしくなっていた自分を隠せなかったかなって。

Relu:でも、それもかわいい!

Coe.:そうそう!

こったろ:普段かわいいをうまく見せてるCoe.くん、ゆうくんとかは、やっぱりプロだなと思いました。

——Coe.さんとReluさんは、この楽曲をどのような過程で作られたのでしょうか?

Relu:Coe.くんとオンラインで通話をつなげながら一緒に作っていきました。「次はこういう展開にしたい」「ここにセリフ入れたい」みたいな要望をもらって、じゃあこういう感じにするか!とリアルタイムで作っていった感じです。

Coe.:めっちゃ一瞬でできたよね!

Relu:そうそう。3時間ぐらいで完成しました。

くに・こったろ・如月ゆう:すごい……!

Coe.:僕たち“双子組”って言われているんですけど、本当に意思疎通していて。僕はあまり音楽のことはわからないので「次は激しい感じにしたい」と曖昧な表現で伝えることが多いんですけど、それを汲み取ってくれて、すぐにそのパートができるんです。

Relu:こういうことが言いたいんだろうな、というのはお互いにわかるよね。

——それは、グループを結成した当初からなのでしょうか?

Relu:いや、最初はもうめちゃくちゃ嫌いでした(笑)。

一同:(笑)

Relu:でも、話をするたびに「ええ奴やん」となり、どんどん仲良くなっていって。最近では、言うことも動きも同じになるほど双子感が出てきました。

Coe.:嫌だわ〜(笑)。

メンバーもドキドキする初のオフライン握手会

——この2nd Singleを通して、どのようなことを伝えたいのか、全3曲に込めた想いをぜひお聞かせください。

Coe.:今回の曲はどれも自己肯定MAX曲です。「おぎゃりたい!えぶりでい」は、やっぱりみなさん日々を忙しなく生きているので、おぎゃりたいと思うんです。その気持ちを否定せず、おぎゃって良いよ!と言ってくれる曲ですし、小さな幸せをツモらせてくれる「ハピもツモれば」と、自分のポテンシャルを上げてくれる「爆盛れ♡かわいい急上昇!」ということで、これを聴いて小さい悩みも払拭してほしいというか、まぁ私かわいいしいっか!と思えるぐらいに元気を出してくれたらなと。なんか、全部言っちゃったかもしれない!(笑)

一同:(笑)

くに:曲もそうなんですけど、「おぎゃりたい!えぶりでい」では、初めてイラストで踊るということに挑戦しています。キャッチーなサビで歌詞も覚えやすいですし、僕自身も今振りを覚えているところなので、ぜひ一緒に踊って楽しく過ごしましょう!

Coe.:ライブでやっていないのに、もうリスナーさんが踊れる状態って初めてだよね。

こったろ:個人的には、お兄さん的な立ち位置なのにバブになってしまう、そういう世界線が実現できちゃったので、ある意味ギャップでいいなと思ってもらえるように、これからもかわいさを探究しつつ、普段見ることのできないかわいさをいっぱい取り入れて見せていけたらなと思いました。

如月ゆう:メンバーからは、かわいいでやっていけるよと言ってくれるんですけど、自分自身では「本当にかわいいでいいのかな?」と思うこともあって。でも、メッセージ性も強くて、わかりやすいかわいい曲だと、「こういう風にかわいくやっていいんだ!」とレコーディングを通して理解したり、かわいいを研究できたりしたので、かわいい如月ゆうをたくさん摂取してください。

Relu:自分らはもう大人ですが、高校生みたいだねとずっと言われたり、それを好きでいてくれるみなさんの存在だったり、“かわいいは正義”だということを、2nd Singleを提げてアピールして、世界を平和にしていきたいです!

Coe.:なんか適当に喋ってない?(笑)

こったろ:壮大すぎる。

Relu:(振り切ったように)やっぱり、かわいいで世界は平和になると思うので、みなさん一緒に世界を平和にしていきましょう!

