久屋大通|焼肉の概念が変わる!?人気精肉店のお肉が気軽に楽しめる大衆焼肉店
煩悩にまみれる日、そんな日があったっていいじゃないか。煩悩といえば焼肉ですよ。「ビール片手に焼肉」というのが、私が思い描くThe・煩悩。
そして、さらに煩悩を追求するのなら、時間帯は夜中っていうのもアリなのではないでしょうか。
飲んだ後に食べるものといえば、思い浮かぶのがラーメンや焼肉。
ということで、今回は夜中に焼肉を楽しむという、なんとも贅沢な遊びをしてみました。
今回訪れたお店では、知る人ぞ知る、全国の料理人が「ここのお肉を仕入れたい!」と願うという有名な精肉店「サカエヤ」さんが手入れをしたお肉を食べられるのだとか。
そんなお肉で焼肉を!?期待しかない気持ちで向かった先は、人気の飲食店が多い東区・東桜です。
サカエヤが手入れしたお肉で焼肉!お肉の品質はお墨付き!大衆系の雰囲気&最高に美味しいお肉にお酒がすすむ!「焼肉ホルモンあさひ」
東区・東桜にある焼肉店「焼肉ホルモンあさひ」
今回お邪魔したのは、東区の東桜にある「焼肉ホルモンあさひ」さんです。地下鉄久屋大通駅から徒歩8分の場所にあります。
このあたりはオシャレな雰囲気のお店がたくさんありますが、このお店はなかなか大衆的な雰囲気を醸し出しています。
卓上のガスコンロで焼く大衆派スタイル
店内はカウンターとテーブル席があり、カウンターでは1人焼肉も楽しめます。
卓上のガスコンロで焼くスタイルですが、テーブルごとにダクトが設置してあるので、煙にまみれることなく焼肉を食べられます。
大衆派といって侮るなかれ!食べられるお肉は驚くほど高クオリティ!
「焼肉ホルモンあさひ」さんの1番の魅力は、なんといっても、あの「サカエヤ」さんのお肉が食べられるという点です。
この大衆派焼肉店の見た目からしては想像もできませんが、サカエヤさんといえば、全国の料理人がお肉の扱いを学ぼうと研修にくるほど、知る人ぞ知る精肉店です。
お肉を手当てして、最大限の美味しさを引き出すサカエヤ
サカエヤさんでは、地元の近江牛はもちろん、北海道の完全放牧野生牛のジビーフ、経産牛(出産を経験したお母さん牛)、阿蘇のあか牛、十勝若牛、熟成肉、愛農ナチュラルポークなど、さまざまなお肉を取り扱っています。
これらのお肉に、手当てと呼ばれる下処理や熟成を行うことで、そのお肉のポテンシャルを最大限に引き出すのです。
この手当ての仕方が別格らしく、全国の料理人が「このお肉を自分の料理に使いたい!」と熱望するのだそう。
しかし、このサカエヤさんのお肉は誰でも仕入れられるものではないのです。サカエヤさんがどのように使い、どのように調理するかを確かめた上でしか、このお肉は卸されないのだとか。
そんな貴重なサカエヤさんのお肉が焼肉で食べられるのが、ここ「焼肉ホルモン あさひ」さんなのです。
うんちくはさておき!さっそく飲みましょう!食べましょう!
●サッポロ赤星ラガー中ビン 690円(税込)
ということで、まずはサッポロ赤星ラガーで乾杯です。
焼肉といえば、ビール!ビール!ビール!その中でも赤星があるとテンション上がります。
赤星はなんと明治10年に発売された、日本最古のビールブランドなんですよ。豆知識◎
焼肉のトップバッターといえば「タン」!十勝若牛と近江牛を食べ比べ
焼肉の焼き始めといえば、やっぱりタンです。「焼肉ホルモン あさひ」さんには、北海道十勝若牛タンと近江牛タンがラインアップ。
そして、どちらも生です!「焼肉ホルモン あさひ」さんのお肉は一切冷凍ものがない点も、かなりの魅力。冷凍していないタンって、一般的にもっと高い気がするのですが、「焼肉ホルモン あさひ」さんは、お店の場所を考えてもコスパ良し。
力強い肉の味が口の中に広がる「北海道十勝若牛タン」
●北海道十勝若牛タン1,380円(税込)
とにかくジューシー!なんですか、このぶりぶりの歯応えは何だ!絶妙なやわらかさがたまらん!力強いお肉の旨みも噛めば噛むほどに味わえるのに、飲み込んでしまう!いかないでタン!胃の中にいかないでぇ〜!
