広域課題の解決に協議 県央相模川サミット
相模原周辺の6市町村が共通の広域課題の解決のために協議する県央相模川サミット(会長/山口貴裕厚木市長)が1月28日、海老名市役所で開かれ、厚木市・愛川町・清川村・相模原市・海老名市・座間市の首長に加え、オブザーバーとして神奈川県の橋本和也副知事が参加した。
このサミットは、河川の保全活用や災害・環境・交通対策などの共通課題を協議するために2009年から始まった。昨年の協議では、能登半島地震を受け、近隣市に声を掛け10市町村で被災地支援活動を展開した。
16回目となる今回、山口市長は「広域的な視点で協力・連携し、更なる発展に向け共に歩んできたい」とあいさつ。水の事故防止の共同メッセージの作成、リニア中央新幹線神奈川県駅設置などに伴う橋本駅周辺のまちづくり、相模川流域の防災対策・カーボンニュートラル推進などを議題として意見交換などを実施した。