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「長田駅前」の再整備工事が完了したみたい。オープンスペースは憩いの場に、バス停にもベンチを増設

神戸ジャーナル

「長田駅前」の再整備工事が完了したみたい。オープンスペースは憩いの場に、バス停にもベンチを増設

地下鉄 長田駅/神戸高速 高速長田駅周辺で進められていた「再整備」工事が概ね完了したようです。神戸市長田区四番町8

長田駅/高速長田駅周辺の再整備工事は今年3月から始まりました。メインの通りは有料駐輪場に加えて放置自転車も多く、広い道幅ながら通りにくい道でした。

再整備計画では、駐輪場は駅周辺に分散し、オープンスペースとしてベンチを追加するなど、駅利用者や訪れる人から親しまれる空間になるよう一新されていってます。

画像:イメージ図は神戸市サイトより

長田駅から地上に出たところ、長田神社前の鳥居を臨む北側には、オープンスペースのベンチがオープンしていました。イメージ通りの雰囲気になってますね。

ベンチはかなりゆとりあるつくりで、お散歩中の親子や駅から出てきた人が休憩している様子が見られました。

7月に訪れた際は、地下鉄に続く階段のところにあった「みんなの掲示板」が掘り起こされていたのですが、今までよりもシュッとした和の雰囲気に一新されてます。

駅前の「バス停」エリアでは、従来からあるお尻の高さの椅子に加えて、低めの茶色のベンチも設置されてました。

学生さんは腰掛ける椅子、お年寄りは茶色のベンチを活用されてました。

バスを利用する人も多いでしょうから、バスを待つ間、座れる人が増えるのは良いことですね。

画像:イメージ図は神戸市サイトより

南側のオープンスペースのベンチも使えるようになってました。待ち合わせ場所として早速活用されているようで、ベンチで合流して移動していくグループがいくつも見られました。

タイルも一新されて綺麗な通りになりました。どっしりとした「五葉松」も長田駅の新たなシンボルになりそうですね。

ただ、通りには「NO PARKING(駐車禁止)」のコーンが立っていますが、放置自転車は減ってはいるもののゼロにはなっていないようです。

今後の再整備計画では、2024年度は南側オープンスペースの仕様を決める社会実験を行い、2025年度に整備工事を行う予定です。

画像:イメージ図は神戸市サイトより

計画案ではバス停側を「自転車動線」、地下鉄出入り口側を「歩行者動線」とする構想でしたが、9月上旬時点では特に動線についての案内は出ていなかったので、このあたりが今後わかりやすくなるのかもしれません。

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