【2025年10月開業】オープンしたばかりの札幌ラグジュアリーホテルで過ごす極上の午後 「インターコンチネンタル札幌」で味わう特別なアフタヌーンティー【札幌市中央区】
2025年10月1日、札幌・中島公園のそばに待望のラグジュアリーホテル「インターコンチネンタル札幌」が開業しました。豊平川を望む高層階に広がる非日常の空間で、話題のアフタヌーンティーを体験。上質なスイーツと札幌らしいおもてなしに包まれる、特別な午後のひとときをご紹介します。
【画像で見る】非日常の空間と素晴らしおもてなし!特別なアフタヌーンティーや客室紹介(全24枚)
10月1日開業「インターコンチネンタル札幌」とは
札幌市営地下鉄「中島公園」駅1番出口から徒歩4分の立地にオープンした「インターコンチネンタル札幌」。中島公園と豊平川の間に位置しています。
運営は、世界各国でホテルを展開するIHGホテルズ&リゾーツ。日本国内ではインターコンチネンタルのほかキンプトンやインディゴ、ANAクラウンプラザ、ホリデイ・インなど、多くの人気ホテルブランドがあります。
非日常感あふれる空間で、特別な時間を
車寄せのあるエントランスから入り、エレベーターで9階、レセプションのフロアへ。水盤をあしらったフロントロビー、暖炉をしつらえたファイアーラウンジ、緑を感じるラウンジエリアと、3つの空間がつながっています。
札幌軟石や雨竜郡北竜町産の木材など、北海道産の素材があちこちに使われています。
北海道美唄市出身の彫刻家・安田侃さんの作品集なども置かれていました。バーラウンジの飲みものをいただきながら、気になる本を手に取ってみるのもいいですね。
アフタヌーンティーをいただけるのは、ラウンジ&バー「Norva(ノーヴァ)」。自然光がさしこみ、豊平川と札幌の街並みを眺められる空間です。
なお、同じフロアにはふたつのレストランも併設。ライブキッチンを備え、大きな窓から豊平川を望む開放感あふれる空間のオールデイダイニング「AuBlanc(オーブラン)」と、カウンター席で料理人のパフォーマンスを見ながら味わうコンテンポラリー割烹レストラン「SAWAKA(サワカ)」があります。
ラウンジで優雅に楽しめる「アフタヌーンティー」が最高すぎる!体験レポート
さて、「Norva」でアフタヌーンティーをいただきましょう。
スコーンやタルトなどのスイーツがひとつひとつ盛り付けられたトレイがかわいくて、テンションがあがります。サンドイッチなどのセイボリー類は別皿に盛り合わせられていて、華やかでおいしそう!
今回いただいた「Seasonal Afternoon Tea」6,800円(税・サービル料込)の内容はこちら。
■SWEETS
・余市産千両梨とハーブのタルト
・シャインマスカットと北海道リコッタチーズのタルトレット
・シャインマスカットと巨峰のフレジエ
・北海道産ハスカップと和栗のモンブラン
・洋梨とプラリネショコラのシュークリーム
・カシスとイエルバブエナのマカロン
・ガレットヴリュトンヌ
・フィナンシェ
・カシスとブラックベリーのパートドフリュイ
・北海道産栗豆のバターサンド■PARFAIT
・巨峰のパフェ■SCONES
・全粒粉スコーン
・シルクスイートスコーン
・自家製クロテッドクリーム
・季節のコンフィチュール■SAVORY
・生シュリンプカクテル ガスパチョ仕立て
・北海道産仔羊と茄子のムサカ
・サーモン ミ・キュイ 羅臼の昆布とハーブ
・椎茸とマイタケのタルト
・北海道産熟成サーロインの自家製ローストビーフサンド
ザクっとした食感が楽しい自家製のスコーンには、クロテッドクリームとコンフィチュールをたっぷりつけていただきます。華やかなタルト類はもちろんのこと、フィナンシェやガレットヴリュトンヌなどの焼き菓子もしみじみとしたおいしさでした。