——また、2nd Single発売を記念して、アニメイトでは東京・名古屋・大阪で個別握手会が開催されます。初のオフライン握手会となりますが、開催が決まったときはいかがでしたか?

くに:素直に嬉しかったです。僕たち、普段はネットを通して活動しているので、リスナーさんと直接会えるのがライブぐらいしかなくて。そのライブもステージの上なので、一定の距離がありますが、それが今回はゼロ距離で、しかもお話や握手ができます。それが本当に嬉しいですし、リスナーさんもすごく喜んでくれていたので開催が決まってよかったです。

こったろ:僕も同じ気持ちです。特に、僕たちはグループを結成してからコロナ禍になって、リアルイベントができない時期もありました。今はライブもできて、やっと握手会としてリアルでリスナーさんとお会いできるので、本当に嬉しいですし楽しみです。

Coe.:確かに、コロナ禍だったからか、アルバムを出したときもオンラインでの握手会だったもんね。それを考えると、ついにオフラインで握手会ができるのは嬉しいですし、普通にめちゃくちゃ緊張します! 僕、前髪とメイクと照明でごまかしているから、大丈夫かな?

くに:いや、そこだよね! 「ライブで見る姿と全然違いました」と言われるんじゃないかなって。

如月ゆう:(笑)。

Relu:それを言われたら……立ち直れない(笑)。

Coe.:そうならないように、握手会当日までかわいいを磨いておこうかなと思います。

素でかわいい如月ゆう、寄り添い上手なこったろ、いじられ愛されキャラのくに

——せっかくの5人そろってのインタビューですので、それぞれメンバーの素敵なところを教えてください。まずは、如月ゆうさんの素敵なところをお願いします!

Relu:まず、かわいいです! とにかくかわいくて、ゆうくんは存在が神ってるというか……。

Coe.:あっ、これ止まらないかも! 彼はゆうくん推しなので、ここで止めないと軽く1ページは埋まるところでした。危ない、危ない。

Relu:(気にせず続けるように)もう声を聞くだけでもわかるかわいさですし……。

如月ゆう:うんうん。いったん、ありがとうね〜。

一同:(笑)

——Reluさんを落ち着かせている間に……Coe.さん、お願いします。

Coe.:ゆうくんは自分でかわいくしようとしているんじゃなくて、素でかわいいんです。僕とかは、結構かわいいを作り上げているんですけど(笑)。

くに:それ言って大丈夫なの?(笑)

Coe.:でも、かわいい反面、めちゃくちゃストイックで。筋トレをすごくしていたり、勉強熱心だったり、興味のあることに一直線だったりするところが特徴だよね。

こったろ:うんうん。

Coe.:SNSや配信を見ていると穏やかそうな子なのに、めちゃくちゃキックボクシングをしているギャップもあれば、僕としては、“変な子”というところも推したいポイントです。

如月ゆう:みんな変だけどね。

くに:あと、僕にとても優しくしてくれるところが好きです。

Relu:待って待って。みんなに優しいけどね!?

くに:すごくヨシヨシしてくれる。

如月ゆう:恋人みたいなことは言わないで?

一同:(笑)

くに:あと、健康面でもとても安心感があります。みんなが倒れても、ゆさん(ゆうさん)だけは生きてるという絶対的な安心感!

Relu:頭脳もフィジカルもあるので、この世にゾンビが出始めたら絶対に最後まで生き残るタイプです。かわいさもあるから、誰かを誘惑することもできる(笑)。

こったろ:ストイックがゆえに、がむしゃらで脳筋みたいなところもあって、力で解決するじゃないけど、たまに偏っているところが面白いなと。

如月ゆう:力があれば、いったん何でも解決するからねっ。

Coe.:お〜! 脳筋だ!