上品な味わいで何枚でも食べられる「近江牛タン」
●近江牛タン1,800円(税込)
日本三大和牛の近江牛さまです。美しいサシが入った極上のルックス。こちらもヤバいです。
北海道十勝若牛タンに比べると、あちらは力強い肉の味がある一方で、こちらは上品なお肉の旨みです。これなら何枚でも食べられそう!甲乙付け難い!とにかく、どちらも分厚くて、歯応えもよくてたまりません。ちなみに近江牛タンは後からおかわりしました。
お次は「アレニエ」!アレニエってどこの部位?
●アレニエ 950円(税込)
アレニエはフランス語で蜘蛛の巣という意味。日本ではメガネやネクタイなどの呼び名があり、骨盤にくっついている部分のお肉で、希少な部位です。
このアレニエを赤ワインと玉ねぎに漬け込んだものがこちら。細かいサシが入っていて、肉の旨みが濃い!赤ワインと玉ねぎで漬け込んであるので、程よい柔らかさ。やばーい。ワインください。
焼肉に合わせてワインも多彩にラインアップ
●Marto Weiss/マルト・ヴァイス
「焼肉ホルモン あさひ」さんには、ワインも種類豊富にそろっています。
今回はドイツのナチュールをチョイス。
お肉に負けない果実感とミネラル感、いやあ、夜焼肉最高~。
そして登場したのが、卵黄に付けていただく「リブロース」
●リブロース ※価格は店頭にて要確認
こ…これは…。なんて美しいサシなのでしょう。こちらもサカエヤさんが手当てをしたお肉です。いわゆる熟成肉です。
焼いていきましょう!この網目すら美しいです!
そして、リブロースの味を、さらにまろやかに、さらに贅沢にする黄金に輝く卵黄さま。こちらの卵もこだわり抜いたものを使っているらしいです。普通の卵に比べて甘みとコクの深さが違います。
何ならこのまま卵だけでいっちゃいたいところですが、せっかくなのでリブロースを付けていただきましょう。
やばいです、これは。人生でこんなにも美味しいお肉を食べたことはないかもしれません。結婚したい!リブロース。プロポーズします、リブロースに。感動しました。
リブロースは、その日のおすすめにあったりなかったりするそう。「本日のおすすめ」にリブロースがあった場合は、ぜひ注文すべし!(高級な部位のため値段は要確認です)。
焼肉の王道「カルビ」を注文
●特上カルビ 1,600円(税込)
こちらは近江牛のカルビ。焼肉といったらカルビですよね。いや〜、肉厚で美味しい。脂が甘いんですよ!至福すぎます。
●角ハイボール 380円(税込)
カルビにはハイボール!と思い、角ハイボールを注文したのですが、なんか安い!これなら10杯飲めますね!
焼きの最後は「ホルモン」系で〆!
●塩ホルモン 680円(税込)
●シマチョウ 680円(税込)
やっぱり焼肉の〆はホルモン系です。ホルモンを食べながら、ダラダラと酒を飲むのが大人の楽しみってもんです。ホルモンもぷりっぷりで美味しい。
どのメニューを頼んでも、肉質の良さに惚れ惚れしてしまいます。
〆のカレーで満足度も最高潮!
焼肉屋さんのカレーって、なぜか美味しいですよね。そして、深夜のカレーともなると背徳感もたっぷり。もう食べているだけなのに、悪いことしている感が…!!
でも、満足度はマジでたっぷりなんですよね。ストレスもこれでスッキリ解消できるであろう。
「焼肉ホルモンあさひ」さんのカレーは、野菜とスパイスのみで仕上げられていて、やさしい味わいが特徴。常連さんは、このカレーに焼肉を自由にのっけて食べることが多いのだとか。しかし、焼肉は全て食べ切ってしまった!ということで、シンプルにそのままいただきました。
ほんのりスパイシーでサラサラと食べられてしまう、まろやかなカレー。これまた絶品!
ということで、案の定最後はベロベロになってしまい、深夜焼肉終了です。
初めてサカエヤさんが手当てをしたお肉をいただきましたが、とても至福の体験でした。みなさんも「このクオリティのお肉をこの値段で食べられるのか!」と、きっと感動すること間違いなしなので、ぜひ「焼肉ホルモン あさひ」さんに足を運んでみてくださいね。
INFORMATION
店名:
焼肉ホルモンあさひ
住所:
愛知県名古屋市東区泉1-17-15 T.Yビル 1F
営業時間:
17:00〜26:00(L.O 25:00)
Web:
https://www.instagram.com/asahi_yakihoru_nagoya
一人当たりの予算:
¥5,000〜¥8,000
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