自宅の庭に遊具を置く!屋外で長く使えるおすすめ遊具
「自宅の庭に遊具があったら」と考えると、子どもはもちろん大人もワクワクするものではないでしょうか。限られたスペースや予算でどんなものを置いたらいいのか迷っている人のために、幼児向けと小中学生向けに分けておすすめの遊具をご紹介します。
遊ぶだけでなく実用的に使える遊具をピックアップしました。利用するイメージをしながら、楽しく遊具選びをしてみてください。
【幼児向け】自宅の庭に置けるおすすめ遊具
小さい子どもが遊ぶ遊具は、対象年齢にあったもので安全性の高いものを選ぶのが基本。そのうえで、どんな能力が伸ばせるのかなどを考慮して選ぶとよいでしょう。
ブランコ
ブランコは、脚・腰・腕を同時に動かす力やバランス感覚を養ってくれます。椅子に体を固定できるものや高さがあまりないものなど、子どもの年齢にあわせて選んでみて。
長く使いたいなら、ブランコの椅子やチェーンを取り外して鉄棒として使えるものや、大人も遊べる耐荷重のものを選ぶのがおすすめです。
ブランコに飽きたら鉄棒に変えて逆上がりの練習をするなど、子どもの発達にあわせて形を変えていくことで、長く遊べるでしょう。鉄棒の状態なら、布団干しにも利用できて便利です。
滑り台
滑り台は、階段を上ったり姿勢を保ったりするのに必要な筋力やバランス感覚などを養ってくれます。
幼児も安心して遊べる小さなものから、コストコで販売しているような海外製の大型遊具まで選択肢は多め。子どもの年齢や敷地の広さにあわせて選んでみてください。
滑り台好きの子どもは多いため、小さな滑り台が庭にあるだけで喜ばれるでしょう。
砂場(レイズドベッド)
砂場は、手先の器用さや集中力、想像力を鍛えてくれます。立ったり座ったり、砂の上を歩いたりすることで全身の筋力やバランス感覚も養えるでしょう。
砂遊び用のサンドボックスを購入したり、レイズドベッドをDIYしたりすることで、自宅の庭に簡単に砂場を作れます。野良猫が砂に入り込むなど衛生面が心配なら、ガレージに移動できるものや蓋つきのものを選ぶとよいでしょう。
子どもが砂場遊びを卒業したら、プランター代わりに花壇や菜園を作り育ててみるのもおすすめです。
プール
五感を刺激し筋力やバランス感覚を養い、水と触れ合う楽しさや怖さを学べるなど、プール遊びは多くの能力を伸ばしてくれます。
敷地も予算もあるなら自宅の庭にプールを施工するという選択肢もありますが、夏しか使わないなら折りたたみ可能なものがおすすめ。自由に出したり片づけたりできれば、庭を有効活用できるでしょう。サイズの大きなプールを選べば、家族で楽しめます。
【小中学生向け】自宅の庭に置けるおすすめ遊具
大きくなると、狭い空間でも全身を使って遊べるもの、趣味や部活に関するものがよいでしょう。大人も一緒に遊んだりダイエットに役立ったりする遊具をご紹介します。
雲梯(うんてい)
雲梯は、全身のバランス感覚やリズム感覚、空間認識力を養え、筋力を伸ばすのに役立ちます。
雲梯とジャングルジムが一緒になった幼児向けの遊具もありますが、小中学生ならある程度の高さがあるものがおすすめ。大人がストレッチや運動不足解消に使ったり、洗濯物干しに利用したりもできます。
強度に心配がなければ、軒先や天井を利用して雲梯を作るのもよいでしょう。
トランポリン
トランポリンでは、体幹を鍛えたり姿勢を整えたり、バランス感覚や空間認知能力を養ったりすることが可能です。
組み立てて置くだけの簡易的なものから、セーフティーネットつきのもの、雨ざらしでも大丈夫な屋根付きのものまでさまざまな種類があります。敷地の広さや使用頻度などにあわせて選びましょう。
消費カロリーが高い全身運動なので、大人も運動不足解消やダイエットのためにトランポリンを使用するのもおすすめです。
バスケットゴール
子どもがバスケ部に入っているなら、バスケットゴールを設置するのもよいでしょう。サッカー部ならサッカーゴールもおすすめ。部活の練習などに使えます。
ただし、ボールが飛んで庭の外にでてしまったりドリブルの音が響き渡ったりすると、ご近所の迷惑になります。設置場所はよく検討し、安全対策を忘れずに行いましょう。
庭に遊具を置く際のポイント
庭に遊具を置いて安全に使用するために、次の点を考えておきましょう。
遊具で遊ぶ人の年齢や好みを重視して選ぶ
遊具で遊ぶ人の年齢や好みにあったものを基本にしつつ、伸ばしたい能力や目的にあわせて遊具を選びましょう。
親としては「子どものこんな能力を伸ばしたい」「授業や部活に役立つものを選びたい」と考えてしまいがち。しかし、自宅の庭に遊具を設置しても、楽しく遊んでもらえなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
どの遊具を庭に置くか、子どもと一緒に楽しく選んでみるのがおすすめです。
設置場所の広さを確認する
「予算があえば大きな遊具を置きたい」と思っても敷地の広さが足りなければ置けません。置きたい遊具をイメージできたら、設置する場所の広さを確認しましょう。
敷地いっぱいに遊具を置くと、隣家の迷惑になったり遊具を足場にして空き巣が入ったりする可能性があります。置き場所が安定しなければ遊具がぐらついて事故につながることも。
遊具を置ける敷地の広さや安全性をしっかり確認してください。
人工芝を敷くなど安全対策をする
遊具を設置する際は、けがをしないよう石を取り除いたり人工芝を敷いたりするなど、安全対策をしっかり行いましょう。
平らなコンクリートの上なら遊具がぐらつくことはないものの、ブランコや滑り台から落ちたときに大けがをすることが。庭の土に石が混ざっていれば脚を切ったりプールに穴が開いたりする可能性もあります。
設置する遊具にあわせて、必要な安全対策を検討しましょう。
利用期間や予算によってはレンタルや中古品の購入も選択肢のひとつ
「幼児期だけ使いたい」「逆上がりを練習したい」など、短期間だけの利用なら、遊具をレンタルするのも選択肢のひとつです。使用期間が長くても遊具の購入予算を抑えたいなら、中古品を選ぶとよいでしょう。
初期費用を抑えられるレンタルや中古品なら、子どもの成長や趣向の変化などにあわせて遊具を買い替えやすくなります。遊具が変わることで、子どもにも喜ばれるでしょう。
まとめ:自宅の庭に遊具を置いて家族で楽しい時間を過ごそう
自宅の庭の活用法として、子どもが楽しく遊べる遊具やアイテムを置くのは非常に良いアイデア。ブランコや滑り台、砂場などを置けば、公園に行けない日も自宅で楽しく遊べます。子どもが小中学生なら、部活の練習に役立つものを選ぶのも喜ばれるでしょう。
布団干しや洗濯物干しに使えたり、大人の運動不足やダイエットに役立ったりする遊具を選ぶ、遊具の手作りに挑戦するのもおすすめです。
自宅の庭に遊具を置いて、子どもはもちろん大人も楽しい時間を過ごしましょう。