プロ初の満塁HRで木浪聖也不在の阪神遊撃スタメン起用へアピール!小幡竜平に負けじと結果残した俊足好打者とは!?
熊谷敬宥がプロ初の満塁ホームラン
6月19日、鳴尾浜球場で行われたウエスタン・リーグのソフトバンクホークス戦に、「2番・遊撃」で先発出場した熊谷敬宥は、4打数1安打4打点1HR。プロ初の満塁ホームランを放ち、小幡竜平に負けじと木浪聖也の代役として遊撃スタメン起用へアピールした。
9回、2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った熊谷敬宥は、ソフトバンクホークス5番手・渡邊佑樹の7球目137km高めのストレートを振り抜き、レフトへプロ初の同点満塁ホームランを放った。
熊谷敬宥のプロ初の満塁ホームランに対し、和田2軍監督は年に1回でいいから、1軍で見せてくれたらと願いつつ、木浪聖也の離脱で訪れている遊撃スタメン奪取の機会をものにして欲しいと肩を押した。
木浪聖也は15日に行われたソフトバンクホークス戦の9回に、ダーウィンゾン・ヘルナンデスから背中付近に死球を受け途中交代し、検査の結果、「左肩甲骨骨折」と診断され、16日に出場選手登録を抹消された。
現状は2試合連続で小幡竜平がショートスタメン出場を果たしているが、熊谷敬宥がそこに割って入るべくこの試合でも遊撃守備もこなし、いつでもショートで行ける準備をと守備でもアピールした。
熊谷敬宥には小幡竜平に負けじと木浪聖也不在をチャンスに変え、阪神遊撃スタメンの座を奪い取るほどの活躍に期待したい。