船橋港でのハゼ釣りで9cm頭に23匹【千葉】ふなっしー直売所が間近なポイントで満喫
7月2日、ゆるキャラ・ふなっしーでお馴染みの船橋へ、ハゼ調査に出かけてきました。潮が完全に止まってしまった後半こそ数が伸ばせなかったものの、潮が僅かに動いていた前半を中心に23匹を手中。当日の様子をレポートします。
船橋港のハゼ釣り
例年、東京湾奥のハゼ釣り場(というよりも全国のハゼ釣り場)の中でいち早く開幕するハゼ釣り場。本来なら6月中に訪れる予定でしたが、今年はスケジュールが合わず、月をまたいでの出撃となりました。
当日は下げ止まりの時間帯にもかかわらず、湊橋近くのポイントで5~9cmのハゼがコンスタントに顔を見せてくれたことから、今年も東京湾奥エリアでのハゼ釣りは大いに楽しめそうな予感。京浜運河周辺、江戸川周辺、養老川周辺、等々。晩秋の落ちハゼシーズンまで、足繁く通おうと思います。
ハゼ釣りの道具とエサ
船橋港でのハゼ釣りは、基本のべ竿でのウキ釣り、もしくはミャク釣りが基本。特に6~7月といったシーズン開幕直後は水深50cmより浅いポイントでの「見釣り」も可能なので、竿は1.8~2.7m程度の短めの竿が重宝します。
ここは潮次第で数釣りは期待できるも、シーズン後半戦においても、15cmを超えるような良型はあまり望めないので、針は袖2~5号、ハゼ針5~6号を持っておけば安心。エサはホタテ、イソメといった、王道のエサでOKです。
朝イチはまずまずの食い
自宅の埼玉から始発電車に乗って1時間10分、京成線大神宮下駅で下車。途中コンビニに寄りつつてくてく歩き、6時に釣り場到着。この日の下げ止まり(潮止まり)時刻は8時半ということで、ハゼがエサを食う時間は2時間が良い所。
筆者お気に入りの湊橋西側の桟橋が並ぶポイントに陣取り、手際よく準備をし、釣りを始めます。
仕掛けを入れると、すぐにウキがヒョコヒョコ!唐揚げにして美味しいサイズのハゼがコンスタントに釣れだしました。
潮が止まるとパッタリアタらなくなる
出だしからコンスタントに釣れ続くも、下げ止まりの時間に近づくにつれアタリは出にくくなり、8時を過ぎた辺りから、どんなに誘ってもウキは動かなくなりました。
それでもあきらめずにちょい移動を繰り返し、少しでも流れのある所を見つけては仕掛けを落とすも……残念ながらどこも同じ結果。
というわけで、途中のコンビニで買ったお茶が底をついた9時に潔く納竿。実は、この日の最高気温は30度を超える予報だったので、「潮が止まって釣れなくなったら終わり」と初めから決めていました。
とはいえ、調査釣行としては潮があまり動かない悪条件下「大いに収穫アリ」。楽しみの続きはハゼのサイズがもうちょっと大きくなる来月にとっておくことにします。
最終結果
下げ止まりが近づく6時から9時まで(実際は8時まで)で、5~9cmが23匹。恐らくですが、暑さが厳しい上げ潮の時間帯(10時以降)に竿を出せば入れ食いだったのではないかと思います。
船橋港はお土産が充実!
釣りを終え、大神宮下駅に向かって歩くと、海老川にかかる船橋橋付近で何やら見慣れない自動販売機を発見。近づいて確かめてみると、それは近年三番瀬で繁殖しているウエルカム外来種・ホンビノス貝の自動販売機でした。
また、そのすぐ近くには船橋市が誇るふなっしー(正式名はフナディウス4世)の公式ショップ・ふなっしーランド本店が。残念ながらこの日は定休日であったため立ち寄ることは叶いませんでしたが、魚以外のお土産も期待して出かけてみるのも面白いかと思いました。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>