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森田剛と間宮祥太朗が初共演にしてW主演した、舞台『台風23号』が、2026年1月17日（土）午後8:30からWOWOWで放送・配信されることが決定した。

本作は、人間の卑俗さを赤裸々に暴きながらも独特のユーモアを散りばめ、じわりとペーソスをにじませて観る者に強い共感を抱かせる、赤堀雅秋の作・演出による書き下ろし舞台。台風が迫るとある町で、そこに生きる市井の人々を独自の視点で描き出す。

W主演を務めたのは、映像・舞台問わず数多くの作品で硬軟さまざまな表情を見せる森田剛と、映像作品では見ない日がないほど引っ張りだこの間宮祥太朗。さらに、かねてより赤堀作品への出演を切望していた木村多江、芸人・歌手・俳優とマルチな才能を発揮する藤井隆、近年ドラマや映画で注目を集める伊原六花、舞台だけでなく映画やドラマでも活躍する駒木根隆介、数々の演劇賞を受賞してきた秋山菜津子、そしてベテラン俳優の佐藤B作が屋台骨として作品を支えた。

「台風」は劇中の町や人を襲ったのか、それとも危機的状況の象徴として描かれたのか——。演劇界の鬼才と豪華俳優陣による話題のステージを見逃さないでおこう。

【ストーリー】
10月だというのに異常な暑さ。海沿いの小さな町。配達員（森田剛）は今日も荷物を届けるべく、この町を奔走する。荷物が届かない菊池雅美（秋山菜津子）は配達員に訴えるが、もめてしまい、警官（駒木根隆介）が止めに入る。一方、介護ヘルパーの田辺浩一（間宮祥太朗）は、訪問先の老人・古川勝（佐藤Ｂ作）を捜しに町役場に。勝の娘・井上智子（木村多江）、その夫・秀樹（藤井隆）とともに、かたくなに家に帰ろうとしない勝を説得するが事態は悪化するばかり。母の病気の報せを受けて帰省した雅美の娘・宏美（伊原六花）は、変わらないこの町に辟易する。母は相変わらず訳の分からない男・星野純（赤堀雅秋）と付き合っていて……。やがて戦後最大級の台風23号が、この町に迫り来る。