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「負けちゃいられない!ついていかなくちゃ!」戦場のようなアフレコ現場とは!? 『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第2期 美杉美々美役・Lynnさん&華暮愛々役・高尾奏音さんインタビュー|最終話はアニメ史に残る伝説になるはず

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2025年1月より好評放送中のTVアニメ『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』第2期もクライマックス直前! ついに、ラブコメの限界突破!!?さらにパワーアップした恋太郎ファミリーの活躍が見逃せない!!

神様から、100人の“運命の人”との出会いを告げられた主人公・愛城恋太郎(CV.加藤 渉)の10人目の彼女として登場した、“美しすぎる「美」の探究者”美杉美々美役 Lynnさんと、11人目の彼女として登場した“前髪死守の恥ずかしがり屋” 華暮愛々役 高尾奏音さんに、アフレコの様子や、主人公・愛城恋太郎の印象、ラスト2話の見どころなどをたっぷりと語っていただいた。

 

 

【写真】アニメ『100カノ』第2期より登場のLynn&高尾奏音が語る戦場のようなアフレコ現場とは!?/インタビュー

王道ラブコメだと思っていたら……「なんか違うぞ」と(笑)

──第19話(「カラオケ・クライシス」)では美杉美々美(うつくしすぎみみみ)が、第22話(「かくれんボーイミーツガール」)では華暮愛々(かくれめめ)が、ついに登場しましたね。

Lynnさん(以下、Lynn):第1期のエンディングで姿だけは出ていたのですが、ようやく喋りました。初登場の第19話はセリフ量が多くて、初っ端からフルスロットルでした。

高尾奏音さん(以下、高尾):どの彼女も、初登場回はザ・お当番回って感じでしたよね。

 

 

──キャラクターのことを詳しく聞く前に、まずは『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』全体の印象からお聞かせください。

Lynn:第1期のときに「またすごいタイトルの作品やっているな〜」と思っていました(笑)。第2期で美杉美々美役として呼んでいただき、そこで原作を読んだのですが、(普通の)ラブコメだと思っていたので、こんなにギャグ線の高い、攻めた作品なことにビックリしました。

高尾:王道なラブコメで、可愛くてキャッキャウフフな感じなのかなって、原作を読み進めたら……「なんか違うぞ」と(笑)。100人の彼女を作る作品なんて見たことがなかったですし、前代未聞だと思ったのが印象的でした。

Lynn:(彼女を)1人に決めないと怒られる作品が多い中で、すごいよね。

高尾:しかも、みんなちゃんと受け入れていて。ちょっと頭のネジがぶっ飛んだ展開もあってすごく面白いです。

──そんな作品に出演が決まったときは、率直にいかがでしたか?

Lynn:最初はやっぱり「美杉美々美」という名前のインパクトが強かったです。でも、内面を知ったらすごく素敵な子だったので、任せていただけるのが嬉しいなと思って、アフレコが始まるのを楽しみにしていました。

高尾:「好きだな、出たい!」と思った作品に、愛々ちゃんという本当に可愛くて守ってあげたくなる子の役で呼んでいただけて、すごく嬉しかったです。「精一杯演じなきゃ!」って気持ちが強くなりました。

 

“美”に対してストイックな美々美は、その一生懸命さが土台にあっての美しさなんです

──続いて、そんな“彼女”たちについてお聞きしたいと思います。まずはLynnさんが演じる美杉美々美ですが、本当に「美」がいっぱいの名前ですね。

Lynn:ほかのキャラクターの名前も変わっていますが、美々美は名前を書くときに「美、何回書いたっけ?」「(漢字の)美の線の本数合ってたっけ?」と不安になるぐらい、“美”というものにフォーカスを当てたキャラクターです。

そんな麗しい美々美を演じる上で、嫌味な子にはしたくないなと思いました。「私は美しいのよ。すごいでしょ」ってひけらかして、周りから「なにあの子」と思われるのは絶対に嫌だなって。彼女は美しくいるためにめちゃくちゃ頑張って努力していて、その一生懸命さが土台にあっての美しさなんです。内面も美しいところが一番の魅力だと思います。

 

 
高尾:確かに、美に対してストイックだから応援したくなるというか。周りの人に対しては、むしろ優しいですよね。

Lynn:そうなの。ほかの人の美しいところも素直に褒めてあげられるし。美しいキャラクターはこれまでも色々やらせていただきましたが、ここまで美しいことを誇らしげに思っている子にはなかなか出会わないので新鮮な気持ちでした。私も可能な限り美しい声を出したいと思って演じています。

高尾:本当に美しかったです。

Lynn:ありがとう。でも、アフレコはみんなで一緒に録っていて、人数が多いしマイクワークも激しいし、すごくテンポも早いので、ちょっと気を抜くと汚い声が出ちゃいそうになるんですよ(笑)。

高尾:いやいや、出ていませんでしたよ!

