春は夜桜も◎ 昼は食堂、夜は居酒屋。古城の森を眺めるのどかなトラットリア【コッテロ】高岡まちなか古城公園すぐ
お花見やピクニックが楽しい季節。
春の日射しや風を感じながら、ぶらりと歩いていつもと違うランチやスイーツを味わう…それだけでいつもの何倍も贅沢な時間になりますよね。
とりわけこの時期は開放的なテラス席や窓ぎわの席から桜の花や萌えるような緑が眺められると、なんだかトクした気分になります。
春には桜、秋には紅葉の名所として知られる高岡古城公園、その濠のほとりで風光明媚な借景を楽しみながらパスタやピザを楽しめる「コッテロ」は、まさにそんなときにぴったりの店です。
高岡まちなかの桜や紅葉の名所
古城の赤い橋と森を目の前に見るトラットリア
富山県内でも有名な桜の名所「高岡古城公園」は、加賀藩2代藩主の前田利長が築いた高岡城の跡。市の中心部にありながらほとんど築城時のまま残されている水濠や人の手をあまり加えていない自然が特徴で、春には梅や桜、秋にはカエデやケヤキの紅葉などを楽しめる風光明媚な都市公園として知られます。
そんな高岡古城公園の南側、二の丸跡から高岡大仏や御旅屋通りへと向かう駐春橋のたもとに気軽に本格的なイタリア料理を楽しめる店があります。
店の前には広いウッドデッキとテラス席。
道路の目の前までせり出すようで、晴れた日には屋外の空気や日射しをそのままに食事を楽しむことができます。
テラス席のホワイトボードにはランチメニューが手書きされています。
鉄パイプの簡易的な屋根もあいまって、親しみやすい店の雰囲気が伝わります。
ちなみにランチメニューはInstagramでも配信されています。
事前に確認してから出かけるのもいいですし、手書きのメニューを楽しみに「今日は何だろう?」とワクワクしながら出向くのも楽しそうです。
古城の森を窓越しにパノラマで。春はライトアップされた夜桜も
「昼は食堂 夜は居酒屋」がコンセプトのコッテロ。
「地元の皆さんに気軽に足を運んでもらいたいので、あえて“カフェ”じゃなくて“食堂”というイメージ」と話すのは、オーナーの吉本大志さん。
開放的なテラスや木材がふんだんに使われた明るい店内はおしゃれなカフェ&レストランといった装いですが、目指すのはもっと親しみやすくおおらかなイタリアの大衆食堂、トラットリアです。
かつて東京のイタリアンで働いていたという吉本さんは、イタリア料理やお酒をもっと気軽に楽しんでほしいという想いがあるんだそう。
店の北側、古城公園の外濠に面した一面はガラス張りになっていて、四季折々の風景を眺めながら食事を楽しむことができます。
なかでも、桜が咲くシーズンの景色は格別。
華やかさと落着きを併せ持つ古城の自然は、日本らしい感受性をくすぐってくれますが、さらにライトアップされた夜桜はなんとも言えない妖艶な美しさです。
この夜桜を眺めながら楽しめるのが、高岡や近隣のブルワリーで作られたクラフトビール。
古城と一緒に高岡の文化と産業を支えてきた金屋町をイメージした「金屋エール」は、ホップのフルーティーな香りが上品な景色とマッチします。
アルコールが苦手な人には自家製のクラフトコーラ、ジンジャエールも。
ピザ&パスタ 迷うこと必至のコッテロランチ
ランチタイムは、ピザ・パスタそれぞれ3種類の中からひとつを選ぶスタイルです。
トマト系・クリーム系・オイル系などのバリエーションがあってどれもおいしそう…店内に入ってからも迷っちゃいます。
ピザ生地は2日間の低温発酵で耳までソフト
結局、迷いに迷って決められず…店員さんにオススメのものをお願いしてみました。
香ばしい磯の香りとともに運ばれてきたのは、「ホタルイカとブロッコリーとオリーブ」のピザ。
この時期の富山の旬の食材、ホタルイカをたっぷりと使ったトマトソースのピザです。
2日間低温発酵しているというピザ生地はしっとりとしていて、耳までソフト。
ホタルイカはプリッとした食感を残しつつ、適度な塩味がトマトの酸味と甘みが効いたソースをよく合っています。1枚まるごと、結構ボリューミーなんですが、ペロリと平らげてしまいました。
300円のランチサラダは、大きな皿に数種類の野菜が山盛り。自家製のオニオンドレッシングはタマネギの苦みと甘みに深みがあり、クセになる味わいです。
食後のデザートはプラス400円でこだわりの焼き菓子と飲みものを楽しめます。
古城を彩る春夏秋冬の景色もごちそうになるイタリアン。
桜の開花時期は混雑するため、事前予約がオススメです。
【コッテロ】
住所 富山県高岡市大手町1-20
営業時間 <ランチ>11:30~14:00(L.O.)
<ディナー>18:00~21:00(L.O.)
定休日 水曜