【小島よしお×EXILE TETSUYA】忙しいママの毎日に、少しでも潤いをあげられたら 第6回
「そんなの関係ねぇ!」「おっぱっぴー」などのギャグでブレイクしたお笑い芸人、小島よしおさん。近年は子どもたちを相手にする“最強キッズ芸人”としても知られています。一方でEXILE・EXILE THE SECONDのパフォーマーであり、さらに2023年から発足した子どもたちをもっと笑顔にしたいという想いを込めたキッズエンタテインメントプロジェクト『EXILE B HAPPY』のリーダーとして活動しているEXILE TETSUYAさん。今回ママスタではこの異色の顔合わせによる対談が実現。今の子育てに思うことや、これからの活動について語っていただきました。
連載の最終回は、そんなおふたりからママたちに向けた思いをお聞きしました。とくに2024年にパパになったばかりの小島さんは、いろいろ思うところがあるようで?
自分が父親になって初めてわかった、子育ての大変さ
──子どもたちと接する中で、おふたりは多くのママたちとも接する機会があると思います。今のママたちにはどんな印象を持たれていますか?
小島よしおさん(以下、小島):これまで子ども向けライブをたくさんやってきて、ステージに来る「子どもとママ」はずっと目に入ってはいたのですが……。自分に子どもができてからは、その見え方が大きく変わりました。このステージに子どもを連れて来ることが、どれだけ大変か! ママひとりで3〜4人のお子さんを連れていたり、ミルクをあげながら観てくださっているママもいたりします。その光景を「すごいな!」と尊敬の思いで見るようになりました。 自分が父親になってからわかったのが、子育ての大変さです。子どもができると自分の時間がなくなりガマンも増えますよね。僕のステージやギャグが、その辛さのちょっとした潤いになればいいなと思いながらやっています。あまりに大変で乾きすぎていて、すぐにシュワッと消えてしまう1滴かもしれませんけど、それでも。ママさんたちには「一緒に頑張りましょう!」と、声を大にして言いたいです。
EXILE TETSUYAさん(以下、TETSUYA):僕もまったく同じように思います。子育てって、もう絶対に大変なことなので。それでも子どもにいろいろな体験をさせてあげたいと思うのが、親ですよね。動物と触れ合ってほしいとか、自然を感じてほしいとか。たくさんある選択肢の中に僕らのステージがあるのなら、うれしいです。 僕たちが前方にキッズエリアを作っているのは子どもたちのためはもちろんですが、そこに子どもを解き放てば親御さんがその瞬間だけでも自由になれるという理由もあって。そのあとは僕らのステージを観て楽しむのもよし、わが子の楽しげな様子を見守るのもよし。手を離してラクになれる瞬間であればいいなという思いがあります。
小島:イベントやステージは、ある種の非日常ですからね。
──そこでママたちが元気をもらって、また日常の子育てを頑張れると理想的ですね。
ママスタから新プロジェクトが誕生!?コラボ名の候補まで話題に
──先程から何度かお話にも出ていますが、おふたりで共演するコラボレーションなども楽しそうだなと思います。こんなことをしてみたいなど、アイデアはありますか?
TETSUYA:もし可能なら、僕は曲を作りたいです。例えば小島さんと僕で作詞をして、声も入れて1曲を作る。子どもたちの夢を応援する僕らのユニット「EXILE B HAPPY」の企画としてもおもしろそうです。ミュージックビデオも一緒に作れたら、最高だなと。
小島:え! 本気にしますよ(笑)。
TETSUYA:1曲完成すれば僕らのステージでも、小島さんのステージでも使える楽曲になりますし。失礼でなければ、ゲストとしてお呼びできたらうれしいです。
小島:お〜、ありがとうございます!
TETSUYA:勝手な僕の妄想ですが(笑)。1曲あれば、一緒にステージに上ることもできますから。
小島:僕のギャグが入ったダンスとかも、いいですよね。
TETSUYA:以前にメンバーと「野菜嫌いを克服させるラップが作れたらおもしろいよね」などと話していたことがあって……。例えば「EXILE B おっぱっぴー」という名前はどうですか(笑)?
小島:最高じゃないですか! もともと僕が「野菜-1グランプリ」を始めたきっかけが、10年以上やってきた「野菜の歌」シリーズがなかなか世に広がらないなと感じたことで。それで他の芸人さんの力をちょっと借りてみようということで始めたのですが、LDHさんが力を貸してくださるのなら、ぜひお願いしたいです!
──今すぐにでも新たなプロジェクトが誕生しそうな勢いです。さて、本日の対談はいかがでしたか?
TETSUYA:小島さんが想像していた通りのお人柄で、たくさんお話をしてくださりすごく楽しかったです。未来の話もできましたし。本当にここ1〜2年、僕が小島さんの姿をお見かけする回数がどんどん増えているんですよ。たまたまつけたテレビに出ていらしたり。その流れでの今日だったので、せっかくならこの機会をカタチにしたいなと思います。
──小島さんはいかがでしたか?
小島:共通点がありすぎて僕とTETSUYAさんとは、もともとはひとりの人間だったんじゃないかと思うほどでした(笑)。
TETSUYA:ははは!
小島:ひとりの人間が音楽とお笑いの分野に分かれたんじゃないかと、錯覚するくらいでした。どちらもコーヒー好きだし、考え方にも共感できるところがとても多くて。今後はそれぞれが楽曲などを通して、またひとつに融合していくのかなと思いました(笑)。
<取材後記> 新しいプロジェクトが誕生しそうなくらいに盛り上がりをみせた、小島よしおさんとTETSUYAさんの対談でした。真摯な活動についてはもちろん、おふたりのお人柄や子どもたちへの愛情がとても印象深い時間となりました。今後のおふたりの活動が楽しみですね!