【佐賀】海老名SAでメロンパンを食べるヤツは素人! プロは長崎自動車道「金立SA」でメロンパン(216円)を買う!! 特徴は鮮やかなメロン色!
サービスエリアの名物グルメといえば「メロンパン」である……と言うと、おそらく多くの方が「海老名SAのメロンパン」を思い浮かべるだろう。
なんせ海老名のメロンパンは「48時間の販売個数世界一(2万7503個)」としてギネス世界記録に認定されていますからね……だがしかし。
今回ご紹介するのは、高速道路メロンパンの “西の雄” こと長崎自動車道下り線「金立(きんりゅう)SA」のメロンパンだ。なんでも佐賀市金立町のサービスエリアで多い日には1日3000個を売り上げるらしい……って実質日本一だろ。詳しく紹介したい。
・メロンパンといえば
Wikipedia曰く、海老名SAの利用者数は「1日平均約6万人」だそうだ。利用者が多いほどメロンパンも多く売れるだろう。たしかに美味しいし、つい買ってしまう。
もともと海老名のメロンパンといえば、バス運転手やバスガイドが集う休憩所に試食用として提供し、バスガイドさんが乗客に「名物はメロンパン」とオススメして人気が爆発したというエピソードが有名。
・金立SA名物のメロンパン
金立メロンパンにそういったエピソードは見つからなかったが、POPによると20年の歴史があるらしい。地元で愛されて20年。金立SAは一般道からでも出入りできるため、メロンパンをまとめ買いする猛者も少なくないそうだ。価格は216円。安い。
ちなみに店名は「VENT ET LUNE(バンテルン)金立サービスエリア店」で、フードコート前に店舗がある。焼きたてのパンの香りがするのは、店内の工房で焼き上げているから。ガラス越しにスタンバイ中のメロンパンが並んでいるのが見えるぞ。
・if……
この鮮やかなメロン色のメロンパンが海老名SAで並んでいたら一体どれほどの記録を打ち立てただろうか……と「暗黒時代のベイスターズを支えた “ハマの番長” こと三浦大輔投手が阪神にFAしていたら200勝していたかも」と同じ妄想が膨らんでしまう。
いや「三浦大輔は、ずっと横浜」と同じで「金立メロンパンは、ずっと金立」でいい。1個216円の鮮やかなメロンパンは、金立SAで買えるから良いのだ。
・やわらかい系
ちなみに金立メロンパンの特徴は「さっくりとした食感のクッキー生地と、ふわふわのきめ細かな口当たり」とのこと。
たしかに食べてみると、表面のクッキー生地はザクザクというよりサクサクとした柔らかい食感。ぱっと見は “かたい系” だが、実は “やわらかい系” ということが判明。
全体的にしっとりとした仕上がりで、ふんわり食感のパン生地をクッキー生地が包み込んでいる。出来立てはマジで超ウマい。パン生地そのものの甘さと柔らかさを楽しめるのが金立メロンパンだ。ほっとする素朴な味わいに地元ファンが多いのも納得。
金立SAは福岡から佐賀方面へ向かう途中で見つかるので、機会があればぜひ名物のメロンパンを食べてみてほしい。そんなわけで現場からは以上です!
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:バンテルン金立サービスエリア店
住所:佐賀県佐賀市金立町大字金立1197-80 長崎自動車道下り線(金立SA内)
時間:7:00〜20:00(土日祝は6:00〜21:00)
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.