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ヘンリー王子、南アフリカを訪問も「自分の宣伝に利用しているだけ」と冷めた声

Techinsight

単独で南アフリカを訪問したヘンリー王子。初日にはレソト王国を訪れ、セーイソ王子と対面した(『Sentebale Instagram「ICYMI, last week we announced a momentous gathering marking a return to Southern Africa for Co-Founding Patron Prince Harry,」』より)

ヘンリー王子が英国でのチャリティイベントに出席後、南アフリカを訪問した。初日には同国の内陸にあるレソト王国を訪れ、慈善団体「センテベール(Sentebale)」を共同設立したセーイソ王子と対面した。王子は同国の王室メンバーとランチを共にし、セナテ・セーイソ王女とのツーショットも公開された。王子が南アフリカを訪れるのは、現役の王室メンバーだった2019年の公式訪問以来だ。当時はメーガン妃とアーチーくん(当時)を同行させていたが、今回は単独で訪問した。

【写真】焚火の前でチャリティ活動について熱弁したヘンリー王子

ヘンリー王子は単独で英国に一時帰国し、現地時間9月30日にロンドンで開催された「ウェルチャイルド・アワード」授賞式に出席した。

その後、王子は英国を飛び立ち、南アフリカを訪問した。英国滞在中、王子は父のチャールズ国王や兄のウィリアム皇太子に会うことはなかったと報道されている。

ヘンリー王子が南アフリカを訪れるのは、2019年9月以来のことだ。当時は現役の王室メンバーとして妻のメーガン妃と公務を行い、息子のアーチーくん(当時)も連れていた。

しかし、今回はメーガン妃、アーチー王子、そして娘のリリベット王女は米カリフォルニア州の自宅に留まり、ヘンリー王子の単独訪問となった。

王子は現地時間1日にレソト王国を訪問し、同国のセーイソ王子と再会した。両王子は2006年に貧困や不平等、エイズの影響を受ける子どもたちを支援するための慈善団体「センテベール」を設立した。

2人はチャリティイベントに参加した後、焚火を囲んでチャリティ活動について意見を交わした。

ヘンリー王子は「私たちは目標を達成しつつあります。センテベールだけでなく、すべての部門においてです」と述べ、こう続けた。

「このエネルギーと楽観主義の波、そして6歳から25歳までの若者の声が大きな変化をもたらしている。最大の変化が起こるのは、もっとやるべきことがあるとトップの人々が認識し、耳を傾け始めた時なのです。」

なおこの日、ヘンリー王子はレソト王国の王室メンバーとランチを共にしていたことも明らかになった。

レソト国王レツィエ3世とマセナテ・モハト・セーイソ王妃の長女、セナテ・セーイソ王女は、ヘンリー王子と屋外で並んだツーショットを自身のInstagramストーリーで公開した。

写真には、「今日はサセックス公爵をランチに招待できて光栄でした」という言葉が記されていた。

ヘンリー王子がチャリティ活動の認識を高めるために南アフリカを訪問しながら、レソト王国のメンバーと対面したことに対して、SNSではこのような声が多く見られた。

「なんというヒーローぶり。エキゾチックな場所を訪れ、現地で最高のおもてなしを受けて、旅程での写真を撮らせている。まったくもって、この暗い時代に必要なヒーローだよ。」
「彼のあらゆるチャリティ活動は、実際に困窮する人々にどれほど役立っているんだろう。旅費や宿泊費は寄付金から出ているのか?」
「ヘンリーは社会的弱者を自分の宣伝に利用しているだけ。自分を世界の救世主だと思っているみたい。実際には写真撮影のために現れるだけなのに。」

画像は『Sentebale Instagram「ICYMI last week we announced a momentous gathering marking a return to Southern Africa for Co-Founding Patron Prince Harry」』『HRH Princess Senate Seeiso Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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