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41歳高齢初産。夫と育児に奮闘!私が感じたことは…

たまひよONLINE

ライターの【まき】です。40歳で結婚、41歳で娘を出産しました。結婚したのは私が39歳、夫が40歳。ともに子どもを望む気持ちはありましたが、年齢的に授かることは難しいだろうとも思っていました。

期待半分、あきらめ半分だった高齢での妊娠!


あきらめ半分だったこともあり、妊娠検査薬で陽性が出たときには信じられない気持ち。病院で赤ちゃんの心音を聞いたときには涙が出ました! 喜びはもちろんですが、驚きも相当でした。

つわりが始まると、食べ物の好みがかたより、思うように動けなくなりました。のんびりしている夫は比較的、私に合わせてくれ、私が家事などをできないことにも寛大でした。(だからと言って積極的に代わってくれるわけではありませんが…。)

つわりで食事が作れず、「できれば外食か、何か買ってきて食べて欲しい」と夫に連絡したときのこと。夫が自分のものだけでなく、「食べられそうなものを買ってきたよ」と、私が食べたがっていたものを買ってきてくれて助かりました。

「友だちの言葉」を借りて夫に伝え、一緒に楽しむ


私が夫との関係を良好に保つため、妊娠期に工夫していたことがあります。それは、「友だちの言葉」として、夫に妊娠や出産のことを伝え、一緒に話す機会を作ることです。

例えば、「妊娠、出産は一番大変な時期だから、そのときの夫のありようで、その後の夫婦関係が変わるんだって」という年下の友人の言葉。何度、繰り返して伝えたかわかりません。

このように友人の話や、雑誌に載っていたことを夫に「こんなだって-」と話すことで、お互いに『妊娠・出産した一般的な女性の意見』を客観的に受け止めていろいろと話すことができました。

それで、私にその時期がきたとき、私もあれこれ夫に要求せずにいられたし、夫も心の準備ができていたと思います。その工夫のおかげか、夫は私と妊婦健診に合わせて代休を取ってくれたり、帰宅後、一緒に散歩に出かけてくれたり…と、夫も一緒に妊娠生活を楽しんでくれたように思います。

男性が育児になれるのは時間がかかる!


夫は、よく気がつく方ではありません。それは出産後の育児に関してもそうでした。そのため、最初のころは夫に対して不満もありました。

例えば、11月生まれの娘と車で出かけるとき。あらかじめ車を暖かくしておいて欲しい、荷物は先に全部積み込んでおいて欲しい…。「私が赤ちゃんのお世話をしている間に、その一歩先を行って環境を整えて欲しいのに」と、イライラ。

久しぶりに帰省して友人に会ったときのこと。その希望を話すと、「あんた、何様~? そんなことできる人、ほとんどおらんやろう」と言われ、みんなで大笑いしたことを思い出します。笑いながら、友人の言葉に「なるほど」と、思い直しました。

そんな夫でしたが、少しずつペースをつかんでいきました。「ムリなこと」ではなかったのです。翌日仕事が休みのときには「俺が一緒に寝るから、今日はひとりでゆっくり寝たらいいよ。夜中におなかがすいて起きたらミルクをあげとくから」と、娘とふたりで寝てくれたこともありました。

娘がハーフバースデーを迎えるころには要領を得てきて、1歳を迎えるころには結構、頼りになるように! 本当に、夫にたくさん助けられました。ママもですが、パパも、「パパらしくなっていくのには時間がかかるんだ」と、つくづく思ったのがこの頃です。

自宅と出産のための里帰り先は、車で2時間半の距離でしたが、夫は入院してから出産まで週に何度も往復してくれました。それを知ってか、娘はちゃんとパパがいてくれる日に生まれてきてくれました。
今でも家事はほとんど手伝ってもらえませんが、娘とよく遊んでくれるので助かります。娘はパパが大好きで、夫が帰宅すると走って玄関まで迎えに行き、離れません。パパも少しずつ育児になれていきます。夫とたくさん話す機会を作ること、長い目で見ることが大切だと実感しています。

[まき*プロフィール]
39歳で結婚。ありがたくも40歳で妊娠。41歳で出産し、娘が1歳半を迎えたころに職場復帰。2年勤務の後、退職。来月からは新天地でまたパート勤務予定。次々に押し寄せる生活の変化を楽しめるのは夫の協力のおかげです。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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