「プリズン・ブレイク」再ブーム?米Netflix登場で視聴数が大幅急増
米FOXで製作され、日本でも海外ドラマブームの一躍を担った人気ドラマ「プリズン・ブレイク」(2005‐2009)が、アメリカで再び人気を集めているようだ。
「プリズン・ブレイク」は、天才的な知能を持つ主人公マイケル・スコフィールド(ウェントワース・ミラー)が、無実の罪で死刑を宣告された兄リンカーン(ドミニク・パーセル)を脱獄させる壮大な計画に挑むサスペンスドラマ。2017年には続編となるシーズン5がリリースされた。世界中で社会現象を起こす人気を博したため、かつて寝る間も惜しんでDVDを観ていたというファンも多いだろう。
そんな2000年代を代表する大人気ドラマに、再ブームが起きている。米によると、7年ぶりにに登場した「プリズン・ブレイク」は、「アンブレラ・アカデミー」「ハウス・オブ・ドラゴン」など最新の人気競合タイトルを抑えて、米ニールセンのストリーミングチャート(8月5日から8月11日)で第1位にランクイン。計90話で約16億分の視聴時間を記録し、前週比111%増となった。2週目も首位の座をしており、今後の動きに注目だ。これ以前は米Huluで配信されていたため、改めてNetflix効果の威力がうかがえる。
またのグローバルTOP10でも、9月2から9月8日の週で第5位を記録しており、依然として好調だ。日本のNetflixでも「今日のTV番組TOP10」(9月13日時点)の第6位にランクインしており、世界中で視聴者が増えているようだ。
ちなみに「プリズン・ブレイク」は、新シリーズが米Huluで進行中。2023年11月に「マヤンズ M.C. ~サンズ・オブ・アナーキー外伝~」のエルギン・ジェームズが「開発初期の脚本を執筆中」であることが、2024年7月には、製作総指揮のマーティ・アデルスタインが「本当に順調です。初稿は本当に素晴らしかった。彼らは修正を加えつつ進めているようです」と進捗をいた。「プリズン・ブレイク」の再ブームによって、新シリーズも一層盛り上がるだろう。
新シリーズにマイケルとリンカーンの兄弟は登場しない見込みだが、演じたウェントワース・ミラーとドミニク・パーセルは、新作ドラマ「Snatchback(原題)」でする予定だ。
Source:Deadline()