佐世保から「日本で最も美しい村」小値賀島へ。片道1.5時間のショートトリップ!【長崎県小値賀町】
小値賀島(おぢかじま)をご存知ですか?長崎県五島列島の北端に浮かぶ、「暮らすように旅をする」というキャッチコピーがあるほどのんびり癒し旅ができる小さな島です。美しい自然と景観が楽しめ、島全体が西海国立公園に指定されています。また、懐かしい日本の原風景が残る島として「日本で最も美しい村」にも選ばれているんですよ!小値賀の人たちはいつもあたたかく旅人を受け入れてくれます。そんな小値賀へショートトリップしてみましょう。
高速船で1.5時間で「日本で最も美しい村」小値賀島へ
小値賀島へは、佐世保港の鯨瀬(くじらせ)ターミナルからフェリーや高速船で行きます。佐世保からフェリーでおよそ3時間、高速船で1.5時間です。小値賀港へ着いたらまずはターミナル内の観光案内所(おぢかアイランドツーリズム)でマップをもらいましょう。小値賀の町歩きが楽しめるマップMAPも充実しています。まずは笛吹(ふえふき)地区を歩いて散策に出かけます。
「暮らすように旅をする」。レトロな街並み散策
市内中心部には、小さな商店やパン屋さん、食事処などが点在し、レトロな街並みを楽しみながら散策できます。おしゃれ洒落なカフェもところどころにあるので、休憩しながら散策してみてください。散策を楽しんだ後は一旦フェリーターミナルに戻り、おぢかアイランドツーリズム窓口で今度は自転車をレンタルしましょう。
【料金】 普通自転車:6時間500円、1日1,000円/電動自転車:6時間1,000円、1日2,000円
癒しの原風景、松の並木道・半円の断崖・斑島の夕日
姫の松原は島の中心部にある南北方向に走る県道の両側から道路を覆うように松の並木道が約400~500m続いていて、自転車で走ると爽快!写真映えもバッチリ!防風林として松を大切に守り続け、小値賀のシンボル的な場所となっています。
五両ダキは壮大な絶景に驚く「五両ダキ」へ。幾万年もの間、絶え間なく打ち寄せる波の力によって、海底火山の火口だった場所にできた半円の断崖が目の前に広がります。この絶景を見るまでには少し大変な道のりですが、がんばってたどり着いた先の絶景には、自然の驚異を感じます。
続いて斑島(まだらじま)まで足を伸ばしてみましょう。斑島には「夕焼けロード」と呼ばれる絶景ポイントがあるほか、かわいいイラストがペイントされていたり、珍しいポットホールがあったりと見どころたくさん!大自然の中で放牧されている牛たちを見ながらのサイクリングは癒されますよ。
もう一つの我が家。「暮らすように滞在する」
中心部まで戻って、「日月庵(にちげつあん)」の古民家ステイでゆっくりくつろぎましょう。小値賀には古民家を一棟まるごと貸切して宿泊ができる「古民家ステイ」が点在しており、まさに「暮らすように滞在」できます。島の歴史を刻む築100年以上の古民家で「もうひとつの我が家」のようにのんびり過ごしてください。
小値賀島ではまるで「暮らすように旅をする」特別な体験が楽しめます。美しい自然や絶景スポット、温かい人々に触れながら、心ほどけるひとときを過ごしてください。
※使用写真はすべて佐世保観光コンベンション協会より提供
(松尾麻美さんの投稿)