——続いては、こったろさんの素敵なところをお願いします。

Coe.:これは、くにお(くに)に主導権を譲るよ。彼はこったんが大好きなんです。

こったろ:くにおはいいって(笑)。

くに:まず、声が良いですよね! 歌も上手いですし、タレントとして魅力的なものは、もう全部詰まっている方なんです。すたぽらとしては、こったろくんとは動画まわりでいろいろと話をするんですけど、社会人経験があるので、裏でのスケジュールや進行のやり方、スタッフさんとの連携など、いろいろと支えてくれるところが本当に大きくて。すたぽらの中での縁の下の力持ちみたいな存在で、最近は頼りっぱなしです。

Coe.:こったんは、割とコツコツタイプだよね。僕の場合、モチベーションが上がったタイミングでがむしゃらに頑張って動画投稿をたくさんするタイプですが、こったんはリスナーさんも気づかないぐらい、定期的に動画投稿するための体制を作ったり、スケジュールを引いたりと、裏のことをすごくしてくれていて。僕なら表で喋っちゃうことを黙々とやってくれているので、これは僕が代わりに声を大にしてみなさんにお伝えしたいです。すたぽらは、こったんがいるから成り立っているよー!

くに:本当にそう。

如月ゆう:いつもありがとう。

こったろ:みんなが表で頑張ってくれているからだよ。

Relu:第一印象だと結構クールに見えると思うんですけど、広い心というか穏やかというか、めちゃくちゃ優しいんです。たとえば、メンバーがちょっと落ち込んでいるときは絶対に声をかけてくれるし、メンタル面での寄り添い方がすごく上手で。いつもこったんが寄り添ってくれるから、その温かさに涙が出そうになる。

くに:わかる、わかる。

Coe.:急に電話がかかってきたかと思ったら、「なんか元気がなさそうだったからさ」と連絡をくれたこともありました。

Relu:なんて素敵な人なんだ……!

こったろ:もう恥ずかしいよーっ!

一同:(笑)

Relu:これだけ言っておきたいんですけど、自分としては、この5人の中で一番変です。

Coe.:確かに、めちゃくちゃぶっ飛んでるよね!

——如月ゆうさんに続いて、こったろさんもグループの中で大きな存在ですね。それでは、次に、くにさんの素敵なところをお聞かせください。

Coe.:くにおはないか〜。

くに:えっ、あるよね?

如月ゆう:う〜ん。

こったろ:くにおはね〜……。

Relu:こういう感じで、いじられ役なんです。いじられて、かわいがられるタイプですね。

こったろ:いじられて愛されるタイプだよね、本当に。

Coe.:会社のスタッフさんや、同じ事務所のタレントのみんなからも、もしかしたら一番愛されている可能性があるよね。くにおを嫌いな人は、この世にいないんじゃないかな。

くに:おっ、嬉しい〜!

こったろ:なんで愛されるかというと、やっぱりくにおくん自身がめちゃくちゃ優しくて、何かと率先して何でもやってくれる特攻隊長みたいな人だからだと思うんです。でも、何かやらかしちゃったりして怒られて、そこが愛されポイントになっているかなと。

Coe.:失敗しても助けてあげたくなる愛嬌があるよね。もうしょうがないな〜って。

くに:すみません、いつも(笑)。

Relu:あと、すごく素直なんです。人の意見も「そうなんだ〜!」と受け入れるタイプで、それがやっぱりかわいがられるポイントだと思いますし、め〜ちゃくちゃアホなんですよ(笑)。

一同:(笑)

Relu:とにかく一生懸命で諦める心がないというか、マジで主人公なんです。一生懸命だからこそ、失敗したときはみんなが助けてくれるし、くにくん自体が誰にでも手を差し伸べる人柄なので、みんなが好きになるんだと思います。

人間関係のプロであるRelu、カリスマ性を持つCoe.

——続いて、Reluさんの素敵なところを教えてください。

Coe.:まぁReluさんは〜、リスナーさんへのあたりも強いし〜、動画の投稿タイトルも適当だし〜。

くに:配信の終わり方も雑だしね。

Relu:ちょっと待って。好感度下げてグループをクビにしようとしてる!?

