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家庭内別居を始めて夫が変わった…そのとき妻は #3「どういうつもり?たった一度だけ…」

ウレぴあ総研

配偶者に愛想が尽きて家庭内別居を始めた場合、元のような愛情ある関係に戻るのはなかなか難しいもの。

このままでもいいと思っていたけれど、夫のほうはそうではないようで、家庭内別居を始めてから新しい姿を見せてくるときもあります。

変化を受け止めるのも勇気がいることで、そんな夫にどう対応したか、妻たちのリアルを実録でご紹介します。

ハピママ*

「私が仕事をがんばって昇進して、給与も上がったのが気に入らない夫は『家族をないがしろにするな』と責めてくるのがストレスでした。

でも、息子の習い事の送迎も学校のことも全部私だけがやっていて、夫は無関心。

『あなたの言う家族って、自分だけじゃないの?』とあるとき嫌味を返したら、『俺だってがんばっているのに』と怒り出して、その夜から寝室を分けるようになりました。

幸い、物置に使っている部屋にスペースがあるのでそこを自分のものにしましたが、情けなくて涙が出ましたね……。

息子は、授業参観にも来ない父親より私のほうに当然懐いており、息子の部屋でゲームしたり宿題をしたり、食事もふたりだけで食べるようにして、家庭内別居が始まりました。

これで息子に手を上げたりしたら離婚だと決めていますが、プライドの高い夫はそれもせずひとりで自分の分だけ洗濯をするなど、勝手にやっています。

ただ、一度だけ日曜の夜にご飯を作ったことがあって、びっくりしました。メニューは簡単なものだったけど、息子と買い物から帰ったらテーブルに3人分のお椀が並んでいて、夫が『俺が作るから』と。さすがに拒否はできなくて仕方なく食べましたが、やっぱり気まずかったですね。

私も息子も一応お礼は言いましたが、夫がキッチンに立ったのは結局このときだけで、『家族のため』のパフォーマンスか何かだったのではと思っています。

夫が作ったからには私もやらないと何か言われると思い、その後数回夫の分の食事も用意しましたが、夫はやはり『ありがとう』など言わないのですよね。

変わっていないと確信して、それからはまた家庭内別居を続行して様子を見ているところです」(40代/公務員)

家庭内別居が始まってから家族のために何かしてくれても、それを「パフォーマンス」と感じてしまうのは、やはりそれまでの夫の姿に理由があります。

考えないといけないのは、この後のこんな夫の姿こそ素であると忘れないことで、本当に良い方向に変わったのであれば感謝の言葉が出てくるはず。

見せかけの変化に流されず、家庭内別居を続けるかどうかをしっかりち見極めたいですね。

(ハピママ*/弘田 香)

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