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「磯に通うこと足掛け2年!」初のアラ(クエ)をキャッチ【山口】48cm2kgと小型も感動はMAX

TSURINEWS

48cmクエ手中(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

高級魚の代名詞『アラ(クエ)』。その名は、極上の味わいと贅沢の象徴として広く知られ、海の至宝とも称されています。そんな幻のアラをショアから釣り上げることができたのでレポートします。

アラ(クエ)釣りの魅力

ショアからアラを釣り上げるのは個体数が少ないが故に難しくボウズは当たり前とおもってもよいでしょう。仕掛けも太くて豪快な釣りでヒットすれば大物の確率が高いので常にワクワクするのも楽しさのひとつでしょう。

磯でクエを狙う(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

マニアックな釣りが故に情報量が少なく、ひたすら釣り場に足を運び実釣あるのみという自分でポイントを開拓していく楽しみもあるでしょう。

仕掛け紹介

今回は板バネ使用した置き竿タックルと上物ロッドを使用したライトスタンディングタックルの2セットでの実釣です。

クエを狙うハリ(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

ライトスタンディングは、磯竿5号の5mにリールはLBリールの8000番です。ラインはPEライン3号にリーダーはナイロンラインの20号を使用しました。リーダーにオモリを通して次にクッションを入れハリを付けるというシンプルな仕掛けです。ハリはタマンバリとムツバリを使用しました。

夜釣りスタート

午前3時前から釣りをスタートしました。釣りはじめは潮が効いており、まきエサを入れて魚を寄せようと試みました。アタリはあるもののエサ取りのようです。発泡玉をつけ置き竿の仕掛けを変えてエサをアピールするものの良い反応はありませんでした。

ゲスト顔見せ(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

そんな中潮が緩み始めたので、魚を20m近辺にステイさせようとまきエサを入れました。

ゲスト手中(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

急に訪れるアタリ

沈黙が続く中、スタンディングタックルで10m程先の沈み瀬の壁に仕掛けを這わせているとアタリがありました。コツッ!とアタリが来たのでそのまま食い込むのを待つこと数秒。穂先が少し持っていかれ、更に待つとゆっくり胴まで入ったので、すかさずアワセを入れました。5号竿がしっかり曲がるいい引きです。

2kg級のクエがヒット(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

瀬に突っ込んで行くので、もしかして本命かな?と思いながらもドラグMAXでパワーファイトをしました。そして浮上してライトを照らすと、本命のアラでした。視認した瞬間は初アラに興奮しましたが、気持ちを落ち着かせて慎重にキャッチししっかり記憶に留めました。

仕留めたクエ(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

次の目標は10kgオーバー

今回キャッチしたのは48cmの2kgとコアラでした。しかし2年近くかかってやっと釣っただけあって嬉しさが何倍にも膨れ上がり、自分の中では今まで仕留めた大物よりも価値ははるかに上をいってます。今後もフィールドに通い詰めて10kgオーバーを次の目標にしようと思いました。

クエの刺身(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

刺身と炙りで食しましたが、やはり高級魚と言われるだけありその味は格別でした。釣れる時は波止からでも簡単に釣れるみたいなのでみなさんも高級魚「アラ」を狙ってみて、その引きと味を堪能してみてはいかがでしょうか。

クエの炙り(提供:TSURINEWSライター多賀英二)

<多賀英二/TSURINEWSライター>

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