SDGsと建築学ぶ 新羽中で公開授業
新羽中学校で2月18日、(一社)横浜市建築士事務所協会(=ハマ建/田島文男理事長)の公開授業が行われ、3年生約90人と保護者・地域住民らが「健康で快適な住まい」について学んだ。ハマ建は2023年設立の「よこはま健康・省エネ住宅推進コンソーシアム」に参加しており、市が掲げる「ゼロカーボンヨコハマ」の実現に向け、高性能な住宅の普及を促進している。
同校が11年に文部科学省の「エコスクールパイロット・モデル校」の認定を受け、校舎を改修していることなどから、昨年に続き公開授業が実現。生徒らは、専門家による「脱炭素社会」や「健康な住まい」についての講義に真剣に耳を傾けていた。視察に訪れた市職員の一人は、「子どものうちから、脱炭素社会に向けて自分たちで何ができるかを感じてもらう良い機会。建築関連に興味を持ち、キャリア教育にもつながる」と感想を述べていた。