「ユニクロ」の35歳男性店長が試着室での女子中学生の盗撮容疑で逮捕
東京都豊島区にある「ユニクロ(UNIQLO)」のアトレヴィ大塚店に勤務する店長の男性(35)が盗撮の容疑で警視庁に逮捕された。逮捕された高橋昂平容疑者は、「ユニクロ」の店内の試着室で女子中学生の下着姿をスマートフォンで撮影した疑いがもたれている。高橋昂平容疑者は容疑を認めているという。
「ユニクロ」を運営するユニクロ社は10月31日に、「本件の詳細につきましては現在確認中ですが、被害を受けられたご本人様、並びにご家族の皆様に多大なご迷惑とご心痛をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます」との謝罪文を出し、店舗における再発の防止と信頼の回復に向けて、全力を尽くしていくとしている。
未成年の女性に対する盗撮は後を絶たない。2023年には中学受験塾の四谷大塚の男性講師が女子生徒の下着を教室内でスマートフォンで盗撮し、逮捕されている。この男性講師は、盗撮した画像をグループチャットで共有するなど悪質極まりない。今年3月、東京地裁はこの男性講師に懲役2年、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を言い渡している。
四谷大塚は、男性講師が逮捕されたことを受けて、保護者がライブ映像で教室を確認できるシステムを導入し、さらに講師らには動画などの撮影ができるスマートフォンなどの機器の教室への持ち込みを禁じた。
「ユニクロ」に限らず「女性が着替える」場所を併設する店舗は、こうした盗撮されるリスクがどうしてもある。こうした犯罪から女性や未成年を守るために、対策が求められる。