冬ボーナス支給 一般職平均88万4116円 伊賀市
三重県伊賀市は12月10日、総額12億4376万円(前年比10・34%増)の冬のボーナスを支給した。2047人が対象で、一般職1190人の平均支給額は2万7633円(3・23%)増額の88万4116万円で、最高額は上野総合市民病院の院長で199万6274円、最低額は12月1日採用者の10万8469円だった。
増額は、8月の人事院勧告に準じた給与改定や職員手当の引き上げによるもので、支給月数は一般職(再任用以外の常勤)が期末手当と勤勉手当を合わせ0・05月分増の2・35月分。短時間勤務会計年度任用の職員777人は地方自治法の一部改正で6月のボーナスから勤勉手当の支給が可能になり、再任用と同じ支給月数の1・225月分になった。
特別職の支給額は、就任から1か月未満の稲森稔尚市長が3割に当たる62万3700円、宮崎寿副市長の161万1000円と高木忠幸・上下水道事業管理者の128万2500円は前年と同額だった。一般職と同様で、勤勉手当が付く谷口修一教育長には3万5490円増の166万8030円、岡本栄前市長には8割の166万3200円を支給した。
市長選と同日実施にするため議会を自主解散した議員は、赤堀久実議長が86万4960円、福村教親副議長が57万1608円、正副議長を除く再選議員13人が8割の69万0336円、他の初当選議員ら7人は3割の25万8876円になった。