『リアル・ペイン』ジェシー・アイゼンバーグ監督新作でA24再タッグ ─ ジュリアン・ムーア&ポール・ジアマッティ出演のミュージカル・コメディに
『リアル・ペイン〜心の旅〜』(2024、日2025)のジェシー・アイゼンバーグが、監督最新作(タイトル未定)でA24とタッグを組むことがわかった。米などが報じている。
既報によると、アイゼンバーグの新作はミュージカル・コメディ。あるシャイな女性が、地域のコミュニティ・シアターで上演されるミュージカルにひょんなことからキャスティングされ、役に没頭するあまり常軌を逸していく物語だ。アイゼンバーグは監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』(2021)でA24と組んでおり、今回が2度目の顔合わせとなる。
出演者は名優ジュリアン・ムーア、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2023)のポール・ジアマッティ、『リトル・マーメイド』(2023)のハリー・ベイリー、『ボトムス ~最底で最強?な私たち~』(2023)のハバナ・ローズ・リューほか。ミュージカルの重鎮バーナデット・ピーターズ、『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021)のコルトン・ライアンなど、主に舞台で活躍する俳優陣も多数起用されている。
本作はオリジナル楽曲のミュージカルで、アイゼンバーグ自身が劇中曲の作詞・作曲を担当。音楽監修は『ラ・ラ・ランド』(2016)『イン・ザ・ハイツ』(2021)などのスティーブン・ギシュツキ、音楽エグゼクティブ・プロデューサーには舞台版『ハミルトン』『イン・ザ・ハイツ』などのビル・シャーマンという強力な布陣が揃った。
振り付けは同じく舞台版『ハミルトン』『イン・ザ・ハイツ』のアンディ・ブランケンビューラー。撮影監督には『ANORA アノーラ』(2024、日2025)のドリュー・アンドリュースが起用された。
プロデューサーには『リアル・ペイン~心の旅~』のエマ・ストーン&デイヴ・マッカリーとアリ・ハーティングが続投。2人の製作会社Fruit Treeは、「THE CURSE/ザ・カース」(2023)や『I Saw the TV Glow(原題)』(2024)でもA24とタッグを組んでおり、より濃密なコラボレーションが期待される。なお、エグゼクティブ・プロデューサーも前作のTopic Studiosが務める。
ジェシー・アイゼンバーグ監督最新作(タイトル未定)はすでに撮影中。公開情報が待たれる。
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