「5分で死ぬ役でもいい」「どうしてもこの映画に出たい」スカーレット・ヨハンソン、スティーヴン・スピルバーグに直談判!『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
不朽の名作「ジュラシック」シリーズの新たな章の幕開けとなる『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が、8月8日(金)より公開される。
世界的大ヒット「ジュラシック」シリーズ新章
1993年、巨匠スティーヴン・スピルバーグによって誕生した『ジュラシック・パーク』。それまで誰も見たことがない恐竜たちのリアルでスリリングな映像は、世界中を大興奮させた。2015年には、さらにスケールアップした『ジュラシック・ワールド』が登場。再び世界を熱狂させ、シリーズ全6作の累計世界興行収入が9400億円以上を突破する驚異的な記録を打ち立てている。
最新作で、初の女性主人公として、秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット役を演じるのは、アクション界の女王スカーレット・ヨハンソン。さらに、アカデミー賞を2度受賞の名優マハーシャラ・アリと、大ヒット作『ウィキッド ふたりの魔女』のジョナサン・ベイリーも参戦。メガホンをとるのは、恐るべき才能で注目を集めるギャレス・エドワーズ。脚本家デヴィッド・コープが、28年ぶりにシリーズへのカムバックを果たす。製作総指揮として彼らを束ねるのは、もちろん巨匠スティーヴン・スピルバーグ。伝説のシリーズの新たなスタートに相応しい超豪華なキャスト・スタッフ陣の集結に、今世界中が本作に注目している。
「最初の5分で死ぬ役でも構わない!」
世界中で愛され続けてきた「ジュラシック」シリーズに、新たな風が吹き込まれる。シリーズ初となる女性主人公に抜擢されたのは、世界的スター、スカーレット・ヨハンソン。幼少期からシリーズの大ファンだったという彼女は、出演することを長年の夢として抱いてきた。「映画館に行き始めたばかりの頃に『ジュラシック・パーク』を観に行った記憶があります。この15年間、シリーズに関するものはくまなく追ってきて、映画が製作されると聞くたびに出演可能だとアピールしてきましたが、全く上手くいきませんでした」と語る。
転機が訪れたのは、本作の製作の噂を耳にした時だった。今度こそ夢を実現させたいと、ヨハンソンはスティーヴン・スピルバーグに直接連絡を取り、面会を申し出たという。「どうしてもこの映画に出たいんです。最初の5分で死ぬ役でも構いません!子供の頃からの夢なんです!私にやらせてください!あっと言わせてみせますから」と訴えた。
その熱意を受け取ったスピルバーグは、キャスティング会議の場で彼女の名前を提案。ギャレス・エドワーズ監督は当時の様子を次のように振り返る。「スタジオでゾーラ役について話し合っていた時、スティーヴンが『実はスカーレット・ヨハンソンが何カ月も前からこのシリーズに出たいと言っていて、会う度にその話しかしないんだよ』って(笑)それを聞いて僕は『それならもう彼女に連絡しましょう!ピッタリじゃないですか!』と即答しました」
こうして満を持して決定したのが、ヨハンソン演じる主人公ゾーラ・ベネット。熟練の秘密工作員である彼女は、製薬会社の代表マーティン・クレブス(ルパート・フレンド)から、人類を救う新薬の開発に必要な、陸・海・空の3大恐竜のDNAを入手するという極秘任務を託される。ゾーラは、最も信頼する傭兵ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ)や古生物学者ヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー)ら精鋭チームを率いて任務に挑む。だが、彼らが上陸したのは、かつてジュラシック・パークの開園に備えて極秘に研究が進められていた、あまりにも危険な禁断の島だった。様々な恐竜がうごめくその島で、ゾーラたちは何十年にも渡って隠されてきた衝撃の真実と向き合うことになる——。
エドワーズ監督は、ヨハンソンの演技について完璧だと絶賛し、「カリスマ性があり、非常に賢く、感情的な奥深さもある。その上、コメディも得意です。彼女にできないことは何ひとつありません」と、主演としての存在感を高く評価している。またヨハンソンは演技だけでなく、チームの雰囲気作りにも積極的に貢献。撮影初期には自ら船をチャーターし、キャストたちを招いて船上で週末を楽しんだのだという。そのおかげで、現場には早い段階から家族のような強い絆が生まれていった。そうした信頼関係が、過酷な撮影を乗り越える力となり、スクリーンにも深い感情のつながりをもたらしている。
物語の核心を力強く支える繊細かつダイナミックな演技に加え、現場をまとめ上げる抜群のリーダーシップで“新ジュラチーム”をけん引したスカーレット・ヨハンソン。その存在が、新章の幕開けにふさわしい圧倒的な説得力をもたらしている。「ジュラシック」シリーズの新たな伝説が、ついに動き出そうとしている。
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』は8月8日(金)より全国ロードショー