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SASARU movie編集部が今夏話題の「デッドプール＆ウルヴァリン」を鑑賞しました。
ライアン・レイノルズ演じる型破りで無責任なヒーロー、デッドプールに加え、同じくマーベルコミック「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリンが夢の共演。ちょっと適当で、ちょっとお下品であり、お遊び感たっぷりなのに、ここぞという所は決めてくれるカッコよさがこの作品の魅力。今年の夏に絶対観ていただきたい最新作です。

「デッドプール」って何者？

そもそも「デッドプール」というヒーローとは？

病気治療と引き換えに人体実験を受けたデッドプールことウェイド・ウィルソンは、醜い容姿と引き換えに不死身の力を手に入れたスーパーヒーロー。病気は治ったがその代償として火傷を負ったようなただれた姿になってしまいます。しかし彼は、ジョークを言い、ふざけながら、破天荒に悪と闘っていきます。ある程度の前知識があるとより今作が楽しめますので、デッドプール1作目、2作目を観ておくのもおすすめですよ。

「デッドプール＆ウルヴァリン」の気になるストーリー

マーベルコミック原作の「デッドプール」シリーズの第3弾。

人体実験の末、自らの容姿と引き換えに不死身の肉体を手に入れたウェイド・ウィルソンは、大切な仲間たちと幸せな日常を送っていました。ある日、突然連れ去られた彼は、マーベルヒーローの活躍を見られるモニタールームに通されます。連れ去った組織はデッドプールに協力することを要請するが、デッドプールはそれを無視し、大切な仲間たちのために世界の命運を懸けたミッションに挑むことに...。そして彼は、このミッションの鍵を握る、キレるとヤバい最強アウトロー爪野郎ことウルヴァリンに助けを求めます。
異なる個性を持ったヒーローたちが暴れまくる！はたして2人は世界を変えられるのでしょうか？

ジョーク、ディスりたっぷり。冒頭からおもしろい。

今作では、デッドプールがひたすら冗談と皮肉をとばし、ウルヴァリンと喧嘩ばかりしながら物語が進みます。単純に見ているだけでもくすっと笑えるのですが、実在する企業名を出してジョークを飛ばしまくるシーンは、前知識があるとより面白いポイント。これまでデッドプールシリーズを配給していた21世紀フォックスが、ディズニーに買収したされたことを、皮肉たっぷりのメタ発言でネタにしまくる悪ノリは、冒頭から笑わせてくれます。大興奮のアクションシーンと、「イン・シンク」の楽曲「Bye Bye Bye」をバックにキレっキレのダンスをするオープニングに注目してみてくださいね。

「虚無の世界」に現れるヒーローたちのオンパレード

今作でさらに楽しめるポイントは、デッドプールとウルヴァリンが落とされるマルチバース上のゴミ溜めとされている「虚無の世界」のシーンです。そこには、これまでのヒーロー作品の登場キャラクターたちが次々と出演するサプライズが！

ちょっとお下品で無責任だけど仲間への熱い思いをもつデッドプールと、ヒーローのプライドをもう一度取り戻していくウルヴァリン。最強コンビの激アツなアクションエンターテインメントを、ぜひ今夏楽しんでくださいね。

「デッドプール＆ウルヴァリン」基本情報

2024年製作／128分／R15+／アメリカ

配給　ディズニー

劇場公開日　2024年7月24日

公式サイト　https://marvel.disney.co.jp/movie/deadpool-and-wolverine

監督：ショーン・レヴィ

キャスト：ライアン・レイノルズ (デッドプール) ヒュー・ジャックマン (ウルヴァリン)