静岡学園、初戦は広島国際学院に決定!野田裕人主将「一戦必勝で日本一に」<第103回全国高校サッカー選手権組み合わせ抽選会>
静岡学園、5年ぶりの全国制覇狙う
第103回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が11月18日、東京都内で行われ、静岡県代表の静岡学園(2年連続15度目出場)は1回戦で広島国際学院(広島、2大会連続2度目)と対戦することが決まった。
広島国際学院とは前回大会の2回戦で対戦。静岡学園は圧倒的にボールを支配しながら1−1からのPK戦で苦杯をなめさせられた。静岡学園にとっては昨年の雪辱を果たす機会がいきなり巡ってきた形だ。
抽選会に参加したDF野田裕人主将(FCディバイン出身)は広島国際学院について「縦に速い攻撃をして守備も堅い印象がある」と語り、「静学スタイルを発揮して、見ている人を魅了するサッカーをしたい。一戦必勝で日本一を達成したい」と意気込んだ。
広島国際学院の上野陽光主将は静岡学園について「テクニックがある印象。自分たちの持ち味の守備を徹底したい。昨年の記録(3回戦進出)を1つでも塗りかえられるように頑張っていきたい」と話した。
難敵ひしめく強豪ブロックに
静岡学園が入った準々決勝までのAブロックは強豪ぞろい。静岡学園は順当に勝ち上がれば、3回戦で最近8大会で4度優勝の青森山田(青森)と対戦することが予想される。
最大の難敵を撃破しても、準々決勝では名門東福岡(福岡)やベスト4の実績がある尚志高(福島)、激戦の都道府県予選を勝ち上がってきた阪南大高(大阪)、正智深谷(埼玉)などとの顔合わせになることが予想され、険しい道のりが続きそうだ。
大会は12月28日(土)、「帝京(東京B)vs京都橘(京都)」で開幕する。国立競技場で来年1月11日(土)に準決勝、13日(月・祝)に決勝を行い、3800校の頂点を決める。