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100年後の豊かな海と食のために シェフと学べる食のコミュニティ「THE BLUE COMMUNITY」リニューアル

ELEMINIST

「100年後の豊かな海を創る」というゴールに向かい日本のトップシェフ達とともに、海と魚を学ぶことができる食のコミュニティ「THE BLUE COMMUNITY」が7月3日にリニューアルオープンを控え、事前募集を6月15日から開始している。

日本の資源である魚を守り、食文化を未来につなげたい

持続可能な海を目指した啓発活動等を行うフードジャーナリストとトップシェフのチーム、一般社団法人Chefs for the Blueは、海と魚についてともに学び、食文化を未来につなぐための飲食店関係者向けコミュニティ「THE BLUE COMMUNITY」を2024年7月3日にリニューアルオープンする。それにあたり、事前募集を6月15日から開始している。

新たにコミュニティ専用オウンドプラットフォームを導入することにより、会員相互のコミュニケーション充実を図り「100年後の豊かな海を作る」ことの実現を推進している。

オンラインコミュニティ「THE BLUE COMMUNITY」開設のきっかけ

2017年、代表の佐々木ひろこ氏がフードジャーナリストとしての仕事を行うなかで、日本の海や魚の危機的現状を知り、大きなショックを受けたことがきっかけだった。

シェフの集まる勉強会をスタートし、その後、一般社団法人Chefs for the Blueを立ち上げることになる。

さまざまな啓発活動を続けるなかで、大切な日本の資源である魚を守り、食文化を未来につなぐために、さらに多くの仲間とともにこの輪を大きくしていきたいという思いを抱くようになっていった佐々木氏。

活動の幅を全国のシェフ・料理人、レストラン関係者、食に関心の高い人々へ広げるために、2023年11月、オンラインコミュニティ「THE BLUE COMMUNITY」を開設した。

リニューアルと新プラットフォーム導入を行った背景

開設以降これまで、Instagramの非公開アカウントを利用してラジオやレシピなどのコンテンツを一方向で共有するメディア型のコミュニティ運用をしていた。

一方的に学びを得るコミュニティ形態になっていたことから、メンバー同士の交流が起きず、Chefs for the Blueが強く掲げる「ともに学び、ともに考え、ともに伝える」というコンセプトを体現できていない課題を感じていたという。

世界の水産資源の危機が叫ばれるなか、Chefs for the Blueの活動が「共感、共創」を生むプロジェクトになるためには、会員間の双方コミュニケーションの活性化が不可欠という考えからリニューアルを決定。

メンバー同士の交流が活性化することに長けているOSIRO(コミュニティ専用オウンドプラットフォーム)への移行に踏み切った。

リニューアル後 4つの特典

①メンバー同士のコミュニケーションの場として活用できる

今まで一方的な情報の提供が多かったコミュニティだったが、リニューアル後はメンバー同士の双方向の交流が可能となる。

②各トップシェフ達のサステナブルな活動の共有

Chefs for the Blueに所属する42名の日本を代表するトップシェフ(モデレーターシェフ)達も参加。コミュニティメンバーの特典として、法人代表とモデレーターシェフによるさまざまな知見を公開、モデレーターシェフが主催する食を楽しむイベントへの参加や水産現場へのフィールドワークなど「THE BLUE COMMUNITY」ならではのコンテンツが用意されている。

③さまざまなスタイルのコミュニケーションが叶う

チャット機能を活用したリアルタイムのやりとりにより、いつでも気軽に情報発信や交流ができ、また過去の情報も見返しやすく、ストレスなくコミュニティの情報を活用することができる。

④同じ志の仲間を募ることができる

地方在住でともに学ぶ仲間が身近にいないというジレンマを抱えて来た人でも、自身のプロジェクトを発足して仲間を集めることが可能となる。また志が同じメンバーが連携することで、新たなプロジェクトをコミュニティ上で生み出すこともできる。

「THE BLUE COMMUNITY」日本のトップシェフ達と「ともに」学べる環境

事業のコンセプトでもある「100年後の豊かな海を創る」というゴールに向かい「ともに学び」「ともに考え」「ともに伝える」活動を通じ、海と魚を学ぶ食のコミュニティ。

Chefs for the Blueに所属する42名のトップシェフ(モデレーターシェフ)達も参加。コミュニティメンバーの特典として、法人代表とモデレーターシェフによる海に関する音声メディア配信や月4回発信されるコミュニティ限定のレシピの公開、モデレーターシェフが主催する食を楽しむイベントへの参加や水産現場へのフィールドワークなど「THE BLUE COMMUNITY」ならではのコンテンツが用意されている。

コミュニティメンバーは誰でも参加できるトップシェフ達と行く漁港視察

事前募集期間:
2024年6月15日(土)〜6月30日(日)
コミュニティオープン:2024年7月3日(水)

「THE BLUE COMMUNITY」会員向けページ

Chefs for the Blue代表/「THE BLUE COMMUNITY」主宰
佐々木ひろこ氏 コメント

「Chefs for the Blueの活動は、2024年5月で8年目を迎えました。料理人が海の危機に向き合うという日本初だった試みも、今では料理界のさまざまな方々に知られるところとなり、『私も海の現状について知りたい』『勉強会に参加できないか』など、チーム外からも多くの声をいただくようになりました。

このコミュニティの対象は、料理人やサービスパーソン、レストランオーナー他、飲食業や食に関わるお仕事に就かれている方々を中心に考えています。

現在Chefs for the Blueが活動拠点としている東京・京都だけでなく、全国の方々に仲間になっていただきたいと思っています。とくに、各地域の海の課題と向き合っていらっしゃる地方の料理人のみなさまには、ぜひ生の声を届けてほしいと思っています。

また、Chefs for the Blueの活動に共感してくださる一般の方もウェルカム。日本の豊かな海を取り戻し、私たちの食文化を未来につなぐために、THE BLUE COMMUNITYでともに学び、ともに考え、ともに伝えていきましょう」

一般社団法人Chefs for the Blueとは

「Chefs for the Blue」は、東京・京都のトップシェフ約42名(2024年6月現在)を構成メンバーとする料理人チーム。

2017年の設立以来、持続可能な海を目指し、自治体・企業との協働プロジェクトやフードイベント、教育事業などさまざまな活動を行っている。

<法人概要>
法人名:一般社団法人Chefs for the Blue (シェフス フォー ザ ブルー)
代表理事:佐々木ひろこ フードジャーナリスト
理事:岸田周三【カンテサンス】 オーナーシェフ/石井真介【シンシア】オーナーシェフ/米澤文雄【ノーコード】オーナーシェフ/坂本健【チェンチ】オーナーシェフ/花岡和佳男「シーフードレガシー 」代表取締役社長(敬称略)
相談役:村田吉弘【菊乃井】主人

お問い合わせ先/一般社団法人Chefs for the Blue
https://chefsfortheblue.jp/

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