一同:(笑)

Coe.:Reluさんは、何をやってもなぜか許されるよね。

如月ゆう:それが、れるち(Relu)のキャラだからね。

Coe.:Reluさんの自由奔放さは、一番なんじゃないかな。

くに:でも、人一倍考えているというか、ストイックな感じがあるよね。

Relu:今のところ、悪いとこのフォローみたいな感じになってるけど大丈夫そう?

一同:(笑)

Coe.:しょうがないから良いところを言うと、すたぽらがこんなに仲良くなった理由はReluさんにあると思います。結成当初はもっとそれぞれに壁があって、ビジネスパートナーみたいな感じで「これぐらいは我慢するか」と思っていたところを、「今後長くやっていくんやから、何か思うならケンカしようや!」とReluさんが言ってくれて。それぞれ本音をぶつけて、壁を取り払って仲良くなれたという経緯がありました。

こったろ:あれは大きかったよね。

Coe.:そういうこともあって、Reluさんは人間関係のプロみたいな感じです。誰とでもいつの間にか仲良くなっています。

くに:僕とCoe.くんがケンカしたときも仲裁に入ってくれて、すたぽらがうまくいくように、関係の部分からちゃんとつないでくれる存在です。

——それでは、最後に、リーダーのCoe.さんの素敵なところをお願いします。

Coe.:お願いしまぁ〜す!

くに:一番の問題児だよね。

如月ゆう:うんうん。

こったろ:まぁ、末っ子だからな〜。

Relu:本当に末っ子感が強いよね。甘え上手であり、しっかりと考えているから許せるみたいなところもあって。こんなにリーダーをヨシヨシしているグループはないんじゃないかと思うぐらい、甘えたがりなリーダーなんですけど、リーダーっぽいところもしっかりとあります。

如月ゆう:もっとやれる!という感じがリーダーだよね。

Relu:うんうん。これをやっていこう!と引っ張っていく力が一番ある。

こったろ:クリエイティブ面やグループプロデュースみたいな才能だったり、説得力があったりと、やっぱりリーダーだなと思うところが多いです。

Relu:でも、それを超えてくるぐらいのワガママさなんですよねぇ〜。

Coe.:あれ? 今、良い感じの風を感じていたのに(笑)。

くに:0から1を生む力というところでは、他のグループにおいても一番すごいんじゃないかと思うほど尊敬しています。リーダーとしてついていきたいとずっと思わせてくれる人です。ただ、一番のワガママではあるので……。自分はもう慣れてしまっていますが(笑)。

Relu:簡潔に言うと、カリスマ性みたいなことだよね。

如月ゆう:確かに、カリスマ性に近い感じがする。

くに:うんうん。

こったろ:ワガママな部分はマイナスにも捉えられますが、良い意味で言うと、そのワガママのおかげでグループの魅力が出てきたり、他の人が言えないところでCoe.くんが先陣切って伝えて守ってくれたりすることもあるので、そういうところはすごく頼もしいです。

Coe.:(しみじみと)いやぁ〜、良いコーナーですね。

一同:(笑)

——こちらこそ、すたぽらの魅力が伝わってくる素敵なお話をありがとうございます。名残惜しいですが、時間が来てしまいましたので最後の質問です。5周年イヤーに突入した「すたぽら」として、今後の抱負をリーダーのCoe.さんから一言お願いします!

Coe.:今年は5周年イヤーとして、2nd Single「おぎゃりたい!えぶりでい」のリリースや握手会をはじめ、今までの夏でもめちゃくちゃ気合いの入っている夏になりそうです。今、最もバズりたい5人という自信があるので、バズって、今日お話したような僕たちの潜在的なかわいさが世の中にバレてしまうと良いなと思っているので、5周年目も頑張って走り切りたいと思います!

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