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ファン必見!!「落第忍者乱太郎」の貴重な原画が見られる『尼子騒兵衛漫画ギャラリー』  尼崎市

Kiss

先日、映画『劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』が公開されましたが、ファンにとって待ち焦がれた作品だけあって、評価は上々の模様です。そんな忍たまの“聖地”である尼崎市に「落第忍者乱太郎」の原画を中心に紹介する『尼子騒兵衛漫画ギャラリー』がオープンしていたことはご存じでしょうか。今回はそんな施設の全貌を紹介します。

ギャラリーがあるのは尼崎市開明庁舎の1階。阪神尼崎駅から南へ徒歩約2分とアクセスが良いのは嬉しいですね。

ギャラリーの入口前にはキャラクターの名前が書かれた「のぼり旗」がずらりと並んでおり、圧巻の光景でした。

入場料は高校生以上で200円、中学生以上は無料です。入場券のリボンの色は1年生~6年生と先生たちに対応したものが用意されており、自分の”推し”のカラーを選ぶことができます。

「土井先生のパネル」一緒に写真撮影も可能

同ギャラリーでは12月7日から第2回企画展「本になった原画の世界展」が開催されており、今年発刊された2冊の本の原画を紹介しています。

1冊目は今年映画化が決まり復刻版を発刊した小説「落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」で、2冊目は脳卒中を患った経験のある作者の尼子さんが専門医に予防や再発防止などを聞き図解を交えてわかりやすく病気のことを紹介した漫画「患者と家族のためのマンガで学ぶ脳卒中」です。

原画を間近で見られる貴重な体験で1つ1つ丁寧に鑑賞すると、修正点があったり繊細なペンのタッチがみられたり作者の息遣いを感じられます。

最新漫画「患者と家族のためのマンガで学ぶ脳卒中」

脳卒中を患ってから初めて出した本だそうですが、ほのぼのとしたかわいらしいイラストの表紙になんだか心がほっこりします。

実際にお医者さんのもとを訪れインタビューされた様子をそのまま書かれたようで、イラストはかなり先生たち本人に似ているそうです。当事者ならではの質問や経験なども語られているので分かりやすく病気について知ることができます。

「落第忍者乱太郎」連載時に使用していた机

ギャラリーの中央には実際に尼子さんが「落第忍者乱太郎」連載時に使用していた机も展示されているので、とても感慨深いですね。

まだまだギャラリーにはたくさんの原画があるのですが、実際に訪れゆっくり鑑賞してください。受付の右手には物販コーナーもあり、気になるグッズをゆっくり選ぶのも楽しいひとときです。

オリジナルグッズの「アクリルキーホルダー」や「ジグソーパズル」

こちらでは尼崎の企業とコラボしたオリジナルグッズが多数販売されており、ここでしかできないガチャガチャもあるので、全種類集めたくなります。

物販コーナーにはおなじみの「出席簿」も置いてありました!氏名と出身地を署名すると尼崎のPRを行う“あまがさき虹の観光特使”になれるそうで、筆者もせっかくなので署名しました。

「あまがさき虹の観光特使」の記念カード。奥にある「地名の缶バッジ」は出席簿に5スタンプたまるともらえます

奥にはファンが交流するためのスペースもあるので、近くの方はもちろんファンにはぜひ訪れてほしい場所です。


場所
尼子騒兵衛漫画ギャラリー
(尼崎市開明町2-1-1 尼崎市開明庁舎1F)

営業時間
平日 10:00~17:00
土日祝 10:00~18:00

定休日
月曜日(祝日の場合その翌日)
年末年始

入場料金
高校生以上 200円
中学生以下 無料

問い合わせ
06-6409-4946(あまがさき観光局 文化観光推進担当)

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