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文芸ZINE『ヨソモノ』 人に焦点、街の個性あぶり出す

タウンニュース

自由度の高い私的メディアのZINEとして発行されている『ヨソモノ』

地域における自分の立ち位置を「ヨソモノ」の言葉で表現し、移住者の視点で横須賀を捉えることを試みた小冊子『ヨソモノ』の第2号を市内衣笠町在住のフリーライター、木内アキさんが刊行した。

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地元に暮らす人の当たり前を浮かび上がらせて再認識を促すアプローチが注目を集め、昨春に発刊した創刊号は自費出版ながら印刷した1千冊が完売。大好評を博した。今回も好きなテーマとデザインで私的に編集する文芸ZINE(ジン)として手掛けた。

第2号のテーマに据えたのは「横須賀のひと。」と木内さん。「街とは、建物や道路、海や山という物理的な風景ではなく、そこに生きる人々の営みや記憶が積み重なることで立ち現れるもの」と定義し、人を語ることで、街の個性をあぶり出すことに挑戦した。移住者や横須賀を離れて別の街で暮らしているヨソモノたちのエッセイに加え、地元に根を張って生きている人たちへのインタビューで構成。「地元の人(ジモノ)の目に映る記憶や愛着、ヨソモノが感じる驚きや発見が交差することで『記憶と現在』『深層と表層』が同居するような、新しい街の風景を描ける──」との想いを込めて編集した。

前回好評だった写真ページも増量。”街の風景に人の気配を加える”という意図のもとで写真家の橋本裕貴さんが新たに撮り下ろした。

A5サイズ、フルカラーで102ページ。定価1600円(税込)。取り扱いは文教堂横須賀MORE,S店(横須賀中央)、圏外書房(横須賀中央)、Book&CoffeeAMIS(上町)ほか。公式オンラインショップ「YOSOMONOBOOKS」(https://yosomono.theshop.jp/)でも販売している。

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