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大量荷物をランドセルに合体! 夏休みを迎える“小学生あるある”に共感の声

おたくま経済新聞

大量荷物をランドセルに合体! 夏休みを迎える“小学生あるある”に共感の声

 夏休みを目前に控えた小学生にとっての大きな悩みの1つは、大量にある荷物をどう持ち帰るかということ。

 Xユーザー「トリッシュ」さんの8歳の息子さんは、リコーダーやピアニカ、水筒といったたくさんの荷物を、ランドセル1つに“合体”させるという方法を編み出しました。

【荷物を持ち帰るのを後回しにした結果】

 このほどトリッシュさんがXに投稿したのは、終業式から帰ってきた息子さんのランドセルの画像。

 蓋と本体の隙間にリコーダーとピアニカをはさみ、さらにピアニカには巾着をくくりつけ、上部にある持ち手の部分に水筒のベルトが結びつけられています。戦隊シリーズに登場する巨大ロボの、最終形態のような姿。

 同級生たちが修了式を前に計画的に荷物を持ち帰る中、後回しにした結果の大荷物のようですが……このランドセル、長期休み前の計画的な荷物持ち帰りが苦手な小学生だった人なら、誰しもが見覚えのある姿ではないでしょうか。

 投稿のリプライ欄にはかつて小学生だった人たちから「ワシも色々挟み込んでた」「俺も毎回そうでした」「夏休み前の小学生あるあるですね」といった声が多く寄せられています。

 かくいう筆者も似たような姿で終業式終わりの帰り道を歩いた記憶が何度もあります。

 筆者の場合は息子さんの状態のランドセルに加えて頭に防災頭巾、手提げに大量の教科書とプリント、両手に朝顔の鉢植え、脇に絵の具セット、首に体操袋といったフルアーマー状態。子どもが歩いているのか荷物が歩いているのか分からないような姿だったと思います。

 トリッシュさんによれば、小2あたりから徐々に荷物をまとめて持って帰って来ることが増えたという息子さん。しかし「手持ち分がなく、全部ランドセルにつけて帰って来たのは今回が初めてです」と話しており、今年の夏は例年よりもパワーアップしたとのことです。

 パワーアップのきっかけについて「ランドセルの性質をうまく利用できるようになったんでしょうね」と、息子さんの成長を実感するトリッシュさん。「多少無理やりでも、ランドセルのホックさえ止まればいいや!くらいの感覚で、自分で思いついたそうです」とも。

 どうやら極限状態に置かれた小学生は、自然とこの姿に進化を遂げるようですね。

 しかしここまでして両手を空けておきたかったのは、荷物が大量だったのとは別に「虫を捕まえたいから」という理由もあったそう。

 息子さんは、基本的に両手が空いていないと落ち着かない性格のようで、空いた両手で「虫はもちろん、落ちてるネジや、ワッシャーなんかを拾う」のだとか。

 そんな息子さんは、苦労して荷物をランドセルにまとめた結果、無事にセミとカマキリを捕まえることができたそうです。

 荷物も無事に持ち帰り、昆虫もゲット。最高の夏休みのはじまりですね。

<記事化協力>
「トリッシュ」さん(@torish935)

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025072203.html

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