Lynn:どんなに私自身は慌てていても、「落ち着いた麗しい美々美さんの声でいなくちゃ!」と気を付けていました。あと、「もっと高らかに」とか「もっと自信ありげに」というディレクションもいただいたので、「キラキラさせて言うんだぞ!」と意識を持つために、台本のセリフの前後にはキラキラマークを書いていました。

高尾:すごい美意識…!(笑)

──お嬢様口調はほかの役でも経験があると思いますが、美々美の場合はちょっとクセのある口調ですよね。

Lynn:ちょいちょいおかしな言い回しをしていますね(笑)。なんかひと回りふた回り多いぞ、って言い回しがあって。でも、彼女なりに勉強して美しい言葉を言おうとした結果なので、そこも可愛らしいところだなと思います。

 

 

──美々美といえば栄逢凪乃(えいあいなの)との絡みも印象的です。

Lynn:そうですね。ただ、凪乃さんはずっと一定のテンションじゃないですか。第20話(「美しきものたち」)の“美しさ探し対決”のときに交互にセリフを言うシーンがありましたが、凪乃はずっと淡々と言っているのに、こっちはどんどんボルテージが上がっていくので、その温度感のギャップが面白くて。こっちはこっちで負けないぞ!と思いながらやっていました。後半の合わせセリフのところが、特に「せーの」と言わなくてもピッタリ合ったときは、瀬戸ちゃん(栄逢凪乃役・瀬戸麻沙美さん)と「やったね!」となりました。

──いいコンビですよね。高尾さんから見て、美々美の印象はいかがですか?

高尾:愛々との絡みで言うと、すごく優しくしてくれる印象があります。愛々は周りに気を遣ってしまい、自分からあまり行けないタイプなのですが、そういったところも包みこんでくれるお姉さんなので、本当に、心も美しいキャラクターだと思います。

 

愛々は前髪が整っている時とそうでない時で、心の変化をつけるよう意識して演じています

──そして、こちらも名前が象徴しているようなキャラクターですが、高尾さんから見た印象や可愛いところを教えて下さい。

高尾:いままでも“目が隠れているキャラクター”をやらせていただくことは結構あったのですが、両目が隠れている子は初めてでした(笑)。最初にキャラクターイラストを見たときは「見えるのかな?」と心配になりつつも、やっぱり前髪へのこだわりのすごさはインパクトが強かったです。登場シーンも「前髪が」ってセリフしかなくて、ある意味それがキャラ紹介といいますか、この子のアイデンティティなんだと思いました。

性格は内気で人見知りで、ちょっとモジモジしちゃうタイプで、守ってあげたくなるようなところが可愛いなって思います。第22話では、恋太郎くんに手紙を書いているシーンがありましたが、私も友達に手紙をよく書くので共感しながら演じていました。

 

 

──こういう時代だからこそ、アナログな手紙は素敵ですね。

高尾:趣味なので、書きたくなっちゃうんです。

Lynn:めちゃめちゃいい趣味。私は自分で書くことはあまりないですが、もらうとすごく嬉しいです。

──では、愛々を演じる上で意識したことやディレクションについて教えて下さい。

高尾:ディレクションで「前髪がやばくなっている時と、やばくなくて心が落ち着いている時の差を出してください」と言われました。言語化するとすごく難しいですが、なにかしらの心の変化をつけるよう意識して演じています。

──そう言われて、すんなりいけましたか?

高尾:いえ、最初はなにを言われているのかと(笑)。でも、愛々ちゃんは“前髪さえあれば”落ち着いて冷静に思いを伝えられるんですが、逆にない時はパニックになってとっ散らかってしまう子なので、それを表現できていたら嬉しいです。

──少し話が戻りますが、登場シーンのセリフはほとんど「前髪が」だけでしたが、変化をつけるのは難しかったのでは?

高尾:そうですね。「もっと、もっといける!もっともっと前髪に対する執着をお願いします!」とディレクションをいただいて、何回も録りました。台本にも思いっきり「大丈夫なときと、そうでないときの差」と書いていました。

 

 

──Lynnさんは愛々の印象はいかがですか?

Lynn:「前髪が」と言っている印象が頭に強く残っています(笑)。美々美とは正反対で、空気感がぜんぜん違う子ではありますが、恥じらいが声に乗っていて本当に可愛いです。前髪を気にする気持ちって、わかるじゃないですか。

高尾:女の子にとって前髪は大事ですよね。私も結構気にしています(笑)。

Lynn:その気持ちはとても共感できるなって思います。あと、目が隠れているキャラクターって単純に憧れますね。中二心がくすぐられて、好きなんです(笑)。

高尾:それで言えば、キャラクターの説明を受けたときに「目が隠れているからどんな顔かはわからないけど、めちゃくちゃ美人な子です」と言われて。等身大の美人な声でとディレクションがありました。

 

 

──「可愛い声で」ではなく、等身大の「美人な声で」と?

