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ジュビロ磐田のルーキーMF川合徳孟がU-22選抜の合宿中に小野伸二さんからもらったアドバイスとは…

アットエス


ジュビロ磐田のルーキーMF川合徳孟選手が4月20日のブラウブリッツ秋田戦で、リーグ戦初ゴールを挙げました。後半38分、MFジョルディクルークス選手の右クロスをヘディングで合わせた得点は、クラブの年少ゴールで歴代2位の記録となりました。川合選手はJリーグに所属する19~22歳の若手選手の育成と強化を目的に結成したU-22選抜にも選ばれ、4月21~22日に千葉県内で行った合宿に参加しました。

「ボールを受ける前にどれだけ周りを見ておけるか」

-U-22選抜は2日間の合宿で、関東大学選抜とも対戦しました。
同年代のマリノスの耕平(望月選手)だったり、本当に前と比べてフィジカルという部分ですごい成長しているなというのを感じて、自分も負けていられないなと思いましたし、もっともっと付けていければなと思いました。

-選抜チームに小野伸二さんがコーチとしていました。アドバイスなどはありましたか。
間でうまく受けられているから、そこは継続してと言われました。もっともっとゴールへ、自分でシュートを打ったりすることが選抜の時に少なかったので、もっと怖い選手になれるように、いろんな選択肢を持ちながらやっていったら、そこを課題にやっていったらいいんじゃないかと言われました。

-そこは自分として伸びしろとして感じていた部分ですか。
はい、もっともっとゴールに関われる選手になっていければいいかなと思います。

-チームではリーグ戦初出場、初得点と来て、次に目指すところは?
チームに継続して貢献し続けるというのは本当に大事にしたいですし、それを継続していれば、自然と代表にも呼ばれると思うので、まずは自分のチームで活躍できるように、これからも頑張っていきたいと思います。

-先発も見えてきているのでは。
そうですね、はい。目指しています。

-25日から連戦となります。
毎試合フルで出ているわけではないので、コンディション的には全然大丈夫です。

-秋田戦のゴールの振り返りを。フリーになってシュートを打っていました。
ジョルディがサイドで持った時に、縦だったり、中に仕掛けて、最後にクロスというのは毎試合見ていてイメージもあったので、サイドで1対1を仕掛けてもらって、そこで自分が中に入ってより多くの人数をかけることは意識しました。

一輝くん(川崎選手)がファーからニアに行ってくれたことで、本当に一瞬ですけど、あのスペースが生まれたので、そこにボールが来ればフリーで打てるなと思ってポジショニングを取りました。

-トラップのボールの置きどころがすごくいいですね。
昔からあまり大きい方ではなかったので、取られないためにというのはあります。上手い選手の真似もしていました。そういう癖がついてるのかな。

ユーチューブなどでいろいろあるじゃないですか。そういうのを見たりしていました。フットサルもやっていたので、足元の止める蹴るはフットサルで付いたのかなと思います。

-視野の広さはどのように身につけましたか。
小学校からの積み重ねだとは思うんですけど、ボールを受ける前にどれだけ情報を、周りを見ておけるかというのは大事だと思います。

(試合後に)動画を見てこっちの方が良かったなとかはいつもありますけど、毎回動画で反省しながら次に生かせないかというのはやっています。次に同じ状況になったときに、そのプレーを生かせるようにというのは意識しています。

-次節4月27日に対戦する大分トリニータのイメージについて。
球際は本当に戦ってくるチームなので、秋田のときもそうだったんですけど、デュエルのところ、本当に基礎のところで1人1人が勝てないと(試合に)勝てないと思うので、そこは大事にしたいなと思います。

-秋田戦の得点はクラブの歴代2位の年少ゴールでした。後藤啓介選手(アンデルレヒト)が1位で、高原直泰さん(沖縄SVのCEO)を抜きました。
そうなんですか。知りませんでした。

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