郷土の王者を語る 座間の元ボクサー
元プロボクサーの荒谷龍人さん(37)=相模が丘在住・人物風土記で紹介=が2日、スカイアリーナ座間で開かれた座間市主催のイベントで、同市出身プロボクサーで世界スーパー・バンタム級四団体統一王者の井上尚弥選手(防衛3回)と前WBA世界バンタム級王者の井上拓真選手について語った。
講師に招かれた荒谷さんは、尚弥選手の「当たり前のことを当たり前にできる凄さ」や拓真選手の「ディフェンス能力の高さ」などを解説。KOパンチの特徴や試合観戦のポイントなどについて説明した。
講演を終えた荒谷さんは「現役時代は地域の方々に支えて頂いた。こうして地域に恩返しする機会を頂けて嬉しかった」と話していた。
この日は、井上尚弥・拓真後援会(工藤元会長)もボクシング体験マシンやグッズ販売などでイベントに協力した。