高尾:はい。オーディションのときも、作った可愛い声ではなく『高尾奏音です』と名乗るときの声で充分合っているから、等身大の声で行きましょうと言われました。

Lynn:もとが美人声だから、演技しなくてもそのままでいいと(笑)。

高尾:いやいやいや(笑)。

Lynn:でも、本当に品があって、それがちゃんと声に乗っていると思う。

高尾:ありがとうございます。

 

 

休憩中は学校のような雰囲気だけど、本番中は戦場のようなアフレコ現場。

──第2期から参加してみて、本作の現場の雰囲気はいかがでしたか?

高尾:基本的にワイワイ喋っていて、学校の休み時間みたいでした(笑)。

Lynn:そうそう。世代が近い人たちが多いからなのか、なかなかこんな現場はないなと思いながら、みんなの話を楽しく聞いていました。

Lynn:でも収録が始まると、「みんなで力を合わせて乗り越えようね」って気合いがないと置いていかれそうになります。ページをめくるのが間に合わないぐらい忙しいので。マイクも譲り合いだし、一緒に入れるところは入ることもあって、本当に戦場のようでした。

高尾:協力し合わないと出来ない現場でしたよね。

 

 
Lynn:コミカルなシーンでの振り切れ方もすごくて、第1期のメンバーがそこまでやっているなら、第2期から入った私たちも「負けちゃいられない! ついていかなくちゃ!」って気持ちになっていました。“彼女”のひとりとして、ちゃんと好きになってもらいたいって思いながらアフレコに臨んでいました。

高尾:こんなに女の子がたくさんいるのに、それぞれの個性が強すぎますからね。

Lynn:アフレコの作業自体はすごく難しかったですが、みんなで入れ替わり立ち替わり、ぎゃあぎゃあしている中でお芝居をするのがめちゃくちゃ楽しかったです。

──コロナ禍を経て、ここ最近はみんなで収録をすることが出来るようになったと、話を聞けること自体が嬉しいです。

Lynn:本当にそうですね。これを分散収録(キャラクターごとに一人ずつ個別で収録すること)で、全部1人でやったら成り立たないと思います。

高尾:成り立たないですよね。空気感が全く変わっちゃいそう。なんかスクランブル交差点みたいだなって思いました。

Lynn:そうそう(笑)。

高尾:朝の時間帯の収録だったんですけど、みんな朝からハイテンションでしたよね。

Lynn:話数によっては「朝にやることじゃない」と思いながら演じてました(笑)。

──お二人が演じるキャラクターは高校生ですが、おふたりはどんな学生時代を過ごしていましたか?

Lynn:私は中学までが一番イキイキしていたかもしれないです(笑)。生徒の人数が少なかったこともありますが、結構リーダーシップを発揮するような感じで「みんなついてきなさい!」ってタイプでした。

 

 
高尾:美々美さんみたい。

Lynn:そうかも。スポーツも好きで、楽しく過ごしていました。でも高校に入ったら、井の中の蛙でしたね(笑)。外には知らない世界がいっぱいあるんだなと感じて、高校はごく一部の仲の良い子たちと一緒に静かに過ごしていました。

高尾:私は高校生のときからこのお仕事をしているのですが、友達がめちゃくちゃ多いタイプではなく、特定の子と仲良くしている感じでした。ただ、人見知りなので、入学した頃は友達ができなさすぎて、1人でお弁当を食べていました。

Lynn:友達作るのって難しいよね。私も話しかけてもらえたらすごく嬉しいんだけど、自分からは行けないタイプだから。

高尾:ぼっちだと思われるのが恥ずかしくて、試験勉強をしているフリをしながらお弁当を食べていて……そのおかげで成績はちょっと伸びました(笑)。

──Lynnさんも学生時代から養成所に?

Lynn:高校から養成所に通っていました。でも通うのは日曜日だけで、平日はバスケ部のマネージャーをしていました。

高尾:バスケ部のマネージャー! 格好いい! 私は文芸部の幽霊部員でした(笑)。

 

(愛城恋太郎役の)加藤くんは彼女たちへの愛情に差が出ないよう、すごく考えてお芝居してくれてるんだろうなって思います。

──これもぜひお聞きしたいのですが、キャラクターではなく個人の感想として、恋太郎はどんな印象ですか?