たっぷりの巨峰に美しいメレンゲをあしらった、芸術作品のようなパフェもありました。札幌のシメパフェ文化にインスピレーションを受けたものなのだそう。
北海道産の食材も多く、札幌らしさも随所に感じられるアフタヌーンティーです。スイーツ類は甘さの中にさわやかな酸味があったり、セイボリー類もさまざまな食感が味わえたりと、食べ進めるごとに新たな楽しさがありました。
合わせるドリンクは、木箱に並んだ茶葉の実物を見ながら選べるシステム。ずらりと並ぶ紅茶やハーブティーなどの中から、スタッフさんにおすすめを聞いたり香りを試したりしながら選べます。インターコンチネンタル札幌オリジナルの紅茶「シトラスハーモニー」は柑橘の香りがさわやかで、スイーツにもセイボリーにも相性の良い紅茶でした。
今回は栗や梨、ブドウなど、秋らしさがいっぱいのメニューでした。アフタヌーンティーの内容は、季節ごとに変わっていく計画なのだそう。何度もリピートして、それぞれの季節ならではの味わいや河川敷の風景を楽しみたいと思いました。
そして体験していて感じたのが、アフタヌーンティーもランチも、これから人気が出そう!ということ。早めの予約がおすすめです。
パンやケーキ、焼き菓子類は、ラウンジの近くにあるAuBlanc Boutique(オーブラン ブティック)で購入することもできます。クロワッサンやカヌレなどもおみやげに買って帰ることができます。
おこもりステイしたくなる客室は、すべて42平米以上
気になる客室もご紹介!149室すべての客室が42平米以上と、ゆとりの広さ。大きな窓からの眺望とさりげないアートワーク、あたたかみを感じる洗練されたインテリアが印象的です。
ホテルステイをもっと楽しみたい人は、クラブラウンジアクセス付きプレミアム以上の客室を選ぶのもおすすめ。
水回りもゆったりしていて機能的。バスタブ・洗い場ともに広く、バスタイムもくつろげそうです。
クラブインターコンチネンタルと呼ばれるラウンジでは、朝食・アフタヌーンティー・カクテルアワー・ナイトキャップが楽しめます。個室の会議室を備え、ラウンジでのチェックイン・アウトも可能です。
さらに1ベッドルームスイート、ジュニアスイート、セレニティスイートと3種類のスイートも。最も広いセレニティスイートは160平米の広さがあり、さまざまなニーズに応えられそうです。
充実の共用部。フィットネスセンターやプールにも注目
また、中島公園や藻岩山方面の眺望が楽しいプールもあります。通常のプール利用に加え、モーニングプールサイドアクティビティが用意されています。
プールサイドヨガのほか、注目は「フローティングサウンドバス」と呼ばれるリラクゼーションプログラム。マットに体を乗せてプールに浮かび、シンギングボウルの音に身をゆだねて深い癒しの時間を過ごせるのだそう。
プールに隣接してフィットネスジムもあり、滞在中にワークアウトもできます。札幌にいながらにして、気分はバリ島やサムイ島にある高級アジアンリゾートのよう。ちょっと特別なホテルステイが実現しそうです。
エントランスにあるオブジェは、北海道の大地に咲く一輪の花をイメージしたものなのだそう。何かが始まるような、ドラマティックな雰囲気が印象的です。こうした館内のアートワークひとつひとつに込められた作り手の思いや、さりげないおもてなしの心が感じられ、満たされた気持ちになれました。
2025年10月1日に開業した「インターコンチネンタル札幌」。ラグジュアリーでおしゃれで、透明感と重厚感が共存していて、非日常を味わえるホテルです。ちょっと特別な時間を過ごしたい時に、ぜひ訪ねてみてくださいね。
インターコンチネンタル札幌(2025年10月1日開業)
■所在地:北海道札幌市中央区南10条西1-1-48
※札幌市営地下鉄南北線「中島公園」駅1番出口より徒歩約4分
■チェックイン:15:00 (最終チェックイン:~24:00)
■チェックアウト:11:00