高尾:憎めないですよね。

Lynn:うん、みんなに平等な愛を向けているから、すごく誠実に感じます。普通だったら、こんなに彼女がいたら「きー!!」ってなるはずなのに…。恋太郎のあの真っ直ぐさは何よりも魅力だと思います。

高尾:恋太郎ならすべてが許せてしまうというか…。

 

 

──不思議ですよね。

Lynn:フィクションだからではあるんですが、それをちゃんとリアルに感じられるようなお芝居をしていて。(恋太郎役の)加藤くんは彼女たちへの愛情に差が出ないよう、すごく考えてお芝居してくれたんだろうなって思います。

高尾:本当にそうですよね。

──そのほか、気になるキャラクターやキャストのこともお聞かせください。

Lynn:(好本)静ちゃんですね。長縄まりあは本当に天才だと思います。静ちゃん自身が持っているスマホ(テキスト読み上げアプリ)の声も、長縄さんご本人が喋っているんですよ。すごくないですか?

 

 
※好本 静は人と喋ることが苦手なため、当初は愛読書の文章を指で差して会話していたが、第1期・第3話(「無口な姫と騎士と武士」)にて、恋太郎が用意したテキスト読み上げアプリを使って会話するようになった。

高尾:ビックリしました。本当に機械音みたいな声でしたよね……。

Lynn:ちょっと真似してみましたが、私には出来なかったです。

高尾:普通、出来ないですよね。

Lynn:彼女はサラッとやっていますが、めちゃめちゃ技術がいると思います。

 

最終話はアニメ史に残る伝説になる!?

──これまでの話数の中で特に印象的だったエピソードを教えて下さい。

Lynn:第21話(「髪のみぞ知る世界」)はマジでヤバイと思いました。何をやっているのか、ずっと意味がわからなかったです(笑)。なんか、地球が滅ぶみたいな話になって……。

高尾:私は当時まだアフレコに参加できていなかったのですが、ヤバい話があったという噂は聞きました…!(笑)

 

 
Lynn:何回読んでも、「マジで何を言ってるの?」「何をやってるの?この人たち」って意味がわからなくて。このインタビューが出ているころには皆さんご覧になっていると思いますが、私も見るのがすごく楽しみです。珍しくアフレコ現場には加藤さん以外の男性陣もいて、とんでもない災害が起こるかもしれなくて、国際問題に発展している!?というところから始まるので、「ほんとに『100カノ』始まった?」みたいに思いました。

──皆さんの反応も含めて楽しみですね。高尾さんはいかがですか?

高尾:私は第22話です。教頭先生の頭に愛々が隠れているシーンで、教頭先生が「急にダジャレで滑って、赤面して消えた生徒が……」っていうセリフがあるんです。愛々がダジャレを言うシーンは他にないので、「どんなダジャレを言ったんだろう?」って気になりました。それに私自身、もともとダジャレがめちゃくちゃ好きなんですよ。

──X(旧Twitter)でも高尾さんご自身のアカウントでポストしていますよね?

高尾:毎朝、ダジャレをポストしています(笑)。

Lynn:そうなの?

高尾:そうなんです。なので台本を読んだとき、「運命!?」って思いました。「もしかしたら、私に寄せて台本を書いてくださったのかな?」と思って原作を読んだら、原作にもちゃんとダジャレと書いてあったので、これは神様からのプレゼントだなって思いました。
 
Lynn:(高尾さんのXを確認して)ほんとだ! 言ってる! なんか可愛い。絵文字も添えてあって、朝イチでこれを見たら元気がでますね。

高尾:“美しさ探し”をしてくれました(笑)。でも、朝は思いつかないので、夜に考えてひねり出しています。

Lynn:偉すぎる(笑)。

──第2期も残すところあと2話となりました。最後に、第23話(「失われしツンデレ」)と最終回となる第24話の見どころをお聞かせください。

Lynn:たぶん最終話はアニメ史に残ると思います。伝説になるんじゃないかなと。

高尾:みんな言っていますよね。

Lynn:アフレコで“そのシーン”が終わったときは、感動して泣きそうになりました。みんなで「頑張れ、頑張れ」と思いながら見守っていたんです。

高尾:後ろでみんな祈っていましたよね。

 

 
Lynn:それから、これまでの話数もそうでしたが、第23話や第24話は、かなりほかの作品をリスペクトした内容になっています(笑)。BGM(劇伴)もこだわっていますので、そこも注目して欲しいです。

高尾:セリフの言い回しも、みんな研究していましたよね。最後まで笑いが止まらないですよね。

Lynn:本当に大笑いして終われます。見た人みんなが幸せになれるんじゃないかな。

高尾:見ていたらつらいことを全部忘れられると思います!

──楽しみにしています! 本日はありがとうございました。

 
[文・千葉研一 / 写真・塚越淳一]

 

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